2024-02-27

絵のモチーフ選びに悩んだら!アイデアの出し方について解説!!

おはようございます、油絵×心像画家の中西宇仁です。

今回は、絵を描く創作活動を進める中でひねり出す
「 アイディアの出し方 」

についてお話していこうと思います!

作品制作する為のモチーフ決め
創作活動の進め方
等、経験を重ねていくと生き詰まるのがアイディアの出し方です。
要はネタ探しですね。

無理やり考え込んで浮かぶものでもないです。
アート活動される方は基本自分一人なので尚更思い悩む所ですね。

様々な状態の中でアイディアを出しやすくする取り組みについて
お話していこうと思うので力を抜いてご覧頂けたらと思います^^

【 アイデア出しの心構え 】

アイディア出しの心構えとして4原則があります。
仕事や学校などの場合、複数人でアイディアを出し合う事が多いですが
絵を描く人は、基本自分なので思い詰めないことが大切です。
一人だからこそアイディア採掘との向き合い方が重要です。

①すぐに結論を出さない

新たなモチーフ、活動する為のアイディアが浮かんだ時は良し悪しを
すぐ決めるのではなく貯めておくと良いです。
他者からの意見が基本無いため、どうしても主体的な意識になりがちです。
そうなると冷静な判断を入れる事が出来なくなってしまう為、客観視する為にも
その場で結論は出さずネタを保留にしておくと良いでしょう。

②質にこだわりすぎない

質にこだわりすぎるといつまでも物事が進まない為、質より数を設ける考えです。
1つ1つの案は弱くとも組み合わせる事により良いアイディアと変わる事もあるので
気になった事は貯めておくと良いでしょう。

③制限を設けない

アイディアを実施出来るか出来ないのか?、するかしないの判断は後でも
出来るので粗削りな暗でも候補にしておくと選択肢が増えるので判断基準
になります。

④アイデアを1つにまとめる

①②③を踏まえた後は、アイディアの検討・選択になります。
1つの案を掘り下げる、複数の案を組み替えるなど具体化していくと
現実味が増します。
作品作りや絵描き活動などの質を向上させることができます。

これらは、社会一般的な考え方ですがどのモチーフにしようか?
アート活動をどう進めるのか?など、進めていくうえで有効な考え方の1つです。
材料集めだと思うと身構えずに迎える事ができるのかな~と思います!

以降は、どのような場面でアイディアが浮かびやすいのか?
についてお話しますね!

【 アイディアが浮かびやすい場面 】

アイディアはあらゆる場面で出てきますがより浮かびやすい状態を
作るのも有効な手段です。
アイディアが浮かびやすい条件についてお話しますね。

●自由時間を作る

リラックスしている状態だとアイディアが出やすいです。
仕事や学校などで緊張感が高いと思考力が低下しがちです。
ストレスを受け続けると何も考えられなくなり気力が下がる事に繋がりますね。
散歩や日向ぼっこなどぼ~っとする、安心感のある状態だとふとした時に
アイディアが浮かびやすくなります。

僕の場合、散歩中に浮かぶことが多いです。
ゆったり外で散歩という軽度な動きが入ると湧いてきますね。

●シリーズ化する

経験上、アイディアは思考が巡る気持ちが弾んでいる時にも浮かびやすいです。
特に同じ系統に沿っている状態だと連想しやすいので作品モチーフが浮かびやすいですね。
動物、歴史、文化など1作品だけでは終わらずその系統にそった作品制作は行いやすいです。

僕もこのシリーズ化はよく活用していますね。

●アンテナを張る

アイディアは、経験や志向性から生まれるものです。
見聞があるだけ価値観も変わってきます。
何気ない日々の生活の中でも気になる事はあります。

道を歩いていたら目を引くお花が咲いていた
TVや音楽を見て聴いていると魅力を感じるものがあった
等、日常生活の中で絵を描く事とは異なれど作品制作のヒントに
なり得る要素は何処にでもあります。

僕の場合、気になるものがあれば写真を撮る
またはメモに残すなどしてモチーフをストックしていますね。
記録しておくことで再確認ができるので気になるものがあれば
放置せずに記録として残すのも1つの手ですね!

●作品を振り返る

自分が作品制作するにあたり何に注目していたのか?
初心を振り返る事で原点回帰し改める事ができます。
方向性の再確認、また見直したあとに新たな描き方をしてみよう!
など心機一転することでアイディアが生まれることがあります。

●別のモチーフを描く

絵を描いていると同じ系列のモチーフや描写で描く事が多いですが
同系の形、色使いが続くとその系統に偏った作品制作が続きます。
その為、ため込んでいる作品案の数も限られアイディアを絞り込む範囲も
限定されがちです。
思考や姿勢が偏る為、今までと異なるモチーフや描き方をすると
それが新鮮味となり新たな発見
となります。

見聞が広がるので新たなアイディアを生むことに繋がります!

僕は抽象表現が主ですが行き詰まる事が何度もありました。
とある理由で写実表現に着手(それまで抵抗感もあった)したのですが
構造の成り立ちや色使いなどが新鮮で更なる表現方法の変化に繋がりました。

【 まとめ 】

アイデアは材料集めです。
その為の心構えを心得ておけば新たな案が浮かびやすくなります。

①すぐに結論を出さない
良い・悪いは別として選択肢があれば組み合わせるなどして化けます。
判断基準の1つになるのでとりあえず案を集めると良いでしょう。

②質にこだわりすぎない
こだわりが強いと柔軟さが失われ出る案も出なくなります。
力を抜いて受け入れる事が大切ですね。

③制限を設けない
実現出来るか出来ないのか?は、その場限りで判断のしようがありません。
この先実現できる可能性もありますね。

④アイデアを1つにまとめる
洗い出した案を吟味し縮小させ質を上げていきましょう。
作品作りでも何にも言えることですが「最初が肝心」です!

●自由時間を作る
緊張している、疲れていると浮かぶものも浮かばないので
ぼ~っと出来る時間を設けるとアイディアが浮かびやすくなります。

●シリーズ化する
xxシリーズ、のように同系統の方向に沿っていくと次は~でやってみよう、と
連鎖反応が起き新たな作品制作などに入りやすくなります。

●アンテナを張る
実創作活動とは別の所で気になるものがあれば意識し記録する。
好奇心は新たなアイディアを生む燃料になりますね。

●作品を振り返る
自分が何を大事にし意識を注いできたのかを振り返る事で原点に返り
改めることができます。

●別のモチーフを描く
馴染みのある描き方だけではなく異なる表現方法に着手することで
見聞を広げアイディアを生むことに繋げられます。

アイディアを浮かびやすくする状態に自分を置く事で
労力も抑えられます。

また、1つ1つの案が弱くとも複数のアイディアを組み合わせることで
別の案に生まれ変わる事もあります。

力を入れすぎず柔軟に迎えるくらいで良いと思います。
材料集めすることで損はないですからね。

ここまで読んで頂き誠にありがとうございます!
良い閃きが浮かびますように^^

タグ:
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA