職場環境の改善!絵画を飾って企業イメージ・作業品質向上!!
おはようございます!
抑えつけられると脳が麻痺する油絵×心像画家の中西宇仁です^^
今回は、場面を「仕事場」に重点を置いたアートがもたらす人への影響と効果
そして、絵画の設置個所によりおこりうる期待効果を話していきたいと思います^^
アートがもたらす効果については、僕自身の実体験と作品を観賞された方・作品をご購入された方の感想と
専門機関が研究している結果などについてご紹介している記事がありますので合わせてごらんください!!
→【充実した生活を送る為に】アートが人に与える影響・効果について!(実体験・研究結果有り!)
目次
【絵画が秘める効果】
絵画には、観ている人の気持ちを和らげる、活力を沸かせる、感動を与える等
人の精神に対し様々な影響を与えています。
疲れている時に光や閃光、ヒマワリなど明るい絵を観ると”活力が湧く”
寂しい時にシンプルな海辺や自然風景の絵を観ると”安らぎを得る”
何か新しい事を始めようとした時に抽象的要素のあるユニークな絵を観ると”やる気が出てくる”
人の欲などをテーマにした絵を観ると”哲学のようや本質に触れる”
など、人の精神や意識に対しプラスになる影響を与えることができます。
●絵を飾る事で空間が活きる
また、絵画の持つ効果は観ている人だけでなくその場の空間を良好な姿へ変える力も秘めています。
少し話しは変わりますが、
仕事をする人の中には自分の作業デスク上にちょっとした小物を置く方もいらっしゃるかと思います。
または、職場に観葉植物を置いている企業さんもあるかと思います。
ご自宅の場合は、写真縦やティッシュケースなどちょっとした小物をお洒落にしているご家庭もあるのかと^^
アンティーク品を置いて雰囲気のあるお部屋をつくる、等空間造りにこだわりのある方が多いです。
無機質な環境にグッズを置いたりデザイン性のある道具を置くだけでも持ち主に前向きな感情を湧き立たせることがあります。
その空間造りに大きな影響を及ぼすのが絵画でありアートです。
空間に絵画を飾ることにより雰囲気をつくりだします。
作品の内容によって明るさ、爽やかさ、重厚さなど様々な印象を生み出します!!
印象を生み出すということは、その場の空間を「無機質から雰囲気ある空間に変える」ということ
良好な空間に変えるということは、企業や施設などのイメージが来客者に強く印象つくということになります。
また、そこで働く人たちのモチベーション改善にもつながります。
●空間が活きる=その場にいる人に影響
人が生活していくうえで住まいや作業場など空間が確保されている事が重要です。
その空間の中でいかにストレスを受けずに安らぎ、集中できる環境であるのか?
照明、日当たり、インテリアなど自分が気持ちよく過ごせる空間をいかに作り出せるか
誰しも当てはまる” 共通欲求 ”です。
この、人が抱いている共通欲求を満たすことでその場にいる人達の活力や心の安定は、今までよりもアップすることは言うまでもありません!!
ご自宅であればリビングや寝室に設置することで心に安らぎと活力を
仕事場であれば受付や応接室に設置することで来客者からみて企業のイメージアップに繋がります。
転職サイトでおなじみのマイナビが取り上げているニュースで
「勤め先にある装飾用写真や絵画に関するアンケート」について取り上げらているのですが
結果として
①空間のイメージを変えられると思う
②リラックスできると思う
が群を抜いておりました。
参考→ https://news.mynavi.jp/photo/kikaku/20150615-a001/images/001l.jpg
●殺風景な作業場だと
飾り気の少ないオフィスは一見無駄がなさそうに見受けられますが果たしてそれが働きやすい環境となっているのか?
長い時間、労働に縛られる中で殺風景な作業場は息が詰まりストレスを感じやすくなる可能性があります。
ストレスを感じることで人の脳は活動が低下し作業効率も下がります。
その状態が続くと精神疾患をもたらすなどこの環境が続けば続くほど悪い方向へ進んでしまいます。
海外では、地下室が備えられているのが定番ですが1日中地下室で過ごす事ができますでしょうか?
それを毎日、1週間、2週間、1ヵ月続けることができますでしょうか?
窓もない、雑貨もない空間で過ごすということは想像するだけで恐ろしく感じます・・・
そんな何もない空間にオブジェや絵画などを飾ると印象はまた変わります。
【効果の根拠】
絵画の持つ効果については、
→【充実した生活を送る為に】アートが人に与える影響・効果について!(実体験・研究結果有り!)
にて、ご紹介しているので詳細はこちらをご覧ください!
