2021-09-17

絵描きのパワースポット!?油絵画家がお勧めする岡本太郎記念館について!

おはようございます、油絵×心像画家の中西宇仁です^^

絵を描き続けるとこれからどうしていこうか?、何を表現していきたいのか?
など、方向性や進みたい道で悩むことがあります。

そんな時、初心を思い出す為に定期的に訪れている場所があります。

今回は、自分の中でパワースポットとなっている「岡本太郎記念館」についてご紹介します!!

【岡本太郎さんとは?】

太陽の塔や東京都渋谷駅内にある明日の神話などでおなじみの日本の芸術家です。



画家としての生き方で迷った時にパリでパブロ・ピカソの作品に出合ったことで大きな影響を受けたり太平洋戦争下で補充兵役として招集され中国戦線へ出征などまさに谷あり山ありの人生を送られてきた方です。



当時は、映画やTV番組などメディアでも活躍をされておりました。


なにより有名なのが誰しもが一度は耳にしたことがあるでしょう。



「芸術は爆発だ!!」



絵画とは何なのか?表現とは何なのか?


抽象表現を通じた本質を突いた表現は、キャンバスに留まらず1970年に大阪で開催された大阪万国博覧会で披露された「太陽の塔」のように造形にも通じておりました。



そんな岡本太郎さんが生前、作品制作で利用していたアトリエが一般公開されております!

【記念館へ定期的に行く理由】

中西宇仁のブログは、ただ単にアート関連の情報を流すのが目的ではありません。



絵画に携わる人、癒しや心の隙間を埋めたいなど何かしらの悩みを持っている方などに向けて有益になり得そうな情報を発信しております。
有益たる根拠の1つに僕の経験や想いを乗せています。



この岡本太郎記念館を記事としてあげたのもただ話題作りではなく僕は目的をもって定期的に訪れている場である為読んでいる方に少しでもプラスになれたらという意識で書いております。



絵を描き続けていると悩むタイミングというのが発生します。



どのような表現をすれば良いのだろう、世界観を限りなく現すにはどうすれば良いのだろう?
と、僕の場合は方向性について悩む事があります。



そんな時、原点回帰するのに訪れるのがこの岡本太郎記念館です。
(原点回帰とは、基本に立ち返る、初心に戻るという意味です)



岡本太郎さんの作品には、表現の神髄が詰まっていると観る度に感じさせられます。
例えるなら悟りの境地に踏み込んだ修行僧。


ハッと我に帰させてくれるようなそんな感覚になります。


そして改めて絵で表現していこうと改めることができる、僕にとってはそんな場所です^^

【岡本太郎記念館の魅力】

人の心へ直接うったえる表現をされてきた岡本太郎さんが生前42年間にわたり住作品を作り続けたアトリエです。


木造2階建ての書斎と彫刻が佇む空間を新築の展示棟に建て替えて一般公開された場所です。

●お庭

記念館の庭には、1つ1つがユニークな造形物が追われており自然の中で美意識を伝えてくる場所です。
シダ類や雑草がそのまま生い茂りそんな自然の中に掘られた彫刻が置かれている。


一歩外れれば住宅街に出ますがなぜかこの限られた空間の中だけは屋外なのに一般的な雰囲気を感じない
特殊なお庭です!


インディージョーンズもアッと驚く発見になることでしょう^^

●室内

アトリエで制作された作品が保管されています。


作業台の上には数多くの筆や顔料などの画材
床には広範囲に飛び散っている絵の具


それは、まるで岡本太郎さんがまだ居るのではないか?
当時の時間を止めて留まっている空間なのではないかと思わされるほどエネルギーに満ち溢れている空間です。



飾られている作品は、定期的入れ替えられているので行く度に別の作品が観れることでしょう。

●共有スペース

アトリエ室の手前に広がる空間があり誰しもが最初に目がいくであろうものがあります。



それは、原寸大の本人マネキン!!


ご本人がシリコンに埋まってつくられたそうです。


その周りには、多様な椅子や造形物
そこにご本人のマネキン




当時、岡本太郎さんと関わっていた人はこの空間でリアルタイムを共有していたと思うと、とても羨ましい限りです^^

●第1展示室

階段を上がった先にの一角にある広い空間が展示室になっています。

企画展によって展示される作品は変わり同じ空間でも全く別の印象をもたらしてくれます。

広範囲に広がっているのであらゆる角度と距離をとることができるので1枚1枚集中して観ることができます。

●第2展示室

記念館の特徴の1つかもしれません。
第1展示室から出ると1階ホール上空に架けられた金網状の橋を渡った先にあります。


僕は、高い所が苦手なので通るたびに少し冷っとします^^;


第1展示室は正方形ですがそれとは変わり長方形の面積となっています。


大きな窓が供えられており外からの光を取り入れた造りとなっており時間帯によって展示物の表情も変わると思います^^

●お土産

1階ホールに併設されているショップには冊子やグッズなど多種多様な品が並んでいます。

僕は、この空間と展示物だけでお腹いっぱいなので利用したことはありません^^;

【展示関連】

岡本太郎さんの作品を中心とした企画展の他、音楽ライブやワークショップなど他のアーティストさんも主催されているようです。


また、岡本太郎現代芸術賞というコンクールのようなものも開催されています。


「時代を創造する者はだれか」を問う為の賞として、自由な視点と発想で創作を行う作家の活動を支援し
称える取り組みがあります。

【周辺について】

●カフェ

ア・ピース・オブ・ケーク
岡本太郎記念館の敷地内に構えられている喫茶店です。
敷地内に入ってすぐ左側にあります。


・表参道・原宿
JR山手線の原宿駅、または青山一丁目から向かう方は多いのではないでしょうか。
観賞された後、ゆっくり散策されてはいかがでしょうか^^


フクロウカフェ
猫カフェならぬふくろうカフェですね。
目がくりくりしてかわいいふくろうさん達と触れ合える場所です。
完全予約制なので事前に確認してみてください。

また、ふくろうのように動物と触れる時にはいきなり近寄るなど人間ががっつくと怖がり
ストレスとなり体調不良になります。
エチケットを守って愛してくださいな♪

【開館時間・料金】

●開館時間

10:00~18:00(最終入館17:30)
休刊日:火曜日(祝日の場合は開館)
    年末年始

●料金

一般:650円
小学生:300円

15人以上の団体の場合は、100円お安くなります。

●施設設備

駐車スペースはありません。
ベビーカーの利用ができません。

【アクセス】

●電車

表参道駅より徒歩8分程
(銀座・千代田・半蔵門線)

●バス

都営バス 新橋駅行/渋谷駅行
「南青山六丁目」下車 徒歩2分程



〒107-0062 東京都港区南青山6-1-19
TEL:03-3406-0801

絵を描く人、または描かない人でも日々生きている中で活力が低迷する事は誰しもあります。

自分で自分を埋める事もできますが疲れていたり気が抜けているとそれも難しいのも確か・・・


そんな時は、自分の励みとなり得る場所を見つけることも生きていく為のポイントになります^^


自分だけのアオシスを見つけてみてはいかがでしょうか♪


他にもオススメの美術館がありますのでこちらをご覧になってみてください。
【美術館】東京都 国立新美術館の解放感ある空間と多彩なアートを発信!!


では、今回はこのあたりで!!
ご朗読頂きありがとうございます!

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA