2022-03-06

絵を上達させたいなら切り替えも大事!!

こんばんは、油絵×心像画家の中西宇仁です^^

今回は絵の練習との向き合い方について
お話していこうと思います。

絵の練習ばかりだと義務的になり
モチベーションも下がっていきます。

そのモチベーションをいかに維持し、高めて
いくかが重要となるのでリラックスして読んで
いただけたらと思います^^

【 そもそもなぜ絵の練習が必要なのか 】

絵をもっと上手く描けるよう上達したい!

と思うのは描く方なら誰しもが思うところかと
思います。

その前に!

そもそもなぜ絵の上達を望むのか?

「えっ、そんなの当然じゃない」

と思うかもしれませんが、
実は画力を向上させる為に
必要な段階です。

では、なぜ必要なのか?
と言うとそれは、

” モチベーションを上げる ”

為です。

ここで目的と手段で分けて例え話を
してみますね。

これから健康的な身体を作ろうとします。

健全な身体を作る為には、
ダイエットや体幹トレーニングに
筋肉トレーニングに運動

食事から入る身体作りもあるでしょう。

では、ここでそもそもなぜ健康的な身体を
作ろうとするのか?

この項目では、そもそもなぜ絵の上達を
望むのか?

に当たります。

身体作りの場合は、例えば
綺麗な洋服を着たい、格好良くなりたい
丈夫な身体を作りたい

など、こうしたい!
と言う ” 目的 ”
 

が先に来るのかなと思います。

目的と手段の話に当てはめると

手段→身体作り
目的→格好を良くしたい

に当たります。

では、絵の上達についてはどうでしょうか?

絵の上達で連想されるのは、
デッサン、筆などの画材の使い方、
技法などが該当します。

どれも自分の表現を具現化する為のものです。

身体作りの例と同じように当てはめた場合は
どうなるのか?

手段→デッサンや画材、技法など

といった手段に当てはまります。

では、目的は?というと

目的→絵の上達

これは、近からず遠からずです。

どういうことかと言うと、

「絵の上達」 だけでは曖昧だからです。

何が曖昧なのかと言うと、

具体的にどのように上達したいのか?

という所がまだ見えてきません。

実は、これは僕も過去に経験しているのですが

絵を描き始めた最初の頃も同じように
絵を上手くなりたいと思っておりました。

綺麗な線や色を出せるようになりたいと
求めておりましたが思うように上達しません
でした。

なぜ思うように上達しなかったのかと言うと

” こういう絵を描けるようになりたい ”

という理想とする表現の到達地点を設定して
いなかったから
です。

到達地点がなかったのでとりあえず描いてみる
というように何処へ進めばよいかわからなかった
わけですね。

自分がどういう表現をしたいのか!?

そこを意識することによって自分の
表現の方向性が見えてきました。

方向性については別途ありますので
よろしければご覧ください
絵の上達を望むなら方向性や世界観を見つけよう!!

僕の場合は、他の作家には出せないような表現を
したいという欲求があったので従来の表現方法
ではなく絵を通じて何を表現したいのか?

に意識を向けました。

その甲斐もあり今では自分の理想に
近い表現ができるようになってきましたし
これからも変化していくと思います。

では、それを踏まえ手段と目的に
当てはめた場合どうなるかと言うと

手段→デッサンや技法など

目的→xxのような表現をしたい

このxxのような表現をしたいという
到達地点を設定することで絵の上達も
その方向へ歩めば良いわけです。

ヤン・ファン・エイクのように
精密な表現をしたいのか
クロード・モネのように印象的な
描き方をしたいのか

自分が表現したい理想形
を先に見つけておくとでそれに
必要な技法や画材を選ぶことができます。

デッサンをする上でもどのように描きたいのか?

理想とする技術を背景に置く事で描き方も変わってきます。

そもそも絵の上達をなぜ求めるのか?

考えてみてはいかがでしょうか^^

【 絵の練習とモチベーションについて 】

絵の練習は、デッサン、画材の使い方など
目的によって矛先は変わります。

例えば普段から抽象画を描いている人が
画力を上げたいと思いデッサンの練習を始める
とします。

抽象画といえば形を持たずに条件に縛られない
自由な描き方が特徴ですがデッサンの練習となると
その反対の描き方になります。

それまで無形で描いていた人が形あるものを
リアリティーを持って描くことになります。

いわば絵描きとして、初めての経験であり
ステップになるわけです。

デッサンの練習を始めていくと最初は
色々な発見があります。

上手くラインを引けなかったり
比率が合わなくアンバランスになったり
思い通りに描けないこともあります。

それはそれで1つの発見にもなりますが
普段から抽象画を描き続けている人が
全く別のジャンルに触れるとモチベーション
の維持が難しくなってきます。

楽しく描けていれば良いのですが
やはりメインである抽象画を描きたくて
ウズウズしてくるものです。

「 デッサンは楽しいけど抽象画も描きたい・・・ 」

と、自分の中で葛藤が生まれてくることもあります。

その時に、今はデッサンの練習期間だから
しばらく抽象画から離れよう・・・

と考えると練習として楽しめていたデッサンも
徐々に楽しみから義務感に変わり負担になって
くる
事があります。

僕は油絵で具象的な表現を行うので普段から
リアルな絵は描きません。

デッサンの練習を始めた時も意識がデッサンだけに
向いてやり続けた結果、苦悩となった事があります。

その時にどうすれば良いかと言うと・・・

” 我慢せずに描きたいものを描く!! ”

です。

例え話をするとテスト勉強をするとします。

テスト勉強なので遊ぶ時間が無くなり勉強する
時間が増えてしまいます。

毎日毎日勉強だと息が詰まりますね。

そんな時は、遊んじゃえ!!
という事です。

デッサンの練習に疲れてきたら
普段描いている抽象画を描いても良い
のです。

毎回デッサンの練習という義務的なものをやり続ける
のは大変です。

大変なことを毎回取り組むとモチベーションも下がって
いきます。

そうなるとなぜデッサンの練習をやっているのか?
まで見失ってしまうかもしれません。

息が詰まるくらいなら本来描きたいものを描いて
自分を解放させる事でリフレッシュにもなり
モチベーションの低下を防ぐことになります。

” 本来やりたいことに蓋をする必要はない ”

この日はデッサンの練習をして違う日には
描きたいものを描く、

と切り替えるとストレスを抑え画力を上達
させる事ができますよ^^

【 まとめ 】

ここまでの話を簡単にまとめると

①練習する目的を明確にする

②練習を始める

③練習が負担になってきたら
 本来描きたいものを描いて
 リフレッシュする
 
 
です!

どんなに好きな食べ物でも
毎日同じ食事だと飽きてきます。

たまには、他の食事をして味わいたい
と思うのと同じです。

毎回練習だとマンネリ化してきます。

そういう時こそ本来食べたいものを
食べるとリフレッシュに繋がるので
意識して切り替えてみてください^^

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では、今回はこのあたりで。
読んで頂きありがとうございます!!

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