概要としてまとめた事をお伝えすると
●体験談
僕自身と、僕の作品を観賞された又はご購入された方の意見と感想をご紹介します。
「 中西さんの絵には、エネルギーを感じる 」
「 他の絵にはない独自の世界がある 」
「 不思議な気持ちになりました 」
「 仕事中にインスピレーションが浮かびそう 」
「 店内の雰囲気が良くなった 」
と” 心像表現 ”をモチーフに描いている僕の絵を観る方の多くが
作品から何かを感じとっています。
携帯電話などでさらっと人にみせる場合でも「活力が湧きそう」だと精神的な影響を感じるご感想を頂くことが多いです。
僕は、8年以上油絵を描き続けていますが最初から描いていたわけではありません。
むしろ、アートや作品製作に取り組もうという意識はまったくありませんでした。
アートに触れたことで” 新たな自分 ”、を見つけることができそれがきっかけで現在に至ります
アート(絵画)には、人の感情を揺らす「色」
対象物を識別する「線」
があります。
これらを組み合わせる事で「 形ある感性 」を生み出すことができます。
結果、観る人の精神や自律神経などに良い影響を与えることができます。
(ストレスが溜る生活を続けていくと僕の場合は、腹痛や頭痛に悩まされました。
絵画鑑賞やアートに触れることで徐々に和らいできました)
お花や食べ物などとは、異なり一度設置すれば、半永久的に存在し続けます。
存在し続ける分、人の根源である心を育むことができます。
育むことでその人に余裕が生まれ様々な取り組みが円滑に流れていくのだと。
●科学的視点
アートが人に与える影響について、21世紀前半から研究が進められているとされています。
「 アート × 心 & 脳 」の関係性が生まれていることも研究結果で出されているようです。
(参考:慶応技術大学文学部教授 川畑秀明氏 知られざるアートの効用)
アートには、心と体の健康を高めることで障がいや心の傷、体の不調を負っている方など何かしら社会生活に障壁を持っている人たちに活動を促す有効な方法であると示されつつあります。
誰かに言われたから、ではなく内に秘めた心に活力を与え呼び覚ますということです。
アート観賞された後に血圧や精神疾患などの不調を改善し、幸福感や生活満足度を向上させる効果も期待されています。
「 美しい自然風景を見ると心洗われる 」という事です。
アート効果として血圧や心拍数の低下
また、ストレスが減少する(コルチゾールというストレスと関連するホルモンが減る)という研究結果も出ています。
(現に僕もストレス続きで頭痛や腹痛がしょっちゅうありましたがアートに触れてからはその痛みが和らいできた覚えがいまだに残っています)
自分の好みにより心身への影響は変わるのでは?、とお考えの方もいらっしゃると思います。
実際、好みによる効果の変動はないようです。
肝心なのは、” 観賞することに意味がある ”
と、研究結果では出されています。
人は、感性を持つ生き物です。
ロボットや数字のように明確な式や答えはありません。
感性があるからこそ様々な答えを導き出すことがありそれだけ可能性を広げることができます。
僕たち人間は、すごいんですよ^^;
計算ならコンピュータのほうが早いですが計算も決まった答えを出すための手段です。
ですが、人間は決まっていない答えを出すことができます。
それ故に、メンタルにかける負担も大きいです。
肉体のケアがあるように心にもそれに見合ったケアが必要です。
肉体が「手段」だとすると心は「意思」です。
手段を使うには、目的があり意思が必要です。
その意思を改善し向上する為にもアートの存在は大いに貢献できる存在です。
【オフィスや施設などに置くと良いポジション】
実際に絵画やオブジェなどアートの品を飾るにはどこが良いのか?
という悩みが出てきます。
いくつかの場面に合わせていきますね!
