2021-08-07

油絵の具で色の作り方について!初心者にわかりやすく説明!

遊びに来ていただきありがとうございます^^
中西宇仁です。

最近は、ペイントナイフと筆を使い分けて描くようにしております!
道具によって塗り方が異なるので追求すればするほど面白味が増してきます^^

さて、油絵を描くのに必要な道具はお手元に揃っておりますでしょうか!?
油絵をこれから始めようと画材を準備するも絵の具は、どうやって塗れば良いのだろう?
と悩まれる方は多いと思います。
今回は、溶き油を使うとどのように塗れるかお伝えしていきたいと思います。

★こういうお悩みを持っている方にオススメ!!
・今まで絵の具を使ったことがない・・・
・油絵の絵の具をどうやって扱うの?
・使った後の筆は、どうやって洗うの

油絵に必要な道具については、下記をご参照ください!
油絵初心者が絵を描くのに必要な道具とは?画材10選についての写真付きで解説!!

【必要な道具】

・パレット
・筆(太さや種類が異なる筆を数本)
・絵の具
・ペインティングオイル
・油壺(オイルを入れる器)
・タオル
・クリーナー

【キャンバスに絵の具を塗ってみよう】

使う絵の具をパレットに乗せる
 使用する絵の具を等間隔でチューブからパレット上に乗せていきます。
 この時に絵の具と距離を少し離して配置していきます。
 色を混ぜるスペースも確保しておきます。

(私が普段使っているパレットだとわかりにくいためこちらの器を使用します^^;)

油壺にオイルを入れる
 壺は、パレットに直接設置することもできます。
 壺がない場合は、小さな器に入れて使用しても良いです。

絵の具を切り分ける

筆かペイントナイフで使う分の絵の具を切り分けます。

溶き油を混ぜずに塗る
 まずは、ペインティングオイルを混ぜずに塗ってみましょう!

溶き油を混ぜて塗る
 筆をオイルにつけます。
 濡れた筆で絵の具を溶かしてみましょう!!
 感覚としては、水で溶かすイメージで問題ありません!、お好みで溶かしていきましょう。

溶き油を含めれば含める程、滑らかに絵の具を塗ることができます。

色を混ぜてみよう!
 同じように使う絵の具を分け混ぜていきます。
 今回は紫色を作ってみるので、明るさを出すため白絵の具も使います。
 
 まず、適当に赤と青を混ぜスペースに乗せます。
 この時、青色は濃度が濃いので少なめにしておきます。

 混ぜ混ぜ・・・

紫色の完成ですね!!

では、さらにこの紫色に白を混ぜてみましょう。
混ぜ混ぜ・・・

また色彩が変わりました^^
 
同じ色でも配合により明るい色から暗い色へと変幻自在になります。
この調子で次の色も作ってみましょう!!

次は、”オレンジ色”です

チューブで既にオレンジ色はあるのですが色に慣れる意味でも自分で作っていくと表現の幅が広がります^^
使う色は、黄色です。
同じように混ぜるスペースに2色を置いていきます。
そして混ぜ混ぜ・・・

はい、オレンジ色の完成です!!

ここまでこの色とこの色を混ぜたらこのような色になる、と1つ1つ組み合わせました。
文章に起こすと理科の実験のようにお堅くなりますが物は試しに自分で色々混ぜて楽しんでみてください^^
描き手が楽しむと”色も楽しく”なりますよ♪
 
また、色の濃度については”カラーパレット”を参考に使えます。
カラーパレットとは、色合いの基準を示したものです。

絵の具の「色彩」については関連記事もございますのでこちらもご覧になってみてください!
(油絵の具超おすすめのメーカー5選。特徴・性質から乾燥期間まで種類別解説!!)

・筆毎に使い分けてみよう
 平目・細い・中太・太などタイプによって塗り方が異なります。

【筆を洗浄する】

・タオルでふき取る
 ひと段落ついたら後片づけです!
 まずは筆についた余分な絵の具をタオルでふき取ります。
 使わない布であればなんでも良いです。
 捨てる必要もないので使ったタオルは取っておきましょう。

・クリーナーで洗浄
 入念に筆を洗います。強く筆を押し付けてしまうと毛先が広がり痛めてしまうので優しく洗います^^

・乾かす
筆は毛で出来ています。しっかり乾かしておきます
※乾かない状態で絵の具を塗り始めると塗ったカ所が剥離してしまうので2,3日は乾燥させておきます。
その為、次に塗るまでに経過を要するので筆は複数持っておくことをオススメします。
 
 乾くまで待てない!という場合は、ドライヤーで乾かすと良いです。
 むしろ余裕があればドライヤーで乾かす方が筆には良いのです。
 筆は、動物の毛で出来ております。私たちもお風呂上りに髪の毛を乾かしますね?
 なぜ乾かす必要があるのかというと髪は濡れている状態が続くと傷んでしまいます。
 ドライヤーで乾かすとサラサラになりますが自然乾燥させるとゴワゴワになります(実体験)
 同じように筆も洗浄した後は、ドライヤーで乾かすと長持ちします。

【まとめ】

今回は、絵の具をお試しで塗りました。
油絵の具を溶く時は「ペインティングオイル」を使用する。絵の具を使った後の”ケア”です。
水彩絵の具では、水で溶くように油絵の具では同じ油であるペインティングオイルで溶かします
油絵の場合は、色ごとに筆を使い分けるので自然と筆の数が増えていきます。
塗り終わった後の筆は、”必ず”クリーナーで洗浄すること。
ケアを怠り筆が使え物にならなくなるとまた新たに購入し用意をする必要があります。
資源の無駄を抑える為にも道具を”大切に”使ってあげてください^^

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