2021-09-18

アート活動必須!名刺作成で重要なデザインポイント9選その② ロゴで存在感アップ!!

こんにちは、いきなり本題に入る前にちょっと一息つきたい油絵心像画家の中西宇仁です!

絵を描き始められている方の中には、”自分をアピールしたい”と思う人もいらっしゃるかと思います。
今回は、その方法の1つである”名刺”をつくるうえで必要な”ロゴ”についてお伝えしていこうと思います!!

中西のロゴ

名刺もただ作って渡すだけでは受け取り側からしたら印象が残らない場合があります。
興味を湧かせられるような名刺を作ることでその人の心の中で貴方の存在が生き続けられるよういくつかの項目に分けてお伝えしますね!

★必要な項目
・キャッチコピー (【アート】名刺作成で重要なポイント9選・その① キャッチコピーで好印象を与える!!)
ロゴ・・・今回はこちらについて!!

以降は、別途記事でご紹介。
・雑談の中に作家としての意見を入れる
・連絡先・
・個人ページ
・作品写真
・フォント
・サイズ
・紙質
・名刺の作り方


★こういうお悩みを持っている方にオススメ
・名刺作りに必要な項目は何だろう?
・一般的に使われているからイメージはあるけど具体的にどのような言い回しが良いのかわからない
・小さな名刺にどうやってアピールを入れ込めば良いの?
・自分には、名刺に起こす程の自信がない・・・

【なぜ名刺が必要?】

キャッチコピーの記事でもお伝えしていますが名刺作成と活用する際に大変重要な内容なのでお伝えします!


絵画作家として活動する時にあると良いものが名刺です。

初めてお会いした方に自己紹介するうえでも覚え認識して頂くうえで名刺は手元に残ります。


僕の場合、油絵を描き始めて最初の頃は特に用意しようという気持ちはありませんでした。

が、個展や展示会を行う際に自分の事を知って頂けたらと感じ作りました。


他の展示会が開催されている時にギャラリーへ行くと作家さんが居る事があるのでお話をしていくうちに互いの紹介を含め名刺交換が必然的に発生します。

展示中、在廊が難しい場合は会場に置いておくことで貰ってくれる事もあります。

受け取って頂いた方に自分がどのような人なのかを知っていただく機会になりますので大事に考えていくことが大切です^^

●名刺交換時の話のきっかけ

例えば

名刺交換を行う際、いきなり作品の話題に入ると人によっては押しつけがましく感じてしまうことがあります。
なぜなら絵を描く人は、基本”自分の作品が一番”だから!


伝える側は、自分の世界観や作品、活動を相手に伝えたいがために一生懸命になります。
その気持ちは、とても良いことです。


が、受け取り側としてはその人の”熱にまだ触れていない状態です”
いきなり人から熱いものを渡されたら「アッツィ!!」と驚いてしまいます^^;



まずは、全面に伝えたい気持ちを寝かしつつ”相手との距離感を掴む事”重要です。

●名刺交換は、人柄を知る

名刺交換とは、ただ記載された情報を受け渡すのではなく”互いの人柄を感じる機会”の場でもあるということです。

道端でよく見かけるティッシュ配りがわかりやすいかと思います。



「お願いしま~す」と目の前でティッシュを受け取った後、そのティッシュに付属している広告に目を通しますか?


僕の場合は、通さずそのまましまいこみます。
なぜならその広告に”興味がないから”



では、ティッシュ配りの人が知人や友人ならどうでしょうか?


恐らくその場で立ち止まりそのティッシュ配りの知人/友人と話をするかと思います。
たわいのない”雑談”をそのティッシュ配りの人から「今、こういう仕事についてPRしているんだ」と話が進むと思います。


ティッシュを受け取った僕は、「どれどれ」と広告を見ると思います。
そこからあなたは、何をやっているのか?、と興味を抱き話が進んでいきます。



ここでお伝えしたいのは、ティッシュに付属している広告には最初から興味がなく”配る人の人柄から配布物の中を見る”、という事です。



絵描きの話に戻すと名刺交換の前にお互いの”人柄を感じる”事で相手に対し”興味を抱く”事になります。
そうなるともっとその人を知りたいと思い受け取った名刺に対してもただの社交辞令ではなく”意味のある情報”となるわけです。



僕も今まで展示会で様々な作家さんとお会いしましたがいきなり名刺交換はしません。
今までお伝えした流れに沿っていくと”相手から自然と名刺交換しませんか?”とおっしゃって頂けるようになりました。