●設置ヶ所: 受付
お客さん、従業員などその企業へ足を運ぶ時に最初に通る場所が受付になると思います。
お客さんの場合、新卒面接・営業・出向など様々ですが関わり先へおもむくと緊張はするものだと思います。
緊張するということは、安心感が負けていると言うこと。
せっかく関わりのある方がいらっしゃるので緊張させたままにすると
「 この企業は気が貼ってしまう 」
、とイメージ的にも面白くはないです。
そこで、受付に絵画を置く事で来訪者に対し” 緊張感を和らげる ”効果が期待できます。
なぜなら、絵画には” 誰かに見せる ”という意図も含まれているからです。
「 誰かに 」、ということは” あなたをお迎えしますよ ”というメッセージを伝えることになります。
「ようこそ!!」のように” 文字 ”の場合もありますが
文字だと機械的で直接すぎるのと” とりあえず伝えています感 ”があるので企業側の性格が見えません。
( 道路工事で「ただいま工事中です。ご迷惑おかけします」という
パネルがありますが読んで何か感じますかね(^^; )
文字は、その文章のみしか伝わりません。
絵画の場合は、絵を選んだ人の姿を連想させる事もできます。
風景画なら「この会社の人は、旅行が好きなのかな~」
抽象画なら「ここの社長さんは、変わり者なのかな~」
など、どのような絵を構えるかによって企業の印象を意識させることができます。
→結果、人柄がイメージされるのでどういう人が待っているんだろう、という緊張感を和らげる事が期待できます。
実際に対面した際も、「 受付にある絵ですが旅行が好きなんですか? 」
など、話のきっかけにも繋がります。
いきなり仕事の話しをするよりかは、” 人柄を感じる話し ”から入ったほうがお互い気持ちが良いかと^^
●設置ヶ所: 応接室 or 会議室
人が一度に集中し、難しい話をする場ですね。
交渉や検討をする場などで利用される空間です。
人が集まる空間の為、複数の人が入れる広さが確保されています。
時間をかけ課題解決に向けて頭を悩ませると思いますがここので絵画の効果は発揮されます。
お客さんとのヒアリングや問題解決に集中する場合、様々な要素を必要としそれだけエネルギーを消費します。
人間が集中できる時間は、50分前後と言われています。
学校の授業も丁度それくらいですね。
ちなみに通訳のお仕事は15分足らずで次の人と交替するようです。
脳をフル活用して集中するとそれくらいしか持たないようです。
複数の人たちが集う場で案を模索し他者の意見を聞き取るなど、限られた時間の中で処理することは多いのがこの空間です。
このような時に心の保養として、絵画などが飾られているとちょっとした気分転換になります。
横に流れる風景画、小鳥や海辺の絵なども良いですね。
挿し変えで抽象画にして雰囲気を変えるのも良いです。
細長く掛けられた森や川、山々が連なる風景画が1枚ド~ンと構えられていたらどうでしょうか。
ちょっとした旅行気分になり少しの間だけでも自然の世界に浸れます。
動植物や果物など、色彩豊かで小さめの作品が複数並んでいたらどうでしょうか。
色豊かなお花や動物の姿を見て心がほっこり。
インスピレーションを湧き立たせる為に抽象チックな作品を周りにおく
固定概念から外れた感覚に移行することができます。
など、絵画鑑賞することでリフレッシュや活力増進をする事で気持ちが改められ、再度挑む事が期待できます。
特に応接室の場合は、密な話しになると思うので人間関係を穏やかにし対談を円滑に進めることも期待され
ます。
●作業場や待合室
企業の中で一番人が密集する場所には、絵の分野をしぼるのではなく様々なジャンルの絵画を飾ると良いでしょう。
人によって仕事量は異なり余裕がある人や大変な人など様々です。
状態によって人の心境は変化するので複数ジャンルの絵を飾ることによってその都度、心の拠り所になりそうな絵を選択されると良いでしょう。
また、面接などで使われる待合室では来る人のおおよそは、” 緊張感 ” を抱いていると思います。
その人たちへの配慮も込めて動物の絵や可愛い絵など緊張感がほぐれそうな絵を配置されると良いかと♪
●通路
空間には、リビング、キッチン、応接室、作業場などがありますが一緒に付いているものがあります。
その付いているものとは、「 窓 」です。
窓から日差しがさしこみ室内を明るくしてくれます。
ただ、同じ空間でも自然の光のように外的要因が揃わない場所があります。
それが、” 通路 ”です。
建物が大きい場合、ガラス張りになっている通路もありますが一般的な通路には窓が設置されていないことが多いかと。
建築物の内部で、廊下が一番無機質なカ所とも言えますね。
他の事例を挙げますと、
渋谷駅の井の頭線~銀座・JR線へ向かう途中に岡本太郎氏作品 「 明日の神話 」
がデカデカと設置されています!
駅構内も壁面に囲まれる割合が多いですね。
作品の前で立ち止まり眺める人や写真をとる人。
渋谷駅といえばでっかい絵!!、が連想される方は多いです!!
何もない通路に” 存在感があるもの ”を設置することでその建物の目玉に化けます。
・・・
建築内部でもたらされる期待効果についてお伝えしました。
「うちは、専門業なんだけど関係あるの?」
と、思われると思いますので
次に業界毎に抱くアートの効果について探ってみましょう!!
【業界毎に現れるアートの効果】
アートは人の心に影響を与えるといっても業種や場面によって感じ方は変わります。
多種多様な業界がある為、一部を例としてみていきますね^^
●医療関連
大人になっても慣れないですね。
病院、歯医者さんは患者さんからしたら早く済ませたいと思うところかと^^;
特に歯医者さんの場合は、「キイィィ~~ン」という音が聞こえてくるのでそれだけでも恐怖感が湧いてきます。
病院の場合、注射を打つのを待つときも良い気分にはならないかと。
そういう負の感情が湧き出る空間では、恐怖感や緊張感を和らげるような作品が良いですね!
