油絵の正しい保管方法:長持ちさせる飾り方や劣化対策
ご訪問ありがとうございます。
油絵画家の中西宇仁です。
今回は、油絵の保管方法についてお話したいと思います。
油絵は長い時間の中で絵具の状態が変化していきます。
保管方法によっては、カビやひび割れ、変色し作品の寿命を短くしてしまいます。
人の肌と同じで適切な保管をする事で長く時を過ごせられるようになります!
目次
【 油絵が劣化する原因 】
油絵が劣化する元となるのは空間環境に左右されます。
特に日本の場合は四季があり気候の影響はどうしても受けてしまいます。
それぞれ劣化する原因をご紹介します。
●直射日光
油絵の状態が悪くなる原因の1つが直射日光です。
太陽の光には紫外線が含まれており油絵具が色あせてしまいます。
油絵具を室内に置く時はなるべく直射日光を避ける位置に置けるのが良いですが難しい場合は、紫外線をカットするカーテンを窓に用意するか額縁に付属されているUVカットするアクリル板を設けると作品の保護に繋がります。
僕の場合、作品を届ける際に額縁は無料で付属しているのでアクリル板がついている状態でお手元に届きます!

●温度・湿度
湿度、湿度は油絵具だけでなくキャンバス自体にも影響を与えます。
キャンバスは麻や木枠が使われていおり、温度の上昇により収縮や膨張が発生し絵具がひび割れたり剥がれる原因となります。
ただ、僕が自分で描いた作品の中には15年以上経つものもありますが劣化は見かけていないですね。
ただ、倉庫や箱に入れっぱなしだと熱や湿気がこもるのとエアコンや加湿器の近く、窓際など温度と湿度の状態が目立つ所には置かないようすると良いですね。
湿度が高い場所に置いておくとカビが発生するので通気性が良い所なら安全です。
●煙・埃
油絵は埃や煙の影響を受けます。
料理をする時には煙に調理油などが含まれているので油絵の敵です。
裸の状態でキッチン周りに置いておくとそのまま煙やを受けてしまうので離れに置くか額縁に入れておくと良いですね。
埃も同様で特に油絵は油分を含んでいるので表面が多少ベタベタしていると埃が付着すると取り除くのが難しくなるので清潔な場所に配置すると良いですね。
油絵は空間内の環境の影響を受けやすいのでなるべく清潔な所に置くのが理想です!
【 油絵を保管する前に確認したい事 】
油絵は他の絵具と違い、乾燥するまでに時間が掛かります。
また絵具が乾燥していたとしても作品を保護する為の処置がされているかどうかも事前に確認しておくと良いですね。
油絵具は、空気に触れる事で化学反応が起こり少しずつ乾燥していきます。
基本的に完全乾燥までには、半月掛かりますが絵具の厚さが薄ければ待っても2か月ほどでしょうか。
厚塗りされているとそれだけ乾燥までに時間が掛かるのでお手元に届く時には、絵具が乾燥されているかどうかを確認しておくと良いです。
あとは、保護用の処置がされているかどうかですね。
油絵具が乾燥された後、埃や外気から守る為のワニスが塗られているかも出来れば聞いておくと良いでしょう。
僕がお届けしている油絵作品は、完全乾燥した後に保護用のニスを塗ってお届けしております。
【 油絵の正しい保管方法・保管場所 】
油絵の適切な保管方法は、とにかく作品に負担をかけないことです。
作品を横にしてその上に他の作品やモノを積み重ねると圧力が掛かってしまうので立てて保管すると良いです。
箱に入れている状態なら直接作品に触れる事はないので一時的に箱入れ状態で横にするのはOKです。
運ぶ必要がある時は、クラフトマスカーで油絵を包装し更に外側にプチプチを包装しておくと良いです。
可能なら作品は額縁に入れておきましょう。
埃や衝撃、外気から守ってくれます。
箱に入れている場合は定期的に換気もすると良いです。

保管場所の選び方としては室温15〜25℃程度、湿度〜40%程度が理想です。
リビングや寝室、待合室など基本人がいる所で通気性が良い場であれば問題ありません。
避ける場所として押し入れ、屋根裏、窓際、空調変化のある暖房や加湿器周辺は避けると良いですね。
【 作品を発送・運搬する 】
先ほども少し触れましたが作品を車で運ぶ時の保管法として、プチプチ、クラフトマスカー、ダンボールを用いります。
①クラフトマスカーで包装
ホームセンターで売られているクラフトマスカーで油絵を包装します。クラフト紙には表面がツルツルとコーティングされている面があるのでその面が作品の表面に着くように包装します。
②プチプチで包装
クラフトマスカー包装した後は、プチプチで更に包装します。
③ダンボールで梱包
①、②を終えたら後はダンボールで梱包します。
作品サイズに合ったダンボールも売られていますがダンボールを切り取ってサイズを調整して梱包しても良いです。
額縁とセットにする場合、板の破損が心配なら更に新聞紙などのクッション材をダンボールに入れておくと良いですね。
個展や展示会で発送する時の定番なやり方なので安全に運べます!
【 作品の修復 】
油絵作品が傷んだ時、どうしよう~と焦るかもしれません。
そんな時は下手に手を出さずに直接作家に修正依頼を出しましょう。
専門知識や修復経験があればご自身でも対応は出来るかと思いますがそうでない場合は、作品を作家に送り対応してもらった方が安全です。
僕も自分の作品に限り、修復対応を無料で行っていますが作家としても自分で直したい気持ちはありますね!
作品は決して安いものではありません。
日用品のように実用性はありませんが日用品ではもたらせない心の癒しや活力促進、インスピレーションなど人の生に力を与えてくれる存在です。
それは言葉なきパートナーのようなものです。
そんなパートナーと長く共に過ごす為にも長く共に過ごせることを意識していくと幸せが寄ってきますよ^^
話は変わりますが絵が人の心身に影響を与え生活を豊かにする効果やぱっとみの印象より深堀した絵の楽しい方などメールマガジンで限定してお届けしております。
無料ですのでお気軽にご覧ください♪

●作品集
作品のご鑑賞やお求めの方は下記よりご覧ください!

また無料相談も受け付けておりますので
些細なお悩みやご質問などお気軽にお問合せ
ください!

最後までお読みくださりありがとうございます^^
少しでも絵のお悩み解決に繋がりますように♪












コメントを残す