2026-03-01

売れる絵の特徴とは?実体験から思う条件

今回は、人がお金を出してまでほしいと思う絵についてお話したいと思います。

自分の絵が巣立たずに悩んでいる絵描きさんは多いです。
僕も丹精込めて作品を描いても誰からも必要とされていないと心が折れそうな頃がありましたが人が求めやすい要素を意識した事でグループ展や個展などで巣立っていくようになりました。

他者が求める視点を知る事でお求めしやすいスタイルで提供できるようになるので一つの参考としてご覧頂けたらと思います。

【 売れる絵とは? 】

人がお金を出してまで求める絵には、相応の理由があります。
海外では、アートが身近な存在として捉えられていますが日本の場合、絵画は生活に必ずなければいけないという存在ではなく鑑賞者が求める感情や理由が明確です。

また表現性だけでなく作品のサイズも大きく影響するのでそれぞれお話していきますね!

●わかりやすい絵

僕が今まで作品をお求めになられた方の中でよく聞く購入理由が「わかりやすさ」です。
風景画や写実的な絵は、鑑賞者からみて理解しやすく魅力を伝えられやすいですね。

●感情に訴えかける

色彩豊かな明るい絵は、鑑賞者の気持ちを持ち上げます。
写実的な絵が必ずしも売れるというわけではなく色とモチーフの組み合わせによって感動を伝えられます。
抽象的な絵から具象的な絵では、暗い絵より明るい絵が好まれやすいですね。

ただ、単純に明るさだけを持たせればよいわけではなくロウソクの火のような暖かさを持たせる為に暗い色と取り入れるなど安心感を与えるような色合いも必要ですね。

●サイズ

国内で絵を売りたいのなら作品サイズはとても重要です。
なぜなら、国内の場合は敷地が限られており壁一面の大きなサイズだとご自宅や職場では置きにくいからです。
今までの展示会では、手ごろな大きさのサイズの絵が巣立っていきました。
また、お手頃なサイズだと価格帯も数万円からと比較的ハードルを下げられますね。

今までお求めになられたお客様は、作品からインスピレーションが沸いてくるので職場のデスクに置かれたりお店の雰囲気に合わせられるなど自宅以外の場で求められることがありますね。

また、自宅に置かれる場合も家に良いモノを取り入れてくれそうという事で場面は異なれど絵を求める理由が明確です。

ただ、そうなると自分を押し込んで鑑賞者に媚びた絵じゃなきゃいけないのか?というとそういう事ではありません。
このあたりについては、以降にお話ししたいと思います!

【 売れる為に必要な事 】

絵を売るためには、それなりに必要な事があります。
販売に至るまでのプロセスを意識することで売却率を上げられるのでお話していきますね。

●ターゲットを定める

売れる絵というのは、鑑賞者が求めたい要素を満たした時に巣立っていきます。
その為、何を相手に届けたいのか?と、伝えたいことや届けたいモノを設定する事が必要です。

例えば僕の場合は人々に身近な習慣である食をテーマにした作品を描いたりそれに沿ったグッズを販売したりですね。

飲食店なら和食居酒屋で日本酒や焼酎など和食に合うお酒が用意されていますね。
ただ、ここで日本酒などがなくウィスキーやウォッカなど和食に対して洋酒しかなかったらどうでしょうか?
少なくとも僕は、和食と合ったお酒を楽しみたいと思います。

絵も同じように鑑賞者が求めたいと思う作品に手が伸びるわけですね。

●サイズ・価格設定を見直す

海外では敷地面積が広い為、大きな作品も飾れますが国内の場合は設置面積が限られている為、相応のサイズが求められます。
玄関に50号サイズのような大きな絵はなかなか置きずらいです。
限られた面積でも置きやすいキャンバスサイズを選択する事で鑑賞者もご自宅や職場などに設置しやすくなるので巣立つ確率をあげられます。

ここで伝えたいのは、作品は作家が生み出すモノですが鑑賞者に寄り添う姿勢も必要という事です。
ここで聞き違えてはいけないのが周りに寄りすぎるが為に自分のアイデンティティを押しつぶしてはいけないという事です。

お客様が求めたくても設置できるサイズなのか?
共感性を呼べる作品かどうか?
その人の生活を支える一端となり得るか?

