2026-05-07

絵具の種類と特徴を知り自分に合う絵具を見つけよう!

ご閲覧ありがとうございます!
油絵×心像画家の中西宇仁です。

今回は、絵具の種類と選び方についてお話したいと思います。
絵具の種類が多すぎて何を選べばいいかわからない!
表現するのに適した絵具は何があるのかな?
自分に合う絵具はどれが良いのだろう・・・

絵具は、単なる道具ではなく「表現の質」を決めるいわば自分の相棒のような存在です。
絵具の性質を知る事で自分に合った絵具選びの参考になれるようお届けしたいと思います!

【 そもそも絵具とは何か? 】

幼少時や学校の授業など身近にある絵具ですがそもそも絵具とは何なのか?
絵具の背景を知ると画材選びの時に楽しめるのでご紹介しますね♪

●絵具の基本構成

絵具とは、絵を描く為の描画や工芸品の着色などに使われる材料です。
構成として、顕色材と展色材が基盤になります。

展色材とは、色の元となる材料です。
具体的には色素であり大抵のものが粉末状の顔料が用いられます。鉱物を粉末にした物も顔料ですね。

展色材とは、色を定着させる材料で固着剤(物質を固着させる)と物質を溶かす溶剤から成ります。

この顕色材と展色材に乾燥促進剤や防腐剤などの助剤が加わったものが絵具の構成です。

●絵具は大きく2種類

絵具には、大きく分けて水性の絵具と油性の絵具があります。

水性絵具は、水彩絵具 / テンペラ / 水性アクリル絵の具 / 水性アルキド樹脂絵具 / ディステンパー / 日本画絵具。

油性絵具は、油絵具 / 油性アルキド絵具 / 溶剤型アクリル絵の具 / 彩漆。

があります。

違いとしては、乾燥や絵具の定着、表面特性などが異なります。
絵具と一言で言っても性質が異なるので誤った使い方をすると劣化に繋がるのでそれぞれの絵具がどのような性格なのかを知っていく必要があります!

【 絵具:油絵具 】

僕もメインで使っている油絵具!
他の絵具も試してきた中で一番使いやすい絵具です。

特徴として、水性絵具のようにすぐに乾かないのでその場に絵具を置いても時間を掛けてグラデーションや色の調整が効きます。

構成として、乾性油と顔料を混ぜ合わせた絵具の為、乾燥は遅いです(数日から1週間)。
油絵と聞くとゴッホのように厚く塗ったイメージが持たれますが写真のように透明感を持った表現も可能で表現性は広いです。

ただ、臭いが独特なので換気が必要なのと乾燥に時間は掛かる為テンポよく次の工程へは進みずらいです。
ですが、乾燥促進剤を混ぜれば絵具の乾燥を早められますが分量を間違えると絵具のひび割れが生じます。

油絵具の始め方については、動画付きでこちらでご紹介しております!

個人的には、時間に急かされずじっくり制作した方や表現性を広く持ちたい方におすすめです!!

【 絵具:アクリル絵具 】

アクリル樹脂と顔料を練り上げ水に溶ける水性絵具です。
油絵具に比べると乾燥が早く、優れた耐水性と耐久性があります。

その為、屋外でも使用でき金属や壁など様々な物を支持体として描く事できます。
すぐに絵具が乾くのでテンポよく描き進められますが僕のようにじっくり色を調整したい場合は、絵具がすぐに乾くと扱いが難しいかなと思う所です。

ただ、メーカーによってはアルキド樹脂が入っている絵具やメディウムを入れると乾燥が遅くなります。
事前調査や配分が必要なので慣れてきたら試してみても良いと思います。

