美術館と博物館の違いと役割とは?歴史から楽しみ方まで!

ご訪問くださりありがとうございます^^
油絵×心像画家の中西宇仁です。
今回は、美術館と博物館の違いと楽しみ方についてお話していこうと思います!
僕も昔は、どちらも同じでしょと思っていましたが違いを知る事で曖昧に体感するのではなく意味のある見方と時間を過ごせるようになりました。
また、見方や触れあい方を知る事で受け身から能動的な鑑賞へと繋がり知識が増え人生に深みを持たせられるようになります。
難しく身構える事もセンス任せではなく堪能出来るお話をしていきますね^^
目次
【 美術館とは? 】
美術館へ行くと絵画や彫刻など芸術品が置かれている場というイメージを持たれているかと思いますが施設としての役割があります。
実は美術館とは博物館の1種であり、美術品をメインに文化遺産を収集・保存・展示し文化に対する教育や普及などを行う研究施設でもあります。
扱う品として、絵画・彫刻・版画・写真・工芸品など芸術品があります。
美術館と博物館は英訳で「museum」と表記されますがギリシャ神話に出てくる芸の女神であるムーサが由来します。
神様の名前が大本だと思うと考え深いですね。
近代に美術館が成立した背景として、フランス革命により美術品が流出した問題を解決する為にしっかり芸術品を守ろうと管理され始めたのがキッカケです。
ヨーロッパ諸国も自国の美術品を守る為に描く地に美術専門の博物館を広げていきました。
話が反れましたが美術館とは博物館の1種であり芸術や文化を保持・伝える専門分野という事を抑えておくと良いでしょう!

【 美術館の役割 】
美術館の中にもそれぞれ役割が分かれています。
それが「展示・保管・研究」ですね。
それぞれお話していきますね。
●展示
表立った活動では美術品の展示ですね。
作家や時代、地域性などあるテーマに沿って作品などの資料を展示したり企業や団体を中心とした展示などの企画展示があります。
ゴッホやモネなどがたまに日本で展示されますがこれも借り受けて展示する企画展です。
僕も過去に公募展に応募し、上野美術館に出した事もあります。
他には美術館が所蔵している資料を展示する常時展示があります。
ルーブル美術館ではモナリザやミロのビーナスなどを所蔵しているのでいつでも会いに行けますね。
不定期で展示される企画展と常に置かれている常設展示の2種類があります。
●収集・保管・修復
美術館が生まれるキッカケとして、自国の芸術品を保護しようという活動から始まりました。
美術品や関連する資料を収集する事も美術館の役割です。
これらの品も雑に置いてしまっては劣化する一方なので紫外線や埃、湿度など劣化の原因にさらされないように保管がされています。
また、劣化が進んでいたとしても専門家の手によって修復が行われ芸術品の維持に勤めている姿もあります。

●研究・教育
芸術にまつわる品や資料について調査研究する事も美術館の役割です。
美術番組でよく学芸員による解説がされていますがこれも研究により作家や作品の歴史や背景を解明されています。
また美術館には図書館にように「知的蓄積期間」の1つとして捉えられており国内でも講義や創作活動場所の提供など教育普及活動を行う所もあります。

美術・芸術品が損なわれぬように保管し、その存在を解明する為に追求し、それを多くの人々へ見せていくのが美術館です。
時代から時代へ引き継がれるこの美術館の役割というのは人間史の中では尊いものなのかなと思いますね。
【 美術館の楽しみ方 】
美術館とはただ作品を展示するだけの場ではないという事が少しわかっただけでも印象は変わったのではないでしょうか?^^
「え~でもセンスがないから関わり方がわからない~」と抱く方もいらっしゃるかと思いますのでセンス任せではない美術館の楽しみ方についてお話しますね♪
●解説を参照する
美術館へ行くと作品や作家について歴史や歩みなど背景が記されています。
1つ例え話をしますが、初めて対面する人が居り何も知らない中で唯一体感できるのが第一印象です。
ただ、接していくうちに最初の印象とは別の印象を抱くようになります。
「最初は怖い人だと思っていたけど話して見たらピュアな人なんだ」と最初と最後で受ける印象が変わる事ってありますよね。
絵画も同様で展示作品のストーリーや描かれた経緯、画家の生涯など背景に触れる事でぱっと見の印象とは別の印象を抱きます。
僕も個展や作品を紹介する時に「背景」を伝えると「話を聞くと別の感覚になりますね」と言われる事がありますし僕も一通り作品を見た後に解説を見てから再度、観賞すると異なる体感を得る事が多いですね。
●見聞・経験による観方
絵画は鑑賞者の感情や価値観、経験によってその観方や体感を変えられます。
その作品の背景が断固とした答えではなく観る人の人生観の中でどう組み立てていくかによって作品の姿も変わっていきます。
●空間演出
これは美術館だからこそ出来る表し方ですね。
照明や構造デザイン、作品の配置など空間環境を作り出す事で空間全体で美術品と関われます。
簡単に言えばムードですね^^
お店でもどんなに素晴らしいお料理があっても酷く汚れていたり料理に合わない内装だと残念です。。。
芸術的環境から入り込むのも大人の嗜みですね^^
●グッズや食事
鑑賞が終わった後は、お土産コーナーへ!
展示内容に関わる画集や雑貨などのグッズも美術館ならではの楽しみです。
僕も気になった展示があった時は画集を買って一人時間を楽しんでいます。
少し値は張りますが美術活動の貢献と思えば嫌な気持ちにはならないのかなと!
美術館によっては施設内で食事をとれる所もあり展示内容に沿ったメニューを楽しめます♪
美術館の環境内容を知っておくと受け身ではなく自分から堪能できますので是非意識して潜ってもらえると有意義なひと時を過ごせるのかなと思います。
【 博物館とは何か? 】
美術館は美術分野専門で博物館の1種であるとお話しましたね。
では、博物館の立ち位置は何なのか?についてお話していこうと思います。
描く物館とは歴史、民謡、科学、技術、美術、交通や平和などあらゆる分野を中心に学術資料な品を収蔵・展示する施設です。
元々は、ヨーロッパのバロック期(16世紀)にて異国の工芸品や珍しい品物などに注目を集めており種類や分野を問わず一か所に集めた博物陳列室が発祥とされています。
王族や貴族など裕福な人達がコレクションとして様々な品々を集めていたんですね。
18世紀までは一部の富裕層のみが楽しんでいましたがフランス革命中にパリで国立自然史博物館が設立され一般公開され始めました。
日本では明治維新後に博物館が開設されます。
ちなみにアジア発の博物館は19世紀のインドで設立されています。
世界での博物館は元々、一部の人達が珍しい品々を集めていた習慣から派生しています。
では、日本での博物館はどうなのか?

●日本の博物館の歴史
国内での博物館のキッカケ。
江戸時代後半では平賀源内やアジアで学んだ本草学者らが同じように世界から集めた珍しい品々を展覧した物産会が催されていました。
「寄ってらっしゃい見てらっしゃい!」で賑わっていたのかなと思いますね。
明治入るとパリ万博参加者だった田中芳男(学者)や町田久成(旧薩摩藩士の官僚)らによって国内での博物館設置が開始されます。
1872年(明治5年)にウィーン万博への出店準備として国内で湯島聖堂博覧会が日本初の博物館とされ、東京国立博物館の創立へと繋がります。
祭りごとが好きな日本人ですから「よっしゃ、海外で盛り上がる為に自分達で博覧会をやって盛り上がるか!!」と活気ついていたのでしょうね^^

【 博物館の役割 】
日本の博物館には「博物館法」という法令があります。
博物館の設置や運営に関する法律で、歴史、芸術、民族、産業、自然科学などに関する資料を収集し保管、展示し教育的配慮や強要、調査研究にレクリエーション等に資する為に必要な事業を行い研究する機関という定義があります。
芸術、とありますが特化した機関が美術館ですね。
対して博物館は自然死や科学、歴史に文化など多岐に渡る分野を受け持っています。
科学展や恐竜展なども博物館で開催されており体験コーナーなんかもありますね。
資料や分野ごとの品を保管し調査研究をている所です。
美術館と博物館は一見すると別の施設ですが分野は違えど専門分野に特化し、保管や調査などを行っている機関です。
いかがでしたでしょうか?
ただアートを観に行く所、科学や歴史など体験や物が置いてある場ではなく人間社会を形成する品や資料を保管し解明する場でもあるという事を意識すると今までより別の視点で楽しめるのかなと思います^^
このような機関があるから現代に生きる私達とこれから先の未来で生まれる人達が過去から伝わってくる存在に触れる事ができます。
タイムスリップする事は出来ないしその品や資料が無くなってしまえばそこで途絶えてしまいます。
人間史を繋げていく中で、美術館と博物館の存在は考え深い所なのかなと僕は思います。
また美術館関連のお話も別でしておりますので気になる方はこちらをご覧ください!
話は変わりますがアート、絵画などを感覚やセンス任せではなくご自身の人生観から実感し、生活に取り入れるお話なども限定してお届けしております。
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少しでもお悩み解決に繋がりますように♪











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