2024-11-14

絵が上手くなる方法!スキル向上にオススメなモチーフとは!?

おはようございます!油絵×心像画家の中西宇仁です。

今回は、画力向上に有効なモチーフの中でもオススメな
人物画で得られるスキルについてお話ししていこうと思います。

多くの絵描きさんが人や物など物体を上手く描けないという
悩みをSNSや質問サイト、実際にお話しする場面などで多く見受け
られます。

僕も最初は抵抗感があり避けていましたが着手する事で今までに
ないスキルを身に着け抽象画から具象絵画まで表現性の拡張と深め
る事が出来るようになりました。

画力向上で悩みを持たれている方には是非、ご覧頂きたい内容
となりますので1つの参考としてご覧頂けたらと思います!

【 画力向上に有効なモチーフ例 】

元々僕は、独学で絵を始めて抽象画など写実性を気にせず描いて
きました。
その為、今のように具象画を描く事が出来ませんでしたが自分が
どのような表現をしていきたいのか?

目標を具体化し、それに必要な画力向上の為に避けてきたモチーフ
に着手する事で表現性の拡張と深堀を実現する事が出来ました。

画力向上に有効なモチーフをいくつかご紹介しますね!

●静物

食器や食材など文字通り静かな物体です
シンプルな構成でも光の当たり方や質感、形の表し方を学ぶ為の
理解を深められます。
果物や陶器、布などの組み合わせは、陰影や質感の描写力を高める良い
練習になります。

静物をモチーフにする利点としては、身近な存在を対象とする
事が出来るという事です!

僕の場合、油絵をはじめて描いた時に選んだモチーフはウィスキー
ボトルでした。
当時、ウィスキーがマイブームであったのでモチベーションを上げ
る為にも好きな物をモチーフに選びました。

身近にあるものを目視で捉える事が出来るので観察しながらの
描写にはもってこいのモチーフですね。

●人物

この記事では、人物をモチーフした場合に得られる事を掘り下げて
いこうかと思います!

表情や形、人がバランスを意識するのに一番敏感な要素が人物の
為、画力向上には打ってつけです。

絵描きさんの中でも人物を取り入れた描写をする方は、比較的
少ないようです。
理由は、「 難しいから 」

難しいものには、相応の知識や技術が必用となる為着手することで
自身の画力を大幅に向上させる事が出来ます!

●自然物

植物や動物など複雑で有機的な形状は、構図力や奥行きなど自然
細部の観察力を向上
させます。
葉や花びらの細かい形状を観察しながら描くことで、曲線や細部への
注意力が養われます。

個人的には、色使いを深められるモチーフだと思います。
お花であれば基本、単色の為1つの色だとしても明るいヵ所から
暗いヵ所までトーン(色の濃淡)を使い分けるスキルが身に着くと
体感していますね。

●建築物

遠近法や形の正確な把握を鍛えられます。
空間を描く為、モチーフのサイズや配置など構造性を習得するのに
適していますね。

モチーフといっても対象によって描き方は、異なります。
自分がどのような絵を描きたいのか?
その為に必要なモチーフとは何なのか?
を整理し、理想に近づけるようなモチーフ選びをしていくことで
着実にステップアップする事が出来ます^^

【 画力向上には、人物画!! 】

あらゆるモチーフの中でも人物が描かれている割合は、比較して
少ないものだと他の絵描きさんからもよく聞きます。
理由は、他のモチーフに比べ難しいから!

ハードルは高いですが故に得られるものは大きいです。

画力向上にオススメなモチーフである人物画についてお話しし
ていきますね^^

●バランスの調整

あらゆるモチーフの中でバランスを強く意識されるものが人物です。

植物や地形、建造物などであれば多少ズレたとしてもそういうもの
か~と人間の脳が修正を掛ける為、そこまで違和感を感じませんが
人間の場合は、自身の事でもあり頻繁に触れる・目に映る・近い
存在の為、ちょっとしたズレに対しても違和感を覚えます。

その為、目や鼻、口など身体の部位ごとの配置に敏感になる為
バランスを意識した描き方の練習になるという事ですね。

●多彩な立体感

花瓶などの静物モチーフと比べて流動性ある形や骨格による凹凸
など人体には様々な形が含まれています。
顔であれば眼球を受け止める為の凹凸があったり鼻から頬にかけて
立体感の変化があるなど部位毎に奥行きが存在します。

また、表情やポーズを複合することで複雑な表現力が必用となり
デッサンなど大幅な画力向上へと繋がります!

絵で立体感を出す方法については、こちらでご紹介しておりますので
合わせてご覧ください!

●緻密な色彩

人の肌、瞳、髪など自然体な色を人間は敏感に感じ取ります。
その為、緻密な色使いや色の相性などの色彩論理を意識して描き
進める必要があり絵の具などの画材理解が必用となります。

デッサン力だけではなく質感を表す為の絵の具の使い方も両立させ
る必要がある為、総合した画力向上が大きく期待できます!
というより身に着きます!

●表現性の追求

表情というものは、感情やその人の思考など内側の要素が表に現れ
るものです。
表現したい人の内面や感情を視覚的に伝えやすい為、より深い観察力と
表現力が育まれ完成度も向上します!
喜怒哀楽の表現の中で表情は、わかりやすく印象を与える事ができるわけですね。

僕も人物を含んだ絵を描き始めた事により写実表現の向上と
イベントで来場された方の反応も充実を増してきました。
「この人は、〇〇を抱いているのかな・・・」など、具体的な
感動を持たれるようになりましたね。

また、人物を描ける事で大きな自信と確かなスキル向上となるので
挑戦する価値は大いにあるモチーフですね。
人物が描けるようになるとそれだけで絵描きとしてのレベルに
期待を増大させる事も出来ます!

【 まとめ 】

今回は、画力向上に有効なモチーフの中でオススメである
人物に絞ってお伝えしました。

●画力向上に有効なモチーフ例
・静物
・人物
・自然物
・建築物

●画力向上には、人物画!!
・バランスの調整
・多彩な立体感
・緻密な色彩
・表現性の追求

これは、僕の心境ですが今まで好き勝手に描いてきましたが
物体や人物に着手する事に対し抵抗感を抱いていました。
なぜなら、
「着手して描けなかったらそこで止まってしまう・・・」
「今のままでも十分なんだ」

と、観て見ぬふりをして現状の自分で安心感を保っていたから
です。

ただ、画家を名乗る以上はこのままではいけないと思い今までの
ちっぽけな守りから抜け植物や静物、人物などの写実描写に着手
する事で今までにない見聞や知識、技術を得る事ができました。

この記事を読んでいる方の中には、新たな挑戦に対し気持ちが
進まないのであれば勇気を持って着手してもらいたいと思います。
やってみないと見えないもの、得られないものというのはあります。

やってみてそれでも震えてしまうようであれば遠慮なく声をかけて
くださいね^^

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最後までお読み頂きありがとうございます!
表現力の拡大に繋がりますように^^

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