そうですね~僕があると良いなと思う絵は
動物や笑顔があふれる可愛い絵、桜の木など満開に咲くお花の絵、爽やかな川など水流がある絵があると
気持が和らぐかな~と感じます^^
●教育
学校、塾などの教育現場、またはお子さんがいらっしゃるご家庭だとご自宅になりますね。
お子さん、特に幼少時からの教育には皆様力を入れているかと思います。
僕は幼少時から何かしら絵を描いていた記憶があります。
周りにも絵を描いている人が多かったです。
よく聞くのが音楽家の人は、親が音楽や歌など音に関わる人が身近にいて影響を受けていたという話があります。
幼少時は何もかもが新鮮で脳の発達や感受性など影響を受ける割合が大きい時期です。
特に抱えているものがない子が描く絵は、明るかったり楽しい絵になる傾向がありますが
「 闇 」を抱いている子が描く絵は、暗かったり恐怖を抱くような絵になる傾向があります。
教育現場や家庭では、精神状態に配慮をしたいところだと思います。
難しく考えずにシンプルで、「 子供が描いた絵! 」が一番かな~と^^
明るくて、楽しくて、変な形がある愉快で自由な絵!
抽象画のような遊び心をくすぐられる様な絵を配置すると良いのかなと思います。
体育館ならエネルギッシュな絵
理科室なら注意力(集中力)を要するので物静かな絵
廊下ならシンプルな線のみで構成された現代アートチックな絵
など、箇所ごとに合わせて絵を配置されると良いですね。
●飲食店
お料理、お酒、店主に他のお客さんとの対話など
メニューだけでなく店全体の雰囲気を味わいたいところ♪
食事もアート要素が含まれています。
お刺身や煮物など綺麗に美味しそうに見せる為の盛り方
新鮮さを主張するならガラス皿、温もりや存在感を強調するなら土器など
目で見て、香りで楽しみ、器で美しむ。五感を刺激しながら食事を進めるとワンランクアップした
ちょっと贅沢な気分になります^^
絵画が飾られる頻度としては、個人的に飲食店が多い印象です。
特に洋風レストランではよく絵を見かけますね。
和食店だと掛け軸でしょうか。
食事を楽しむうえで空間作りはとっても重要です。
僕は日本酒が好きなのですが店内の雰囲気も楽しんでいます。
そうすることで一杯が特別になります♪
飲食店では、器やグラスなど手に触れる食器はどこもこだわりを持って用意していると思いますが
空間つくりはどうでしょうか?
料理・飲み物・器の質は文句のつけようがない品質だとします。
同じ品質のお店があったとした場合、総合的に楽しめるかという事になりますが
その時に、空間が決めてになります。
デートや友人、家族との特別な日に同じ料理の質でも空間が良ければそちらの店に興味が湧きます。
だからといって内装をリフォームするとなると多額のお金が必要になりますが
そこで絵画を1つ置くだけでも印象はがらっと変わります!!
他の店と差別化を図る意味でも店内にアートを取り入れることは、人の興味を引き付けるアピールポイントですね!
【まとめ】
絵画を設置することでその組織はどのような人が経営しているのか?
どのような人が動いているのか?
” 人間味 ”を来る人に伝えることができます。
人は環境に影響される生き物です。
特に新しく設立されたベンチャー企業は、労働環境改善に向け室内のレイアウトに力を入れてきています。
特にアートを取り入れたいという意見は、企業アンケートなどにも結果として反映されているとおり室内の快適さを
求めている人が多いです。
僕も独自にアンケートを募りましたが企業に絵画があると印象が良いが圧倒でした。
絵画には、人の根源である「 心 」に活力や安らぎを与える効果があります。
化学的・医学的にも研究が進められ心身共に良い影響が現れている事が結果として出されています。
無意識に影響を受けていることに対し、意識して取り組むことで結果は改善します。
視界に入れただけでリフレッシュやひらめきに繋がるので一度、考えてみる価値は十分にあります。
僕は、アートによってどん底人生から救われました。
そして、価値観や考え方の柔軟さも自由になりました。
結果、精神的な安定はもちろんのこと仕事でも自由な発想で進められるようになってきています。
「 絵画はただの飾り、綺麗なだけ 」という固定概念を持ったままだと意味はないです。
固定概念は、とりあえず置いておいて自分の心が感じるものを取り入れ美しむと少しずつ幸せになってきますよ♪
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