ギャラリーや美術館へ行くとアクリル絵の具が使われている作品をよく見るので使用している人は多いですね。

参考:Amazon

【 絵具:水彩絵具 】

小学校の頃に図工の授業で使われている身近な絵具ですね。
顔料とアカシア樹脂、水飴などで構成されている絵具です。

実は、絵具の中では最も古く旧石器時代の洞窟に描かれるのに使われていたとされています。

水彩というくらいなので水で溶かして塗ります。
色水を塗っていくというイメージが近いですね。

流水状に色を乗せられるので流れるような描き方や絵本に出てくるような表現が可能です。

持ち運びがしやすく屋外で描く事も用意なので様々な場面でお楽しみ頂けるかなと思います。

アクリル絵の具も水性ですが絵具の構成の違いがあるのと水彩絵具は、薄い色ではありますが鮮やかな色彩を持たせられます。
鉛筆でスケッチした後に輪郭を残しつつ色を乗せられる優しい絵具ですね。

参考:Amazon

【 補足:ガッシュ(不透明) 】

よく、アクリルガッシュなど呼ばれますがガッシュとは、フランス語の「グヮッシュ(gouache)」で、不透明な水彩絵絵具の総称です。

絵具ではなく不透明水彩技法を指した用語です。
アクリルガッシュ、となると不透明なアクリル絵の具という事です。

【 絵具:テンペラ 】

テンペラは乳化作業を持つ物質を固着材として使用する絵具です。
何処にでも売られている鶏の卵を使った卵テンペラや蜜蝋を用いた蝋テンペラがあります。

代表的なのは卵テンペラで、数日乾燥した後は、水に溶けなくなります。
油絵具が登場する前は、このテンペラ絵具で描かれていましたが現代では、油絵の仕上げで使われる事もあります。

【 絵具:岩絵の具 】

岩絵の具とはその名の通り、鉱物を砕いてつくられた粒子状の顔料を膠(ニカワ)と併用したものです。
顔料だけでは定着しないので固着力を持たせる為に膠を使用します。
日本画で使用されている絵具ですね。

【 絵具の性質 】

先ほどから「不透明な絵具」というワードがありますが絵具には一見同じ色でも透明感を持つ絵具と透明感のない不透明な絵具と性質が分かれています。

この性質を使い分ける事でリアルな描写や質感を強調させる事ができます。

単純に絵具同士を混ぜるだけでなく塗られている上から被せる事で色の奥行きを出す技法もあります。

古典技法:グレーズ

古典技法:スカンブル

絵具の性質を理解する事で自分が理想とするイメージをより強固に映し出せるようになりますが慣れないうちは、まずは絵具を塗りたくって慣れてから意識していくと良いかなと思います

【 絵具の選び方 】

絵具の選び方としては、特にこだわりがなければ使いやすそうな絵具を選んでみると良いかなと思います。
それで言うと水性絵具である、「アクリル絵の具、水彩絵具」があたりるのかなと思います。

時間に追われず色を塗りたいのであれば油絵具がおすすめです。
油性絵具は、数日かけて絵具が乾いてくるのでその間、色のグラデーションや微調整を効かせやすいです。

僕も油絵具以外の絵具を試しましたが自分に合うのは、油絵具でした。

個人的には、アクリル絵の具・水彩絵具・油絵具がよく使われるているかなと思います。

ちなみに僕が油絵を選んだのは、「本格的な絵を描くなら油絵だ!」と思ったからです!!

絵具の性格を知るのも良いですが始めるならシンプルに勢いで始めるのもアリアリですよ!!

とりあえず1つの絵具を触れてみて合えば続けていけば良いし他のを試したくなったら買い足して試していけば良いのです。

まずは、楽しみましょう♪

失敗しない油絵具セットの選び方についてもこちらでご紹介しておりますので合わせてご覧ください!

話は変わりますが絵具の性質を活かしてリアルな色の重ね方や質感を強調した絵の描き方など掘り下げた情報をお届けしております。
無料で電子書籍と案内の中で動画もお届けしております!

●作品集
作品のご鑑賞やお求めの方は下記よりご覧ください!

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最後までお読みくださりありがとうございます^^
少しでも絵のお悩み解決に繋がりますように♪

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