油絵初心者必見!描きやすいモチーフと画材について!
おはようございます^^
油絵×心像画家の中西宇仁です。
今回は、はじめて油絵を描く際にオススメのモチーフについて
お話ししていこうと思います。
基本、絵の入り方は自由ですがそれ故に何から描けば良いのか
迷う方が多いです。
そのような時に初心者でも描きやすいモチーフの参考になればと
思いこの記事を作りました。
画材の説明、モチーフのポイント、心構えなど油絵初心者が良い
スタートを切れるような内容となれたら幸いです^^
目次
【 油絵に必要な道具 】
油絵は、水性ではなく油性です。
その為、専用の道具が必要となります。
油絵を描くのに必要な基本的な画材は下記となります。
①筆 or ペイントナイフ
最初は、セットに付属されている筆で良いです。
ペイントナイフは、絵の具とオイルを混ぜる物として
使われますが筆代わりとして使う事もできます。
②絵の具
最初は、セットに付属されている絵の具で良いです。
後は随時追加していけば良いですね!
絵の具にも同じような色でも透明絵の具と不透明絵の具に
分かれますがまずは試してみましょう!
③パレット
セットに付属されているもので基本1つあれば事足ります。
手入れが大変ならペーパーパレットが便利です!
④油壺
こちらもセットに付属されているものです。
溶き油を入れる容器です。
⑤ペンチングオイル
基本、「調合溶き油」と表記されているオイルがあれば問題ない
ですがこだわってくるとツヤだしや乾燥を早めるオイルなど徐々
に試していくと良いですよ!
作品が完成されしっかり乾燥された場合は、保護剤を最後に塗る
と品質が保たれます。
⑥クリーナー
使用後の筆を洗う為の洗浄液です。
しっかり洗わないと絵の具が残り筆が固まってしまいます!
⑦汚して良いタオル
使用後の筆に着いた絵の具やクリーナー後の筆をふき取る為のも
のです。
⑧キャンバス
定番な亜麻で覆われたキャンバスならすぐに塗り始める事ができ
ます。
木版にジェッソを塗って平らな面でスムーズに描く事もできま
す!
⑨イーゼル
キャンバスなどの支持体を立てかけるのに使いますが
不要な場合は、必須ではありません。
⑩マット
床や周辺を汚さない為に敷く物です。
油絵を描く為に必要な筆や絵の具、オイルやクリーナーなどは
セットで一式揃っています。
他別途、画材屋か通販で仕入れる事が出来ますがまずは画材屋で
色々見て楽しみながら選んでみても良いかと思います^^
→→画材についての詳細は、こちらでご紹介しております!
【 初心者にオススメのモチーフ 】
風景画や人物画、静物画に抽象画など絵画のジャンルは様々ですが
基本、絵の入り方に厳格な決まりはありません。
ただ、自由すぎるが故に何から描けば良いのか迷われる場合も
ございますので初めて油絵を描く時にオススメのモチーフについ
てお話ししますね^^
●変わらない静物画
静物画とは、西洋絵画のジャンルの1つです。
花や野菜、果物、魚等の植物や食材。
器、楽器、本などの人工物が対象となります。
文字通り、静かなる物を描き出した絵画ですね。
身の回りにある物をモチーフとします。
初心者にオススメな理由としては、身近にあるモチーフという
事ですね。
・触れて確認できる
・動かないモチーフなので、じっくり描ける
・観察がしやすい
・モチーフの形がシンプルな為、描きやすい
・質感や色合いの違いを表現する練習になる
・光と影の基本的な捉え方を学べる
等が挙げられます。
僕も油絵を描き始めた時は、身近にある物を最初に描きました!
手に触れ目に映る光景を見て奥行きを認識しやすくシンプルな形
でもあるので出だしとしては良いスタートを切れましたね。
下記作品は、僕がはじめて描いた油絵作品です。
●試しに塗ってみる
油絵の具の場合、溶き油との組み合わせなど扱い方に悩む事もあり
ます。
いきなりモチーフを描くというのもハードルが高い!
そんな時は、試し塗りから入るのも入口の1つです。
僕も最初「油を含んだ絵の具?、溶き油って何?」と正体不明な
画材の扱い方がわからなかったので試しに塗る所から入りました。
その流れで形に縛られない抽象画を描き始めてみるのも良いかなと
思います^^
→→宗教画や人物画、抽象画など絵画のジャンルについてはこちら
でご紹介しておりますので合わせてご覧ください!
→→油絵の具を使った基本的な描き方については、こちらでご紹介
しております!
【 支持体(キャンバス)のサイズ 】
モチーフが決まったら後は支持体選びですね。
支持体とは、キャンバスや木版など絵の具などの顔料を乗せる媒体
の事を指します。
一般的には麻キャンバスが定番ですね。
身近な所だと画用紙やA4用紙などの紙も鉛筆やクレヨンを乗せる
支持体です。
キャンバスの場合、SやM、Fなど正方形から長方形のように型が
あり大きさも本サイズから壁一面のサイズと幅が広いです。
キャンバスサイズについての詳細は、こちらからご覧頂けます!
はじめて油絵を描く際に描きやすいサイズは、4号~6号でアルファ
ベットはFがオススメです。
小さいサイズの方が楽なんじゃないか?と思われるかもですが小さ
いと細かいタッチが必要となります。
極論ですが米粒に絵を描くとなるとどうですかね^^;
大きいと面積は広くなりますその分、描くのが大変なのと支持体の
全体像を把握しにくくなります。
アルファベットのFは、人物画にも用いられる事が多くバランスを
取りやすいです。
最初は小さすぎず大きすぎない丁度良いサイズとしてFの4~6号が
手ごろですね。
【 後片づけ 】
油絵の具は、水性ではなく油性です。
その為、専用の処理をする必要があります。
筆の洗い方、残った絵の具やチューブの破棄、溶き油の処理
など詳細は、こちらからご確認ください!
個人的に油絵制作後の後片づけは、「油絵描いたな~」という
実感と達成感を得られる作業ですね^^
掃除は、心の平穏を保つ効果もあるのと1つ1つの画材が絵描き
としての相棒です。
大切に使っていく事で意識の持ちようも変わってくるのかなと思い
ます!
心のお掃除ですね。
【 求めすぎない 】
絵を描く、に限らず仕事でも学業でもどの場面でも当てはまる事
ですが最初から求めすぎない事。
ハードルを高くしてしまうと打ちのめされモチベーションが下がっ
てしまうというのは絵描きの世界ではよく見受けられます。
”上手く描きたい、きちんと描きたい”
という意識が並列しやすいですがその前の根本的な要素として
”楽しむ気持ち”を尊重する事が大切です!
絵具やオイルなど画材の使い方といった知識
立体感や質感を出す為の描き方といった技術
これらは、後付けできます。
作品を生み出す為の中間にある必要要素です。
ただ、中間の前にある絵を楽しむという気持ち、精神は根底に
あるものなのでこれを押しつぶしてしまってはかなり相当勿体ない
です!!
いきなり成果を結果を求めるのではなくまずは、この絵と言うもの
を楽しむことが人生を楽しむうえでも絵描きとして活動していくう
えでも大切な部分です。
【 まとめ 】
今回は、はじめて油絵を描くのにオススメなモチーフについて
お話ししました。
●油絵に必要な道具
●初心者にオススメのモチーフ
・変わらない静物画
・試しに塗ってみる
●支持体(キャンバス)のサイズ
●後片づけ
●求めすぎない
第一印象、初手、初めての経験というのはその時でしか得られない
感動があります。
初めて食べるお料理も口にした時に衝撃があるのと同じではじめて
油絵に触れる経験は、その時限りです。
代えがたい経験を潰さない為にも”心から感動する、楽しむ”
姿勢を大事にして頂けたらな~と思います^^
話は変わりご紹介となるのですが
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最後までお読み頂きありがとうございます!
良きスタートを切れますように^^
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