「それじゃあ、作品の話はしてはいけないの?」と思われるかもしれませんがその場合
”事前に作品を拝見する・して頂く”必要があります。


事前にその人に関するもの、例えば作品ですね。それを観ておく事で対面した場合の雰囲気も実か変わってきます。

どのような流れや雰囲気が発生するかは状況により多岐に渡るので気になる方は、お問合せくださいませ。
僕の経験を含めご相談に乗らせて頂きます^^


また、雑談と一言で言っても絵と全く関係ない話をしているだけでは”作家としての自分”を伝える事が難しいので
話の節々作家としての”価値観”を雑談の中に混ぜていくと会話がもっと楽しくプラスになる内容に様変わりします^^

名刺作りの為の雑談になりますが別途、記事でご紹介したく存じます。

名刺交換の心得をお伝えしたところで今回の本題である「ロゴ」についてご紹介していきますね!!

【ロゴは、ブランドイメージを視覚化したもの】

「 【アート】名刺作成で重要なポイント9選・その① キャッチコピーで好印象を与える!! 」

にて、「キャッチコピーは、技術や特徴をひと言でまとめたキーワード」、とお伝えしました。

では、ロゴはどういう意味を成すのか?と言いますと・・・


ロゴとは、「ブランドイメージを視覚化したもの」


端的に表すとキャッチコピーは、技術や特徴をキーワードという”文章”で表すのに対し
ロゴは、技術や特徴をイメージ図や単語と組み合わせ相手にに伝える、”デザイン性”で表しています。


つまり、ロゴを使うことで文章から頭の中で組み立てるのではなく直感的に印象を与える効果があるということです!!

●組織を象徴する

ロゴとは、組織や人をデザイン性を持って象徴する効果があります。



スニーカーでおなじみの「ナイキ」を例であげますと

誰しもが一度は目に入れたことがあるシュッとしたマークが印象強いと思います。
靴に必ず表記されているマークを見れば「あ!、この靴はナイキの靴だ」認識されます。

値札でどこのメーカーなのかを確認することなく一目でこの商品は、ナイキ製の靴だと認識されています。


また、イメージ図とロゴを組み合わせたものですと「コカ・コーラ」のロゴは定番中の定番ですね。

赤と白の色彩の中でCoca-Colaの単語が混ざっています。

自販機やコンビニなどの飲料コーナーで数ある飲料水の中でも”遠目からコカ・コーラだと認識”できるほど僕たちの意識に根付いています。

現代でこそロゴは、当たり前に使われているものですが昔から使われていたとも言えます。


その一例をあげると「海賊」が該当しますね。

海賊といえば海賊船!
海賊船といえば海賊旗!!


この海賊旗が今でいうロゴに当てはまります。



海賊旗の役割としては、敵を怯えさせたりこれから攻撃するぞ~とメッセージを伝えるために使用されていました
船団によって旗のシンボルは異なるので「あの旗は、XXだ!!」一目でどの海賊なのかを認識させていました。



ワンピースの海賊旗と同じですね^^

他にもスポーツチームや美術団体、個人店などその種類と数は数えきれません。



ロゴとは、相手に印象を与える為にデザインを通じて自分が何者であるのかを表した方法になります。

●ロゴを付ける事で他の名刺と差別化を図る

絵を描き作品を出展などすると展示会場へおもむくことになりますがそこで他の作家さんと名刺交換を行うことがあります。

よく見かける名刺のレイアウトとして、

・〇〇作家
・氏名
・HP等情報
・連絡先


誰しもが名刺に含んでいる項目です。


そこで自分という人間がどういう作家なのかを伝える為に作品画像を取り入れています。

ここまでだけでも様になる名刺にはなるのですがまだできることがあります。


それが、ロゴを入れるということです!


