絵を上達させたいなら切り替えも大事!!
こんばんは、油絵×心像画家の中西宇仁です^^
今回は絵の練習との向き合い方について
お話していこうと思います。
絵の練習ばかりだと義務的になり
モチベーションも下がっていきます。
そのモチベーションをいかに維持し、高めて
いくかが重要となるのでリラックスして読んで
いただけたらと思います^^
【 そもそもなぜ絵の練習が必要なのか 】
絵をもっと上手く描けるよう上達したい!
と思うのは描く方なら誰しもが思うところかと
思います。
その前に!
そもそもなぜ絵の上達を望むのか?
「えっ、そんなの当然じゃない」
と思うかもしれませんが、
実は画力を向上させる為に
必要な段階です。
では、なぜ必要なのか?
と言うとそれは、
” モチベーションを上げる ”
為です。
ここで目的と手段で分けて例え話を
してみますね。
これから健康的な身体を作ろうとします。
健全な身体を作る為には、
ダイエットや体幹トレーニングに
筋肉トレーニングに運動
食事から入る身体作りもあるでしょう。
では、ここでそもそもなぜ健康的な身体を
作ろうとするのか?
この項目では、そもそもなぜ絵の上達を
望むのか?
に当たります。
身体作りの場合は、例えば
綺麗な洋服を着たい、格好良くなりたい
丈夫な身体を作りたい
など、こうしたい!
と言う ” 目的 ”
が先に来るのかなと思います。
目的と手段の話に当てはめると
手段→身体作り
目的→格好を良くしたい
に当たります。
では、絵の上達についてはどうでしょうか?
絵の上達で連想されるのは、
デッサン、筆などの画材の使い方、
技法などが該当します。
どれも自分の表現を具現化する為のものです。
身体作りの例と同じように当てはめた場合は
どうなるのか?
手段→デッサンや画材、技法など
といった手段に当てはまります。
では、目的は?というと
目的→絵の上達
これは、近からず遠からずです。
どういうことかと言うと、
「絵の上達」 だけでは曖昧だからです。
何が曖昧なのかと言うと、
具体的にどのように上達したいのか?
という所がまだ見えてきません。
実は、これは僕も過去に経験しているのですが
絵を描き始めた最初の頃も同じように
絵を上手くなりたいと思っておりました。
綺麗な線や色を出せるようになりたいと
求めておりましたが思うように上達しません
でした。
なぜ思うように上達しなかったのかと言うと
” こういう絵を描けるようになりたい ”
という理想とする表現の到達地点を設定して
いなかったからです。
到達地点がなかったのでとりあえず描いてみる
というように何処へ進めばよいかわからなかった
わけですね。
自分がどういう表現をしたいのか!?
そこを意識することによって自分の
表現の方向性が見えてきました。
方向性については別途ありますので
よろしければご覧ください
→絵の上達を望むなら方向性や世界観を見つけよう!!
僕の場合は、他の作家には出せないような表現を
したいという欲求があったので従来の表現方法
ではなく絵を通じて何を表現したいのか?
に意識を向けました。
その甲斐もあり今では自分の理想に
近い表現ができるようになってきましたし
これからも変化していくと思います。
では、それを踏まえ手段と目的に
当てはめた場合どうなるかと言うと
手段→デッサンや技法など
目的→xxのような表現をしたい
このxxのような表現をしたいという
到達地点を設定することで絵の上達も
その方向へ歩めば良いわけです。
ヤン・ファン・エイクのように
精密な表現をしたいのか
クロード・モネのように印象的な
描き方をしたいのか
自分が表現したい理想形
を先に見つけておくとでそれに
必要な技法や画材を選ぶことができます。
デッサンをする上でもどのように描きたいのか?
理想とする技術を背景に置く事で描き方も変わってきます。
そもそも絵の上達をなぜ求めるのか?
考えてみてはいかがでしょうか^^
【 絵の練習とモチベーションについて 】
絵の練習は、デッサン、画材の使い方など
目的によって矛先は変わります。
例えば普段から抽象画を描いている人が
画力を上げたいと思いデッサンの練習を始める
とします。
抽象画といえば形を持たずに条件に縛られない
自由な描き方が特徴ですがデッサンの練習となると
その反対の描き方になります。
それまで無形で描いていた人が形あるものを
リアリティーを持って描くことになります。
いわば絵描きとして、初めての経験であり
ステップになるわけです。
デッサンの練習を始めていくと最初は
色々な発見があります。
上手くラインを引けなかったり
比率が合わなくアンバランスになったり
思い通りに描けないこともあります。
それはそれで1つの発見にもなりますが
普段から抽象画を描き続けている人が
全く別のジャンルに触れるとモチベーション
の維持が難しくなってきます。
楽しく描けていれば良いのですが
やはりメインである抽象画を描きたくて
ウズウズしてくるものです。
「 デッサンは楽しいけど抽象画も描きたい・・・ 」
と、自分の中で葛藤が生まれてくることもあります。
その時に、今はデッサンの練習期間だから
しばらく抽象画から離れよう・・・
と考えると練習として楽しめていたデッサンも
徐々に楽しみから義務感に変わり負担になって
くる事があります。
僕は油絵で具象的な表現を行うので普段から
リアルな絵は描きません。
デッサンの練習を始めた時も意識がデッサンだけに
向いてやり続けた結果、苦悩となった事があります。
その時にどうすれば良いかと言うと・・・
” 我慢せずに描きたいものを描く!! ”
です。
例え話をするとテスト勉強をするとします。
テスト勉強なので遊ぶ時間が無くなり勉強する
時間が増えてしまいます。
毎日毎日勉強だと息が詰まりますね。
そんな時は、遊んじゃえ!!
という事です。
デッサンの練習に疲れてきたら
普段描いている抽象画を描いても良いのです。
毎回デッサンの練習という義務的なものをやり続ける
のは大変です。
大変なことを毎回取り組むとモチベーションも下がって
いきます。
そうなるとなぜデッサンの練習をやっているのか?
まで見失ってしまうかもしれません。
息が詰まるくらいなら本来描きたいものを描いて
自分を解放させる事でリフレッシュにもなり
モチベーションの低下を防ぐことになります。
” 本来やりたいことに蓋をする必要はない ”
この日はデッサンの練習をして違う日には
描きたいものを描く、
と切り替えるとストレスを抑え画力を上達
させる事ができますよ^^
【 まとめ 】
ここまでの話を簡単にまとめると
①練習する目的を明確にする
↓
②練習を始める
↓
③練習が負担になってきたら
本来描きたいものを描いて
リフレッシュする
です!
どんなに好きな食べ物でも
毎日同じ食事だと飽きてきます。
たまには、他の食事をして味わいたい
と思うのと同じです。
毎回練習だとマンネリ化してきます。
そういう時こそ本来食べたいものを
食べるとリフレッシュに繋がるので
意識して切り替えてみてください^^
メールマガジンでは、テクニックだけではなく絵描きとして
メンタル改善・発展に繋がるようなメカニズムも発信しております!
気になる方は下記よりご確認ください!
また無料相談も受け付けておりますので
些細なお悩みやご質問などお気軽にお問合せ
ください!
では、今回はこのあたりで。
読んで頂きありがとうございます!!
コメントを残す