2024-12-17

絵描き必見!マナーを守らないと失う「信頼」と「チャンス」

こんばんは!
油絵×心像画家の中西宇仁です。

今回は、絵描きの世界の中でもあまり意識されていないが
大変重要であるマナーについてお話ししていこうと思います!

独特な世界であるが故にその自由度から相手や周りに対し害する
をしてしまいお互いの関係性が悪化したり活動機会を逃す場合
があります。

事によっては、相手の心に深く傷をつけてしまう場合もあります。
正式なマナーというものはございませんが意識する事で良好な
関係や好印象を与え活動飛躍に繋がる
ので絵描きとして活動する
方には是非ご覧頂きたい内容となりますのでよろしくお願いします!

対人マナーを中心とした後半記事は、こちらからご覧頂けます!

【 マナー違反で生じる事 】

マナー違反を続ける事で発生する問題についていくつか例を
述べていきますね。
特にSNS上では、よく見受けられる問題となりますので注意する
事でトラブル回避に繋がります。

●他者との関係性悪化

モラル、マナーの欠如が見受けられる場合は絵描きの世界に限らず
信頼度や関係性を築けず情報共有や協力など活動の飛躍に繋がる
機会を失います。
単純に「この人とは、関わりたくない」となったら離れていくのは
自然な事ですね。

信頼を失うことで、新しい仕事やコラボのオファーが減少する場合
もあります。

●文化的・社会的な問題

不適切な表現や無神経な行動が社会的な問題を引き起こす場合があ
ります。
ただ、ここについては”何をもって問題なのか?”と白黒つけられ
ない要素も含まれる事もあるかと思います。
リスクを承知の上で「伝えなければいけないこと」というものは
ありますからね。

●自己成長の停滞

マナー違反を繰り返すという事は、改善がないから起こりうると
いう事です。
失敗から成功へと繋げず失敗のままで終わらせてしまう。
自己反省から改善へ繋げないとそこで成長は止まってしまいます。

●相手を害してしまう

SNSの誕生により容易に相手に対し意見を述べられるようになり
誹謗中傷による投稿者への攻撃をする場合は、自身の姿勢を見直す
必要があります。
人から「馬鹿、生きている意味なんてない」など言われたらどう
感じるか?という話です。

絵描きの世界は、自由度が求められておりますがそれは裏を返せ
ば無法地帯
です。
自分が加害者にならないよう進めていきたい所ですね。

【 意識したいマナー・環境 】

マナーと聞いても関わる場面は多種多様です。
この記事では、マナーに大きくかかわる環境面についてお話しして
いこうと思います。

対人など限定的な場面については、別の記事でご紹介したいと
思います。

●制作環境におけるマナー

絵画を制作する環境として、自宅やアトリエ、公共スペースで行う
ライブペイントなど様々な場面があります。

作業する場の清潔さを保つ事で周辺環境への配慮や絵画作品を汚さ
ずに進めトラブル回避に繋がります。
自宅など自分の環境で作品を制作する場合は、自分の領域であって
も清潔を保つ事で作品の劣化を抑える事ができます。

物が散乱し埃やゴミが多いと作品に付着してしまいせっかくの作品
がだらしなくなってしまいます^^;
僕の場合は、ワンちゃんがいた頃は犬の毛が画材や支持体にくっつ
く事があるので頻繁に掃除をする事で異物の付着を防いでいます。

友達の家や公共スペースを利用する場合は、絵の具などで汚すと
まずいのでマスキングシートなどで床や壁を多い汚れの付着を防ぐ
等の工夫が必要です。

個人的に環境への配慮は、作品やその場の清潔面を保つだけでなく
環境を整える事で自身の内面も整えられるので気持ちよく進める事
が出来るのかな~と思います^^
また、お借り頂いている環境に対する誠意を伝える事にもなるので
お互いの関係性を良好にする為にも作業環境の整備は、絵描きとし
ての責任ですね。

●イベント環境におけるマナー

SNSやWEB上、僕個人の経験上この手のマナー問題は多いのかなと
思います。

人の個展やワークショップなど、作家主催のイベントへ来訪した
際に自分の紹介を推し進める、という行動です。
過去にありましたが僕が個展を開催中の時にそのお店の常連客?
が入店しました。
その人も創作活動をしている人で店長を経由し、僕が自己紹介を
した後に「今度、この店で〇〇展をやるので来てください」と
いきなり案内状を渡されました。

