初心者向け:絵が上手くなる方法と失敗しない6つの習慣
ご訪問頂きありがとうございます。
油絵心像画家の中西宇仁です。
さて、今回は初心者が絵の上達に必要な習慣についてお話したいと思います!
絵の上手さは才能だけでは決まりません。
多くの絵描きさんは、初心者からスタートしており感覚任せではなく上達させる為のプロセスを踏んでいます。
絵が上手い人を見ると才能の差を感じてしまいますが、実際は積み重ねていく部分が大きいです。
僕の場合、絵の学校には通わず独学ですが今の表現力を得られたのにはそれなりの理由があります。
初心者でも上達に繋がるルートをご紹介します!
目次
【 練習に向けた方向性を定める 】
絵が上手くなる為にはデッサンや模写など絵の練習が重要だと思われがちですが根本的に必要な部分を見逃してしまうとただの骨折り損となってしまいます。
絵の上達に必要な根本的な部分、それは・・・
「 絵の方向性を定める 」ことです。
絵の方向性とは、「何処へ到達したいのかというゴール地点」です。
絵が上手くなりたいと言っても具体的にどのように上手くなりたいのか?、どのような描き方を実現したいのか?という部分が定まっていないと練習したとしても目的地が見えないとただの苦労で終わってしまいます。
例えば、これから旅行へいくとします。あなたは幹事で旅先の計画を練ります。
Aさん:とりあえず何処かへ行きたい。
Bさん:〇〇へ行こう。
この両名の要望を聞いた時にどちらの旅行予定が組みやすいですか?
僕ならBさんですね。なぜなら〇〇へ行こうとゴール地点が定まっているからです。
あとは、〇〇へ行く為に宿泊先や移動ルート、観光地調査と関連するモノに集中して調べて整えていくだけです。
対してAさんは、具体的なゴール地点がないので移動ルートや周辺情報を調べようがありませんし仮に調べたとしてもそこへ行きたいかどうかもわからない為、無駄に終わってしまいます。
絵も同様で自分がどこへ降り立ちたいのか最終地点を定める事で後はそこへたどり着く為のルートを辿っていけば良いわけです。
リアルな絵を描けるようになりたいのか?
ファンタジーな表現を可能にしたいのか?
筆以外の画材を使えるようにしたいのか?
など、上達といっても様々です。
僕も昔は、絵が上手くなりたいと思いとりあえずデッサンをしても自分がどこへ落ち着きたいのかという方向性を持っていませんでした。
実際に描いてみても迷いを生じてただの苦労として終わりましたが、到達地点を意識してからは必要なルートを辿る事で無駄を省いた確実なステップアップを実現しました。
絵の上達や練習を望む人は、前提条件としてこの方向性を決めてから進む事をおすすめします。

【 観察を意識する 】
絵の初心者さんが見たものとかけ離れてしまう原因があり、それは「思い込み」があります。
僕も油絵を描き始めた最初の頃は、見ているようで見ていなかった為、実物とかけ離れていました。
●イメージだけで描いている
食器やパン、果物や人に風景と写実的な存在は様々ですが描いてみたときに実物とかけ離れている原因の多くは、思い込んだイメージで描いている事が多いです。
僕も最初、ウィスキーボトルを描いていた頃もそうでした。
瓶は透明で背景の壁を浸透させるので少し濁りが含まれますがその時は、青色で瓶表していました。
理由は、「瓶とは明るい青だ」という思い込みがあった為です。
若干の歪さはあっても現物とかけ離れていると感じる時は、見たままではなく思い込みで描いているかどうかを振り返ると良いですね。
写実的な絵は、「見たものを理解して描く」事が必要です。
●応用を効かせるならデッサン
絵の基礎力向上に最も効果的なのがデッサンです。
デッサンと聞くと見たものを描き出した写実的なスキルというイメージがありますが根本にあるのは、色のトーンによる復元です。
トーンとは、声のトーンと言われるようにふり幅を示すもので絵では色の明るさと暗さというふり幅で対象物を描き出します。
その為、リアルな描写だけでなくサルバドール・ダリのような半具象画にも応用を利かせられます。
僕も昔は、絵の基礎がなく描けるものが限られていましたがデッサンの本質を身に着けてからはあらゆる描写が可能となり各段にレベルアップすることができました。
目に映るものを忠実に描き出す為にデッサンは大変有効です!
デッサンの始め方については、こちらで詳しくお話しているので合わせてご覧ください!
絵の初心者が写実を描けるようになる基本としては、自分のイメージだけで描くのではなく目に映る姿形を意識する事。
それを忠実に描き出す為には、デッサン力を身に着ける事!です。
【 好きな作家の作品を参考にする 】
0からスタートするのにいきなり基礎スキルを身に着けるのはハードルが高いと抵抗を抱くこともありますよね。
そんな時は、好きな絵を参考にしてみましょう。
絵画作品とは、既に現物が存在しています。結果が表れている状態なのでそこからどのような色使いをしているのか?、モチーフは何を選んでいるのか?、気持ちが良いと思うのはどういう構図をしているんだろう?など、気になる所を救い上げてみましょう。
これは、「見て学ぶ、見て盗む」というスタイルで初心者に限らず表現力の向上には欠かせないポイントです。
なぜなら、こういうものを描きたいというイメージというのは目に見えるものではなくそれに近い存在を見る事で現実味を持たせるからです。
キュビズムの親の一人であるブラックも印象派のセザンヌの多角的な視点を持つ静物画を参考にキュビズムを生み出しました。
絵に限らず料理でもラーメン好きな人は、お店の味を参考にして独自のラーメンを作る人もいますよね。
好きなモノを参考にするというのは、参考書を見るようなガチガチではなくワクワク感を持って入り込めるので楽しみながら他の人の作品を参考にすると苦しまずに進められるかなと思います。
僕も最初は、絵が上手くなりたいと願う時に参考書より興味のある作品をよく観に行きステップアップしていきました。

