2022-02-20

絵で良い作品を描きたいのなら写真を撮ろう!!

こんにちは、油絵×心像画家の中西宇仁です^^

今回は、絵を描くうえで良い作品を
生み出すための感性の磨き方の方法

として、

写真を撮る事!

について、お話していこうかと思います。

僕は今まで趣味として絵描きを始め
そこから画家として描いてきていますが

その為に絵だけを描いてきたわけでは
ありません。

絵を描く為には、創造性や観察力に
色彩感覚、感受性など、

感性を使って描いていきます。

感性は、絵だけでなく日々の
生活の中で何を意識するのか
によって変化する
ものです。

その感性を育む手段の1つとして、
カメラ撮影があります。

絵と写真は別物じゃない!?
と、思われるかもしれませんが
実は絵画を制作するうえで必要な
要素と共通点
があります。

まず先に共通点をお伝えすると、

その共通点とは、

” 構図 ”

です。

構図は、1つの支持体上にモチーフをどこに置くのか
配色や光の角度など作品を構成するうえで
欠かせない要素です。

構図は何もキャンバス上の話ではなく
カメラのレンズにも該当します。

写真の場合は、レンズに映った空間を
写し出すものですがこのレンズが支持体ですね。

フレーム内に人や動物、植物に風景など
現実に存在するもの全てがモチーフとなります。

また、既に色彩や光と影も自然と発生しているので
絵画のように全く存在しない0の状態から生み出す
必要がないのがカメラの良い所
ですね。

絵画の場合ですと油絵やアクリル画、パステルに
色鉛筆など様々な画材がありそれぞれに特化した
材料や道具の使い方がある為、ひと手間かかります。

表現をするのに様々な型で表すことができますが
カメラの場合は、最速で作品を作れる道具です。

その為、あらゆる角度や距離をとることで
自然と構図を確認することができます。

また、カメラの場合は構図だけでなく
自然界の明るい箇所と暗い箇所も写し取れる
ので色彩濃度や光と影となる所を見れるので

その点でいっても描写スキルを向上させる
為にも参考になる点がありますね。

例えば僕の場合、

街中や公園をお散歩したり買い物に行く
道中などで気になったものがあったら
写真を撮るようにしています。

その時は、その対象物をただ撮るのではなく

「 絵画にしたらどうなるかな~ 」

と意識して撮っていますね。

対象物を真正面から撮るのか
斜めから撮るのか、距離を離して
小さめにとるのかで

同じモチーフでも印象はがらっと変わります。

カメラといってもスマートフォンのカメラ機能
を使っているのでお手軽ですね。

スマートフォンのカメラは画素数もあり綺麗に
写るのとデータとして残るので今後の絵画作品の
制作にむけてモチーフ候補としても選ぶことが
できますね。

ちなみに余談ですが、写真と絵画はどちらが
先に生まれたと思いますか?

実は、写真の方が後に誕生しました。

19世紀(1840年頃)に発明されたそうです。

では、絵画の場合はどうなのかというと
16世紀より以前に絵は描かれていました。

ルネサンス時代と聞いたことはないですか?

よく歴史の授業でも取り上げられますね。

この時代では、写真のように映像を保存する技術
がまだなかった為、姿形を残す手段が限られていました。

その限られた手段に絵画が利用されていました。

人物画なんかはまさに記録用に描かれた事もありますね。

はい、余談でした。

話を戻しますと、カメラ撮影といっても
スマートフォンのようなカメラで十分なわけです。

そして、大切なことが1つあります。

” 気になったものを撮る ”

というのが感性を磨くのにも重要です。

絵描きは、自分がイメージするものを形とすることが
できます。

絵を描く為に必要なイメージ自体を生み出す為には
その人がどれだけ感動しているのか?

が、キーになります。

この感動は日々の生活の中で何意識を向けているのか?
そして、何を掴むのかによって感受性は高まるものです。

それらを掴むためにも気になったモチーフがあれば
写真を撮る!

というのが大切なポイントになるわけですね。

道中でちょっとしたアート気分に浸れるので
退屈な買い物なんかでも気になったものがあれば

足を止めて意識を向けてみると少し幸せに
なれるのかな~と思います^^

絵は人を感動させることができます。

その感動する絵を描くのも人です。

人に何か影響を与えられるような絵を描く
には、普段から自分自身が感動できる
人であると良いのかなと思います。

その為にもアンテナは張っておきたいところかと。

その一環として、ぶらり写真撮影も
良いですよ^^

では、今回はこのあたりで

読んで頂きありがとうございます!!

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