リアルタイムで僕の個展開催中でその創作活動をしている人とは
初対面でどのような人かも知らない状態です。
お相手は、作品を観る事なく一方的に案内状を渡してきたわけです。

他のケースでもイベント中に来訪された作家さんがいきなり
「この場所どうですか?」と聞いてきたこともありますね。

個展など作家主催のイベントは、その人が主役です。
多額の場所代や準備に労力とお金を費やして皆挑んでいます。
主催者の想いを踏みつけ自身の欲求だけを優先しようとする行為は
不誠実な姿勢となり印象はかなり悪くなります。

突然人様の家に上がり込んで「この商品を買ってください!」と
押し付けているようなものです。

僕の場合、下見でギャラリーへ行く事はありますがその際は、
作品をしっかり観て作家さんの想いや姿勢を聞いてから質問などを
するようにしています。
挨拶や礼儀は、ただの形式ではなくお互いを尊重する為に大切
事だと僕は思います。

トラブル回避の1つとして、作品保護の規則があります。
保護とは、作品の写真撮影がOKかNGなのか?無断で掲載しない、
作品に許可なく触れないなどの注意事項を明確に掲示する事も
自身を守る為に必要な事です。

話は、変わりますがイベント会場の清掃も重要です。
自分が持っている場所やレンタル利用している場合であろうが
その空間が不衛生だと入ろうとは思いわないです。
来場される方はお客様でもあるので気持ちよく受け入れる為の
衛生管理は必用ですね。

●案内状の設置のマナー

イベント宣伝で利用される案内状等の設置の際に意識すると良い
事が「協力者への敬意」です。
画材屋やギャラリーなどは、案内状などの設置が自然とされている
ので実感しにくい所もあるかと思いますがそうでない場所へ設置
する場合は、その”空間の性格”を尊重する事だと個人的に感じて
います。

僕の場合、居酒屋や喫茶店、NPO法人などに設置して頂く事があり
ますが本来、お店や企業はイベント告知を担っているものではあり
ません。
お店にもコンセプトや雰囲気、性格があります。
”親しき中にも礼儀あり”、と言われるように関係性があったと
しても設置してもらって当然、ではなくご助力頂けるかの話を
進めて行く事で意味のあるご助力を頂ける事となります。

お相手やお店や企業も人間ですからね^^

●オンライン環境上のマナー

絵画に限らずSNSの誕生から容易に情報を得られ発信できるように
なりましたがその影には、悪意ある意見を発信する人達もいます。
作家さんが発信した作品画像や意見に対し、否定し自分の意見を
押し付ける、またはアイデアや作品を盗み取るなどの行動は、不愉
快ですよね。

この行為に晒され心を痛める絵描きさんは、多いです。
それをキッカケに好きだった絵描きを辞めたい、と思う人もいる
くらいです。
言う側は、一時の不満をぶつけてスッキリするかもしれませんが
言われる側は、それが恐怖となりトラウマなど生き方に悪影響
及ぼす場合もあります。

著作権や引用ルールなどありますが立場や価値観によって善悪など
分かれてしまいます。自然の摂理です。
その前に自分の意見がどう相手に影響を与えるのか?を考える事が
大切だと思います。

【 心構え 】

マナー違反による問題は、事前の意識や行動次第で防ぐ事ができます。
特に以下を心がけると良いでしょう:

・他者へのリスペクトを持つ。
・コミュニケーションを円滑に保つ。
・プロフェッショナリズムを意識する。
・批判を受けても謙虚な態度で対応する。

世の中には、正もあれば負があります。
プラスがあればマイナスもあり立場によって正義にも悪にもなります。
人それぞれが信じているもの、大切にしているものがあります。

断片的に否定するのではなくまずは、相手に対する敬意を払うこと
で好印象なやり取りへと発展します。
絵描きとしてのマナーは、他者との関係性やキャリアを築く基盤に
なります。
それを守ることで、信頼と成功を得ることができるでしょう!

対人マナーを中心にご紹介している後半は、こちらからご覧ください!

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最後までお読み頂きありがとうございます^^
良好な創作活動に繋がりますように!

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