2024-03-19

絵が長時間描けない原因と対応策についてご紹介!!

おはようございます。油絵×心像画家の中西宇仁です。

今回は、絵を長時間描けない場合の解決策についてお話していこうと思います。

絵を描く方の多くは仕事や通学、家事などをしながら空いた時間に
描く事が多いです。

生活を送る中あらゆる要因により集中したくても出来ずなかなか
作品制作が進まないという悩みは誰しも思い悩む所ですね。

僕も集中力がある方ではないですが工夫次第で1日の中で総合して
作品制作や活動を継続する
ことが出来ております。

集中力の保ち方と改善をすることで今までより効率が上がるので
しっかりご覧頂けたらと思います!

また、絵を描く時間がそもそもない!と悩まれている方もいらっしゃるかと
思いますのでこちらを参考にご覧頂けたらと思います!

【 集中できる時間 】

人間が集中できる時間は約50分前後と言われています。
ただ、机に座って勉強するなど更に集中力を必要とする場合は
15分が限度と医学の目線からも言われています。

集中しやすい時間帯としては、起床後の2,3時間と言われており
脳に疲労がまだ溜まっていない状態の為1日の中で集中しやすい時間帯が
起床後とされています。

絵を長時間描けないという声を聞きますがそもそも人間の集中できる
時間は短いという事ですね。

絵を描く行動は体力を必要とします。
同じ姿勢を持続し細かい作業を行うので必然と気力と集中力が削がれる
というのを受け入れておくと良いでしょう!

【 集中する条件 】

私も集中力が長い方ではないのですが1日平均数時間以上
描いています。
集中できる条件についてお話しますね!

●目標設定

具体的な終着点を設定する事でめどが立ちそこへ向けて
集中して取り組む事ができます。
「今日は〇〇まで仕上げる」など目標を決めることで
モチベーションを維持し進めることができます。

なんとなく進めているだけだと何処まで着手すれば良いのか
見えなくなり余計な考えや行動を取りその分集中力を欠いてしまいます。

●場所

絵は基本室内で描く事が多いので一番居座る環境周辺の整備
をする事で気持ちも軽くなり集中しやすくなります。
ゴミや物が散乱していると画材を準備するのも手間が掛かり
気持ちも下がってしまいますからね。
イスや作業台の高さを変えたり立って絵を描くなども良いでしょう!

●音

集中力が欠かれる要因の1つに音があります。
外部の雑音など自身の状態に対し不自然な音は不快感となり
集中力を欠いてしまいます。
ノイズキャンセラーなど雑音を抑える器具などが対応しやすいですね。

ただ、人によっては無音より音が入った方が集中しやすい場合も
あるので音楽やTV、動画を流しながらの方が効率があがるケースもあります。

●共通点

目標設定という動機付け、作業する為の環境要素、音などの外的要因の3要素を
挙げましたが集中力と関係するものとしてメンタル環境があります。
スポーツ選手も内面環境を整える事で試合に集中するという話があるのと
同じですね。

意識を定める、リラックスできる環境を作る事で雑念や無駄な事を省けるので
目の前の作業に集中しやすくなるわけですね。

ただ、人の思考というのは癖のようなものなので一概にクリアな状態で
望めるものでもないです。
集中できない場合の進め方については、以降でお話しますね。

【 集中力の補充 】

人間の集中力は軽く見積もっても50分とされており更に集中すると
15分程とされています。
気力も体力も失われていくので集中力が低下するのは必然ですが
取り戻す事もできます。

集中力のチャージについてお話しますね!

●間を挟む

まとまった時間全てに絵を描く事に費やすのではなく
絵描き以外の取り組みを挟む方法です。

例えば絵に区切りをつけた後は動画やTVを見る、音楽を聴くなど
「 作業以外の工程を挟む 」ということです。

気持と意識を他の事に向ける事でリセットされ再び絵を描き始める
という流れを繰り返す事で総合的に描き進める事ができます。

注意点としては、頭を使ったり激しい運動は避けた方が良いです。
集中力という最初の方でもお伝えしましたが疲労感が溜まっていない起床後が
一番集中できる状態です。
その為、読書や激しい運動などは脳と身体を疲れさせてしまい集中力の補充に
繋がりません。

受け身となるような事を挟むと疲れる事なく集中力を取り戻す事ができます。

僕も絵に区切りをつけた後はアニメや動画など受け身を受けた後
再度描き始めていますが継続して描き進める事が出来ています。

●食べ物補充

集中して作業を進めるとその分カロリー消費します。
その中でも糖質はブドウ糖に分解されエネルギーとして使われるので
ラムネやバナナ等吸収しやすい食べ物がオススメです!