作品画像を入れる事で確かにその作家さんがどのような作品を制作しているのかが読み取れますが印象つけるにはまだ足りません。


足りない要素としては、”作家の思考が読めない、ユニークさが印象付かない”ということです。



名刺交換するシチュエーションから整理すると

・・・

作品は、その場の展示会場でお互い拝見することができます。

作品がその場になくとも名刺に情報を載せているのであとで見る事ができます。

名刺に作品を載せるのは、良い方法なのですが画素数や紙質により実際の原画に比べると印象が半減することがあります。


最初の説明「名刺交換とは、自分を知ってもらう機会」ということをお伝えしました。


ただ、名刺交換をしただけでは相手にも自分にも印象が残らずせっかく渡した名刺に興味を持ってもらえず
記載されているURLを参照される機会を逃してしまします。


ティッシュ配りがまったく知らない人ではなく知人や友人であったらどうなのか?、と同じことが言えます。


ティッシュを配っている人が知っている人であれば足を止め話しをすると思います。
その話の中でその人が何に取り組んでいるのか、どういう考えがあるのか等を聞く流れへ変わります。

ナイキやコカ・コーラ、海賊も自分たちがどのような存在なのかを相手に伝える為にロゴ化しています。
ロゴ化することで自分に対して興味を湧かせる事ができます。



また、飲食店でも「元祖〇〇」のような看板があると「えっ、ここが最初なの!?」興味が湧いてきます。

実際に僕が名刺交換をする際に、興味を持たれるのは作品画像よりロゴのほうが多いです。

昔使っていた名刺です

僕のロゴは、「 絵 = 鏡 」です。

交換の際に、「この絵イコール鏡とは何ですか?」相手から質問を受けることがあります。

その時に、「絵は自分を写し出す鏡」という”自分を知ってもらう為に話せるきっかけ”に繋げる事ができます。


この状態が知人がティッシュ配りをしているケースに当てはまるわけです!!
(ディッシュ配りの話ってなんだっけ?、と迷ったら「 ●名刺交換は、人柄を知る 」を読んでみてください^^)

人が人に興味や関心を抱くのは、必ずしも結果(作品)だけではなく背景(人柄)2要素が備わいるからと言えましょう!!

【まとめ】

展示会、美術関係者等のやり取りで名刺交換は頻繁に行われており相互認識の手段である。


ただ名刺を作ればよいということではなく受け取ってくれた方の中に印象をつける必要がある。
その為に必要な要素の1つが”ロゴ”


ロゴには、組織や人の特徴をイメージ図や単語と組み合わせることで”視覚的に印象を与える効果がある”


よく見られる名刺の項目として、
・〇〇作家
・名前
・URL
・連絡先
・作品画像


がお馴染みとされているがこれだけでは、他の名刺と同じレベルとなり数ある名刺の中で埋まってしまう。


そうならないよう差別化を図る為の方法の1つが「ロゴを含む」である。


ロゴを含む事で作家の”思考”に触れる機会に繋がります。
(作品は、結果であり作品が出来上がるまでの背景が思考(人柄)となります
自分ならどういう人の話を聞きたくなるのか?、という所ですね^^)



名刺交換は、ただ行うだけでは効果は薄いです。
名刺交換の目的は、自分を知って頂くことである。それは相手にも同じことが言えます。
(元祖〇〇、と見ると興味が湧くのと同じ)



いきなり本題に入るのではなく相互理解を深める為に絵に関する自分の意見を伝えまた、相手からも聞く。
雑談を通し人柄に触れていくとお互い幸せになります^^
”自分はこのような人間ですよ、もしもし貴方は誰ですか?”と純粋に知っていくことが人としても大切なことです。

(雑談の内容については、作家としての価値観を混ぜ込むと面白くなるので別途お伝えしていこうと思います)




名刺は、仕事やプライベートなど日々生活する中で人と人とが当たり前のようにコミュニケーションとして使われている手段です。
当たり前がゆえにその渦に埋もれていくこともしかり。




自分のことを伝えたい一心で熱が入り相手を置いてけぼりにしてしまうというケースもあります。
アートの世界では、上も下もなく一人一人がユニークな存在であるべきだと僕は考えております。


そのユニークな存在の方と対面できるわけなので純粋に相手の世界観にも触れていくと新たな発見が芽生える事が多いです。


互いが良い気持ちで関わっていく方が悪い事は滅多に起きないと思います!


自分と相手とは必ずしも同じ熱を帯びていない、という事を意識していくと落ち着いて自己主張ができるので参考になれば幸いです♪



名刺作りについて、いくつかの記事で分けてお伝えしていこうと思います。


今回は、ロゴに含まれる効果が1ページで収まりそうにないので分けてご紹介したいと思います!!
(ロゴの方向性や配置場所など)

名刺に必要なキャッチコピーについては、↓をご覧ください。
( 【アート】名刺作成で重要なポイント9選・その① キャッチコピーで好印象を与える!! )

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