【 模写する 】
なかなか思うように綺麗に形が描けない時は、転写して模写してみましょう。
模写する事で上手い人の描く手順を追い体験できます。
色使いや筆使いなどなぞってるのが難しい部分はありますが基本的な形は模写する事で辿っていけます。
サバイバルでも同じでガイドの人と同じ振る舞いは出来なくてもガイドの後ろを付いていく事はできます。
料理もプロと同じような餃子の包み方は出来なくてもとりあえず閉じる事はできます。
それと同じで絵もとりあえずなぞっていく事で描き方の体感が出来るという事です!
写真や画像を転写する方法についてはこちらでご紹介しております!
ちなみに模写した作品は、大本の作品(著作権)があるので自分で描きましたよ~と発表してはいけないのでご注意くださいね(ファンアートは可です)。
【 完成させる経験を増やす 】
絵の上達には、デッサン力や画材への理解、技法など様々ですがまだ慣れていない内で一番大事なのはとにかく作品を完成させる事です。
まず、初めて絵を描く最初の段階とはこれから赤ちゃんがハイハイを始めるようなものなのでいきなり完璧を目指してしまうと結構しんどいです。
上手い下手を気にするよりまずは、「楽しむ気持ち」を尊重する事でそれが動力源となります。
慣れてきてもっとこうしたいな~と求めるようになった時に必要な事を身に着けていけば良いのです。
上手に描けないと思ってもそこで終えるのではなくまずは最後まで描き上げてみてください。
描き上げる事で達成感、やり切った感を得られるのでこれから絵を描こうとする段階の人には必要な体感です。
「上手く描けない自分はだめだ・・・」なんて絵を始めたばかりの人が抱くのは浅すぎで勿体ないので気にするだけムダです!
僕も最初は、思うように描けないとネガティブになりましたが上手く描けないのが普通だし勝手気ままで良いか~と構えると2作品3作品と描き続けていましたね。

【 絵を楽しむ事を忘れない 】
絵の上達には、それなりの工夫や取り組みが必要ですが何より大事なのが絵を「楽しむ気持ちを見失わないこと」です。
上達だけを目的にすると達しない時に自分はダメだと苦しくなり楽しめていたはずの絵が楽しめなくなります。
人によっては辞めていくことも・・・
ワクワク感、好奇心というのは人が動く為の原動力です。
この原動力から必要な方向性、ルートを見つけ辿っていく事で意味のある取り組みになります。
僕も絵が上手くなりたいと手当たり次第参考書を読んだり実践しましたが上手くなるという考えだけが先行して、得られるものはなく苦しさだけを得ました。
ですが、自分がこうなりたいという明確な指標を持ってからは学びも意味を成し面白く進められるようになりました。
あと、他人と比較しない事ですね。
この世界で特に多いのが自分と人の作品を比較して落ち込むパターンです。
結論から述べると比較して自分が劣ると浸ってもマイナスしかありません。
比較するという事は、自分には無い何かを相手が持っており逆にそれを自分のプラスに持っていく方が健全です。
比較や嫉妬との関わり方については、こちらでご紹介しております。
絵は、上手い下手だけを求めるものではありません。
具象画・半具象画・抽象画とジャンルはありますがどれも「自分が描きたいモノ」という内面から走り出します。
原始時代から壁画で描かれ時代の流れ表現は変化し、知識と技術も引き継がれてきました。
それを今生きる人が触れる事が出来るというのは、表面的なものでは言い表せない尊さがあります。
「あなたが何のために絵を描き始めたのか?、何のために筆をとるのか?」
この意志を忘れない事が絵を続ける事、絵の上達に繋がります。
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最後までお読みくださりありがとうございます^^
少しでも絵のお悩み解決に繋がりますように♪












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