まとまった時間に集中して絵を描く事は相当の気力と体力を使います。
ただ、短時間でも休憩や補充を挟む事で継続して続けることができるので
1日の中でペースを維持し続けることができます!

【 集中できない場合の進め方 】

体調や気持ちが沈んでいる等、どうしても集中が続かない場合もありますよね。
そのような時は作業工程を見直すと効率が上がります。

集中力が妨げられる要因の1つにストレスがあります。
今までのお話の中でも触れましたがリラックスできる状態が
集中力を上げる事に繋がります。

言うなればリラックスできない状態が集中力を低下させる
原因とも言えます。

絵を描いていく場合、ストレスとなりやすい事として
制作手順があります。

どこに色を配置しようか?、絵の具を乗せる順番をどうしようか?
等、描いている最中に迷いがあると悩みそれだけ時間と労力を必要とします。

思うように制作が進まず集中力だけが削れていく流れになるわけですね。

それらを解決する方法として、「 計画性を持たせる 」事が有効です。
いきなりキャンバス上で仕上げ用とするのではなく色は何処に置こうかな?
何層塗れば良いかな?、光と影の調整は最後にしようかな?
モチーフの配置はどうしようかな?

など本番を迎える前に完成イメージを持てるような事前準備ですね。
絵画の設計図です。

アニメでもラフ画といって大まかなイメージを作った後に詳細化していきます。
それと同じように絵も大まかなイメージを先に作ってから落とし込む事ができます。

その為、設計図を基に進めていけば作業中に迷いと無駄な手間も省け進める事が出来ます。
結果、ストレスも減り集中力を妨げられる事もなくなるというわけです!

【 まとめ 】

●集中できる時間帯
人間が集中できる時間は医学的に50分とされています。
更に集中する場合は、15分程度。
集中しやすい時間帯は疲労感が溜まっていない起床後

●集中する条件
目標設定という動機付け、作業する為の環境要素、音などの外的要因
の3要素があります。

「〇〇まで着手する」など明確な小さな目標を設定する。
身の回りをを整備し作業しやすい環境を作る。
音が気になる場合は、ノイズキャンセラーなどの器具を用いるなど
対策をする。また、無音が気になる場合は音楽やTVを流すなども有効。

集中できる共通の条件として、メンタル状態が挙げられます。
平常心から目の前の作業に集中しやすくなる為、リラックスできる
状態が望ましいです。

●集中力の補充
まとまった時間に仕上げるのではなく分散させる事で継続した取り組みが出来ます。
絵に区切りが出来たら一旦離れ他の息抜きを挟む。
一息ついた後、再度創作活動を開始することで1日の中で総合して取り組む事ができます。
息抜きについては、疲労しては意味がないので頭や身体を使わないようにすると
効果的です!

集中する分エネルギーを消耗するので脳の栄養に良いブドウ糖など食べ物を
間に摂るのも有効です。
ラムネやバナナ等、お手軽かつ吸収しやすい物がオススメです。

●集中できない場合
作業中、短時間でも集中が続かない場合は作業工程の見直しをすると良いです。
迷いや無駄な手間があるとそれだけ時間を要するが思うように進められないので
工程を改善することでストレスも減り集中しやすくなります。

絵を描く、創作活動をする上で必ずまとまった時間内に収めなきゃ
いけない事は早々ありません。
集中出来ないから自分はダメだ、という事もないです。

自分に合ったペース配分を見つけることが出来ればそれがルーティン化
され日々、継続して続けることができます!

また、絵を描く時間がそもそもない!と悩まれている方もいらっしゃるかと
思いますのでこちらを参考にご覧頂けたらと思います!

ここまで読んで頂きありがとうございます!
少しでも参考になれば幸いです^^

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