絵を上達させる為に写真を撮って構図を学ぶ!
こんにちは、油絵×心像画家の中西宇仁です^^
今回は、絵を描くうえで良い作品を
生み出すための感性の磨き方の方法
として、
写真を撮る事!
について、お話していこうかと思います。
僕は今まで趣味として絵描きを始め
そこから画家として描いてきていますが
その為に絵だけを描いてきたわけでは
ありません。
絵を描く為には、創造性や観察力に
色彩感覚、感受性など、
感性を使って描いていきます。
感性は、絵だけでなく日々の
生活の中で何を意識するのか
によって変化するものです。
その感性を育む手段の1つとして、
カメラ撮影があります。
絵と写真は別物じゃない!?
と、思われるかもしれませんが
実は絵画を制作するうえで必要な
要素と共通点があります。
まず先に共通点をお伝えすると、
その共通点とは、
” 構図 ”
です。
構図は、1つの支持体上にモチーフをどこに置くのか
配色や光の角度など作品を構成するうえで
欠かせない要素です。
構図は何もキャンバス上の話ではなく
カメラのレンズにも該当します。
写真の場合は、レンズに映った空間を
写し出すものですがこのレンズが支持体ですね。
フレーム内に人や動物、植物に風景など
現実に存在するもの全てがモチーフとなります。
また、既に色彩や光と影も自然と発生しているので
絵画のように全く存在しない0の状態から生み出す
必要がないのがカメラの良い所ですね。
絵画の場合ですと油絵やアクリル画、パステルに
色鉛筆など様々な画材がありそれぞれに特化した
材料や道具の使い方がある為、ひと手間かかります。
表現をするのに様々な型で表すことができますが
カメラの場合は、最速で作品を作れる道具です。
その為、あらゆる角度や距離をとることで
自然と構図を確認することができます。
また、カメラの場合は構図だけでなく
自然界の明るい箇所と暗い箇所も写し取れる
ので色彩濃度や光と影となる所を見れるので
その点でいっても描写スキルを向上させる
為にも参考になる点がありますね。
例えば僕の場合、
街中や公園をお散歩したり買い物に行く
道中などで気になったものがあったら
写真を撮るようにしています。
その時は、その対象物をただ撮るのではなく
「 絵画にしたらどうなるかな~ 」
と意識して撮っていますね。
対象物を真正面から撮るのか
斜めから撮るのか、距離を離して
小さめにとるのかで
同じモチーフでも印象はがらっと変わります。
カメラといってもスマートフォンのカメラ機能
を使っているのでお手軽ですね。
スマートフォンのカメラは画素数もあり綺麗に
写るのとデータとして残るので今後の絵画作品の
制作にむけてモチーフ候補としても選ぶことが
できますね。
ちなみに余談ですが、写真と絵画はどちらが
先に生まれたと思いますか?
実は、写真の方が後に誕生しました。
19世紀(1840年頃)に発明されたそうです。
では、絵画の場合はどうなのかというと
16世紀より以前に絵は描かれていました。
ルネサンス時代と聞いたことはないですか?
よく歴史の授業でも取り上げられますね。
この時代では、写真のように映像を保存する技術
がまだなかった為、姿形を残す手段が限られていました。
その限られた手段に絵画が利用されていました。
人物画なんかはまさに記録用に描かれた事もありますね。
はい、余談でした。
話を戻しますと、カメラ撮影といっても
スマートフォンのようなカメラで十分なわけです。
そして、大切なことが1つあります。
” 気になったものを撮る ”
というのが感性を磨くのにも重要です。
絵描きは、自分がイメージするものを形とすることが
できます。
絵を描く為に必要なイメージ自体を生み出す為には
その人がどれだけ感動しているのか?
が、キーになります。
この感動は日々の生活の中で何意識を向けているのか?
そして、何を掴むのかによって感受性は高まるものです。
それらを掴むためにも気になったモチーフがあれば
写真を撮る!
というのが大切なポイントになるわけですね。
道中でちょっとしたアート気分に浸れるので
退屈な買い物なんかでも気になったものがあれば
足を止めて意識を向けてみると少し幸せに
なれるのかな~と思います^^
絵は人を感動させることができます。
その感動する絵を描くのも人です。
人に何か影響を与えられるような絵を描く
には、普段から自分自身が感動できる
人であると良いのかなと思います。
その為にもアンテナは張っておきたいところかと。
その一環として、ぶらり写真撮影も
良いですよ^^
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では、今回はこのあたりで
読んで頂きありがとうございます!!
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