2021-08-02

SNSで自分で描いた絵を印象良く見せる方法とは?その1(方向性を決める)

本日も遊びに来て頂きありがとうございます^^
中西宇仁です。

僕は日頃から自炊をしておりますがどのように料理を盛り付けると美味しそうに見えるかな~と想像する時があります。
焼き鳥を作った時には、なるべく居酒屋風にしております(笑)

ということで前回は自分で作った作品をお手軽に公開できる手段としてSNSを取り上げ普段僕が頻繁に使っているSNS(Instagram、Twitter)の傾向と特徴についてお伝えしました

今回は、魅せる為の”方向性”についてお伝えしていこうと思います。

【視覚に入れた時の認識について】

人間は、物事を捉える手段として聴覚や嗅覚、視覚など五感から感じ取る生き物です。
人が受ける情報の8割は”視覚”と言われております。
(論文などでもよく説明されておりますね)

言葉で伝えられるより”結果”となる実体を見た方が理解しやすいと感じた事はありませんか?
道を尋ねる時も「ここを右に曲がって真っ直ぐ進んで左へ・・・」と言われるよりかは地図を見て案内を受ける方がわかりやすいのかなと思います。

相手の事を理解するには、見た目だけではなくその人の考えに触れていく必要があります。
その為の手段として”言葉”があります。
物語をより深く理解するには、描かれた登場人物だけではなくどのような状況なのかを説明する為の”文章”が必要になります。

SNSの説明と関係あるの?と思われるかもしれませんが作品を魅せる、自分を知ってもらう為に
必要な本質的要因となります!!

それを踏まえそのまま下へスクロールを・・・

【方向性を決める】

「SNSの傾向と特徴」にて、InstagramとTwitterを使い分けるとご説明しました。おさらいすると

●ふりかえり

・Instagram
作品画像をメインとして投稿する為、見る側はこの人は、”何を伝えたいのか?”
を意識します。
上記の視覚に入れた認識と同様です。
文字だと組み合わせてから処理し認識するまでに時間を要しますが画像の場合は、瞬時に判断し認識することが可能です。

・Twitter
限られた文字数制限の中でちょっとした自分の”意見”を文章で伝える事ができる。
画像投稿も可能ですが傾向からすると”つぶやく”方が多いと思われます。
その考えに共感した場合、リツイートで相手の投稿を自分の投稿として上げることが出来るので拡散率は高いです。

●何を相手に伝えたいのか定義する

・Instagram
アカウントにアクセスした時に最初に目に入るのが投稿画像です。
料理の写真が多ければこの人は、料理を中心とした投稿をする人なのかな?
車の写真が多ければ車が好きな人なのかな?
、と見る側はイメージ(認識)します。
 
自分で手掛けた作品を知ってもらうには作品を中心とした投稿をしていく必要があります。
 
”何を伝えたいのか”、が方向性になります。
 
この方向性を整理しきれなかった場合どのようになるか説明しますね。

例えば「お腹空いたな~焼き肉食べたいな~」と意識した場合、焼き肉屋さんへ行くとします。
入店して席に座りメニュー表を広げてそこに、「ボンゴレパスタ」が載っていたらどうでしょう。
9割フレンチで残り1割は、焼き肉メニュー・・・焼肉屋さんじゃないの?と悩みます。

お魚やクラゲ、海の生物を見たいと思い水族館へおもむき入った先に見えるのが盆栽の展覧会だったら
どうでしょうか!?
黒松・もみじ・真柏の盆栽が続きペンギンさんが1匹・・・  シュールです。

焼き肉を食べたいのになんでフレンチ料理が多くて焼き肉メニューが少ないの?
水族館で色々な海の生物を見たいのになんで盆栽なの?
と、疑問が浮かびます。

お店側、水族館側の”方向性”が定まっていないが為に様々なものを取り入れた結果
何を伝えたいのかわからなくなってしまいます。

比率を逆転してメインとなる作品が8割、それ以外に載せる投稿を2割にする事で
「私は普段こういう人ですよ」、とお伝えするなら他の要素も取り入れると面白く感じますが
やみ鍋状態でごちゃ混ぜな投稿が多いとこの人は”何を伝えたいのだろう?”と見る側の認識が
定まりません。
(定まらないということは、将来的に絵画を発表したい人なの?と疑問がよぎりオファーのきっかけを逃すことになります)

ごちゃ混ぜ鍋ではなく”もつ鍋、ちゃんこ鍋、キムチ鍋”のようにメニューが定まっていると
このお店は、こういう料理(伝えたい事)をメインとしているのか~と認識されます。

・Twitter
僕の場合、作品紹介はInstagramで日頃の考え方については、Twitterを利用しております。
考え方といってもアートに関する自分なりの意見や日頃から何を意識して感性に繋げているか。
絵を描く際の悩みや葛藤などこの”絵を描いている人は、何を考えているのか?”を伝えられるような
投稿を心掛け行っております。
(現にお声かけを頂く際に「中西さんの考え方に惹かれ・・・」と自分を知ってて頂けるようになりました)

上記Instagramのケースで挙げた残りの”2割”も同様に活かす事ができます。
普段、アートについて熱心に取り組んでいる人が
「今日は、スーパーの特売日に間に合わなかった・・・」
「食生活の見直しを計り体型も良くなってきましたがそんな私は今や痛風です・・・」←これ僕です。

のように普段の生活に親しみのあるつぶやきを見ると見ている側も安心のような身近に感じるような
印象になるのかなと思います。

だからといって僕は、それを常に意識して使い分けることはしません。それをやってしまうと自然体ではなくなってしまうので^^;

変に意識して投稿してしまうと内容に違和感が生まれ「この人は、周りに良い人を作って見せてるんだな~」と誤解を受けかねません。
考え過ぎずに日頃から”大切にしている事”に耳を傾けていけばおのずと発信したい情報が出てくるのかな~と思います^^

 考え過ぎると筆が乗らないのと同じかもしれませんね。

【まとめ】

Instagramは、何を伝えたいのかを”画像”で示す。
Twitterでは、何を伝えたいのかを”文章”で示す。


何を伝えたいのか、とは絵画を描く者としての意識です。
僕も他の方の投稿を見て意識に触れる事で新たな発見があります。
自分も同じように求めている事や悩みを持っている人に対し前進できるような情報を発信したい
という想いで取り組んでおります。

”方向性”を決めるということは、この話しだけでなく作品作りや仕事、遊びなどあらゆる状況で
必要となる共通要素です。

焦る気持ちが出てくるのは誰しもあります。僕にもあります。
急いでは事を仕損じる、というように焦って行動しても良い結果は生まれません。
整っていない情報を発信して埋もれていくか整った情報を発信し次に繋げるか

魅せ方、を確認したあとはその影響がどのように現れるのか。
また魅せる為の工夫が必要になります。
そして、期待効果の実現に繋がりますが別途記事にてお伝えいたします^^

本日もご朗読頂きありがとうございました!!

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