自分自身だけではなくお金を用いて求められる人達の事も意識していく事も大事ですね。

【 媚びなきゃいけないの? 】

作家が表したい絵が必ずしも人が求める絵にはなりません。

「じゃあ、作家の個性を押し込めて周りに媚びた絵を描けば良いの?」、というとそういうわけではありません。

むしろ、媚びた絵というのは何の魅力を持ちえません。
必要なのは、作家自身のアイデンティティと周りが求める絵の間を繋ぐ事かと思います。

例えば、現代では日本食が世界各地で店舗を構えて人気なフードとして捉えられていますが全ての店舗が日本と同じ味なのか?というとそうではありません。

その国に住む人たちの味覚に合わせて和食という基盤は崩さずに味付けをする事で受け入れられています。

絵画も似たようなもので作家自身のオリジナリティを根底に置きつつ鑑賞者が親しみを持てるような要素を付加する事で受け入れやすくなるわけですね。

僕の場合、抽象画や半具象画が多かったのですが風景画など写実的要素を含んだ絵を描き始めて販売した時にその絵が巣立ちました。

もちろん自分が描きたい好奇心があるのが前提です。
自分が描きたくもない絵を描くのはなかなか辛いですしそれは、観る側にも伝わります。

自分が描きたいモノと鑑賞者が求めるこの間を意識してみると新たな発見に繋げられますね!

【 必要な技術は? 】

今まで油彩画やミニ原画などで売り上げてきた中で個人的に必要だと思った技術があります。

売れる絵に必要な技術として、「 写実スキル(絵の基礎) 」は必須だなと実感しています。

絵は、無形な抽象画と抽象要素と写実要素を兼ね揃えた半具象画、リアリティある具象画と大きく3つに分かれます。

ここで言う写実スキルの必要性としては、「 表現のふり幅 」です。

僕の場合、昔は抽象画と平面的な半具象画しか描けていませんでしたが絵の基本を身に着ける事で色使いやデッサン力を活かして表現性を広げられるようになりました。

絵の基礎がないと限られた範囲内でしか表せなかった所を大幅に拡張する事が出来るようになったわけです。

言い換えれば、”大は小を兼ねる”ですね!

絵の基礎を身に着けた事で抽象表現から写実表現へと領域を広げ、自分が表したい理想像に近づけた描写が可能となるのでより多くの人たちに感動を伝えられるようになりました。

それは結果として、人が求めたいと思う絵を描き出せます。

抽象画しか描けないのと抽象画&他のスタイルを描けるのであればどちらが良いでしょうか?

あとは、絵の基礎を抑える事で画材への理解や描きだす仕組みなどを意識できるので絵描きとしての総合的なレベルアップにも繋がりますね。

【 作家としての幸せ 】

色々申してきましたがこれらの話を取り入れたからと言って必ずしも売れるわけではありません。

売れる作品もあれば売れ残る作品もありますがその時でも作品に対し、迷いがあったのではないか?、内容をまとめきれてなかったのではないか?など振り返る事で得られる事があります。

それは、現状の自分より飛躍するキッカケにもなります。

作品が売れた時は、僕の場合は喜びもありますがそれ以上にもっとこうしておけば良かったなと改善点を意識しています。

「この絵は良いモノを運んでくれそうです♪」などお言葉を頂く事もありますが、生活必需品ではない絵をそこまで求められた時は、その人の人生に影響を与えるのだと身が引き締まります。

なので天狗になる余裕なんてまったくないですね。

人の目に触れる事で新たな発見もあり、それは表現者としての成長する機会にもなります。

自分が活動を続ける為にも売るという事は大切な事ですが得られるモノはそれだけではないという事をお伝えさせて頂きます。

さて、今回は売れる絵に必要な事についてお話しました。
絵を描く側としては、自分が表したい世界がありますが売るとなった場合、お金を出してまで求めたいと思う作品が売れます。

売れる為には、鑑賞者がお求めしやすい要素を意識しつつ自分の個性を乗せて感動をお届けしていきましょう!!

別で個展などのイベントで人を集める方法についてはこちらでご紹介しております!!

話は変わりますが作品の魅力を強調して伝える方法なども無料でお届けしておりますのでお気軽にご覧くださいませ!

オンラインを活用したマンツーマンでの絵描きサポート
などもご提供しております。

また無料相談も受け付けておりますので
些細なお悩みやご質問などお気軽にお問合せ
ください!

絵の悩みの解決に少しでも繋がれましたら幸いです^^
最後までご朗読頂きありがとうございます!

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA