2024-08-21

絵の悩み解決!モチーフを変えて画力を上げよう!!

こんにちは、油絵×心像画家の中西宇仁です!

今回は、絵を描く事に行き詰まった時の対策の1つ
モチーフを変えてみる!というお話しをしていこうと思います。

絵をある程度描き続けていくと描き方や世界観の出し方など
表現性が伸ばせなかったりと絵描きとしての悩みが出てきます。

そのような時には、今までのモチーフから一旦離れ別のモチーフ
に触れる事で新鮮みと新たな発見など見聞を広げる
事が出来ます。

僕も1つのモチーフを描き続けていると表現の幅に制限を感じ窮屈
な思いをする事がありますがそのような時にモチーフを変える事で
気分転換と新発見へと繋がり表現性を高め周りからの反応も増えて
いきました。

絵を描く事に対し悩みを持たれていたとしたらぜひご覧頂きたい内容
ですのでゆっくりしていってください^^

【 モチーフへのハードルが高い 】

絵を描き続けると思うように描写出来ない事はよくありますよね。
上手くいかない状態だとイライラしたり疲れてしまったりとモチベーション
も下がってしまいます。

そのような状況に入ってしまうとせっかく興味を持った絵描きを辞めたくなる
なんて事もあり得ます。

そうならない為にも今一度立ち止まりこのまま進めて意味があるかどうかを振り返るのも1つの手です。

例えば初めて絵を描くとなった時にいきなり人物画を描こうとするも目や鼻、手足の位置などバランスが上手くいかない、髪の毛など細かいヵ所の書き込みが難しいと永遠と悩んでいると疲れてしまいます。

いきなりモチーフへのハードルを高くするのではなくシンプルなリンゴや器などから入ってみたり形にこだわらず抽象画や半具象絵画(キュピズムのように形あるものと抽象的要素を含んだ具象画)から入ってまずは楽しむことを優先する事も良いでしょう。


なぜなら苦しみながら続けていてもただの作業になったり得られるものが少ないからです。
楽しむ気持ちがある事でモチベーションも上がり何より継続力がケタ違いに上がります。

僕の場合、抽象画から具象画に移る時も薔薇の花1輪、木を一本で背景も1色などシンプルな構図から始めました。
いきなりゴチャゴチャしちゃうと苦しくなりそうになったので^^;

絵に限らず目の前の事に詰まった場合、一旦離れて他の事に触れる事で気分転換と新たな発見にもなるので少しくらい寄り道してもバチは当たらないですよ。
寄り道する事で新しい発見もありどちらに転んでもプラスになりますからね。

モチーフ選びもなかなか大変な作業ですが各絵画ジャンルの意味を知る事で
見出しやすくなりますのでこちらも合わせてご覧ください。

【 モチーフを変えてスキル拡張 】

新たなモチーフに触れるという事はそれだけ発見があります。
ただの面白さだけでなく知識や技術など様々な要素を得られるキッカケとなります!
絵を描く際にモチーフを変えることで得られるメリットは以下の通りです。

●新鮮な視点

今まで触れて来なかったモチーフに挑む事で異なる角度や視点で見る事ができ新たな創造性を刺激します。
1つのモチーフを長く描いている場合、形や色、方向性が偏り”ネタ”切れに困る場合があります。
また、系統が同じ為いつも同じような画材と色、描き方になる為マンネリ化してしまう可能性もあります。

そのような時に今まで描いて来なかったモチーフに着手する事で新鮮さと新たな発見となります。

僕の場合、絵を描き始めたばかりの頃は抽象画が多かったのですがいつも同じテイストになる為、マンネリ化を感じていました。
その時に形あるものを描く事で発見と新鮮さを感じ表現性を広げるキッカケになりましたね。
作品を観ると植物系が多いのですが今まで避けていた人物像に着手する事で新たな課題と発見にも繋がりましたね。

一般的に「現状維持は衰退のもと」と言われる事がありますが絵画の場合も今までと同じテイストで描くと言う事は現状維持を続けているという事になる為、別のモチーフを取り入れる事で新発見に繋がります!

●技術向上

今までと異なる対象を描くことで新たな知識と技法必要となり画力拡張に繋がります!
例えば抽象画から始め抽象画のみ描いている場合は、写実描写のスキルが身に着かず平行線のままです。
僕も昔は抽象画や好き勝手に描いていましたが現在のように植物や静物、人物のように構造体を持つ物体は描けませんでした。

画家業を盛り上げようと思ってからはこのままではいけないと思い具象的なモチーフに着手しスキルを拡張する事ができ表現性だけでなく周りからの反応も比例して増えていきました。

個人的に写実スキルを拡張するのにオススメなモチーフは、人物ですね。
人には、緩やかな曲線や凹凸、目や鼻、耳などパーツのバランスがあります。
細かい描写であれば髪の毛や服のシワなど形、色、奥行きなど様々な要素が詰まっています。
表情と輪郭に違和感を加える事で人物像も深まるので表現性を鍛えるのにも適しています。
ちょっとした歪みやズレも違和感に感じやすいのでその分得られるテクニックなど画力向上に有効なモチーフですね。

●モチベーション回復

行き詰まると気持ちも重くなり気持ちよくないですね。
モチベーションは、物事を遂行するのに必要な原動力です。
今までのお話しで触れてきましたが過去に触れなかった事に対し新たに触れる事で新鮮みや面白味、発見と得られるものは多いです。
人は、発見・拡張する事で自分の中で有益となりモチベーションアップに繋がります。

新たなモチーフに触れる事も同様です。
新しいチャレンジは絵に対する興味を再燃させ行き詰まり感を解消する助けとなります!

僕は油絵をメインで描いていますが他の画材やモチーフに定期的に触れるようにしています。
運動習慣でサイクリングをやっていますが道中寄った場所で画材を取り出し風景や物を描いたりすると普段、触れない事なので発見もあり新鮮さを感じます。

モチーフを変える事に抵抗を感じる場合もあるかと思います。
モチーフを変えたからといって今までの自分を捨てるという事ではなく
新たな面を見出し知識と技術を拡張していくという事となります。

メインとして使っている画材だけでなく手軽な画材でも何でも良いので
つまみ食いする感覚で広げていくと心の負担も減らせるかと思います^^

抽象画と具象画の違いや意味などまとめたものもありますので
参考としてこちらもご覧ください。

【 まとめ 】

今回は、絵を描くのに生き詰まったらモチーフを変えてみよう
というお話しでした。

<< モチーフへのハードルが高い >>
 今手掛けているモチーフに苦戦し、まだその時ではない場合は
 シンプルなものに変えて一旦ハードルを落とす事で着実に経験として
 積み上げていける。
 また気持ちの面でも楽になるので継続しやすくなる。

<< モチーフを変えてスキル拡張 >>
 ●新鮮な視点
 ●技術向上
 ●モチベーション回復

今までと別のものに触れるという事は、勇気がいりますね。
そこを乗り越える事で新たな発見と自身を成長させる機会になります。
上手くいかなくても発見です。

自由な発想、楽しむという姿勢を持つと自分を後押しできますよ^^

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最後まで読んで頂きありがとうございます!
新たな道が開けますように^^

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