2021-12-06

絵を描く際の構図の測り方!便利な画材♪

おはようございます、服の試着は自分で確認したい油絵×心像画家の中西宇仁です^^

絵を描くうえで多くの方が悩むもの

その1つに、


 見たもの・イメージしたものを
 どのような比率で乗せれば良いのか? 

があるのかなと思います。

僕もそうでしたがそのような時に
比率確認をサポートしてくれる画材
があります。

今回は、その画材である

「 デスケル 」

について、お話していこうと思います^^

【 デスケルとは? 】

デスケルは、絵画を作成するうえで支持体上に
乗せる構図の寸法を整える為に使う画材
です。

正式名称はデッサンスケールと呼びますね。

写真のように四角い板内に縦横線が敷かれています。

これをモチーフにあてることで支持体に対し
どの程度の比率で描けば良いのか?

を確認することができます^^

【 デスケルの使い方 】

①モチーフをセッティングする
②デスケルを手に持つ
③モチーフがデスケル内に収まるように向ける

簡単に言うとこの流れです。

デスケル自体を支持体と見立てることで、
実際の支持体に対しどの位置にモチーフを置けば良いのか?

何処と何処をポイントにして線を描けば良いのか?

など、イメージと確認を取る事ができます。

このようにデスケル内にモチーフを収めて比率を確認
することができます。

【 どういう時に使うの? 】

支持体に絵の下書きを描く際に思ったように
綺麗な線を描けないなぁ
、と感じることもある
かと思います。

目安もない状態で線を描くのは意外と難しいので
線と線を繋ぐまでの中間地点を決める場合などで
このデスケルは、描き手をサポートしてくれます。

購入する際ですが現物を直接見ることを
オススメします。

今の世の中、ネット通販で仕入れることができますが
目視で見て、手に触れることで自分に合うかどうかの
見方は大事です。

特に比率を確認する道具であれば
微妙な加減、というのもあるので
なおさら自分の目で確認するのが良いでしょう。

【 デスケル使用時の注意点 】

デスケルは支持体のサイズによって種類が
分かれています。

自分が使う支持体のサイズに合うデスケルがない場合は、
モチーフにかざす際、距離を縮めたり離すなどすることで
全体のバランスを見ることもできるます。

もし、自分に合ったデスケルがない場合は
どうするのか?

と言いますと、

” 自分で作ってしまう! ”

のも1つの手です。

デスケルは、簡単に言えば
プラスチックの板に縦線を記したもの

です。

なので、適当なプラスチック板を用意して
カッターナイフなどで切り取り
そのうえに等間隔で線をマジックペンなど
で描けば、

お手製のデスケルが出来上がります!!

また、デスケルは比率を確認する道具として
便利な面もありますが、

個人的には、ある程度
描き続けたら使用頻度を下げていくと良いです。

僕の場合、油絵を描き始めたばかりの頃は使用
していましたが道具を使うより自分でモチーフを
目視して、支持体に描き写すほうが構図バランス
を見る目が養われました。

もちろん最初はキャンバスに描いてはバランスが
悪く消してはまた描き写す

ということを何度も繰り返しました。

苦労はしましたがそのおかげで
目視で見たものをフリーハンドで支持体へ
描き写すことができるようになりました。

絵画を描くうえで大事なのは、そのままの
姿を描き写すのか?

それとも姿に秘められた何かを描くのか?

絵を描き続けるのであれば内なるものを
見る見方も養う必要があるので
型にハマりすぎないことが大切
です。

型にハマると自分の良さを広げられなくなるので^^;

絵の描き始めは、比率をキャンバスに乗せるのに
苦労する中間地点です。

そんな時にこのデスケルは、支持体へどう乗せるか?

を、サポートしてくれる画材ではありますが、

人間だれしも、慣れというものがあります。

筆、絵の具も使い続けることで手に馴染んできます。

それと同じでキャンバス上に下書きを何度か描き続けることで
目視で見た、または心で見た姿をどのような間隔で支持体へ
乗せれば良いのかがつかめてきます。

デスケルはいわば、初めて自転車を乗る時に使う
補助輪の役割ですね。

自転車に乗るのに慣れてくれば補助輪を外します。

デスケルもそのような位置づけだと僕は思います。

比率の考え方は、デスケルだけではなく
他の方法もあるので今後も他の比率確認方法
もお話していこうと思います!!

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では、今回はこの辺で!

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