絵を描く際の構図の測り方!便利な画材♪
おはようございます、服の試着は自分で確認したい油絵×心像画家の中西宇仁です^^
絵を描くうえで多くの方が悩むもの
その1つに、
”
見たもの・イメージしたものを
どのような比率で乗せれば良いのか?
”
があるのかなと思います。
僕もそうでしたがそのような時に
比率確認をサポートしてくれる画材
があります。
今回は、その画材である
「 デスケル 」
について、お話していこうと思います^^
【 デスケルとは? 】
デスケルは、絵画を作成するうえで支持体上に
乗せる構図の寸法を整える為に使う画材です。
正式名称はデッサンスケールと呼びますね。
写真のように四角い板内に縦横線が敷かれています。
これをモチーフにあてることで支持体に対し
どの程度の比率で描けば良いのか?
を確認することができます^^
【 デスケルの使い方 】
①モチーフをセッティングする
②デスケルを手に持つ
③モチーフがデスケル内に収まるように向ける
簡単に言うとこの流れです。
デスケル自体を支持体と見立てることで、
実際の支持体に対しどの位置にモチーフを置けば良いのか?
何処と何処をポイントにして線を描けば良いのか?
など、イメージと確認を取る事ができます。
このようにデスケル内にモチーフを収めて比率を確認
することができます。
【 どういう時に使うの? 】
支持体に絵の下書きを描く際に思ったように
綺麗な線を描けないなぁ、と感じることもある
かと思います。
目安もない状態で線を描くのは意外と難しいので
線と線を繋ぐまでの中間地点を決める場合などで
このデスケルは、描き手をサポートしてくれます。
購入する際ですが現物を直接見ることを
オススメします。
今の世の中、ネット通販で仕入れることができますが
目視で見て、手に触れることで自分に合うかどうかの
見方は大事です。
特に比率を確認する道具であれば
微妙な加減、というのもあるので
なおさら自分の目で確認するのが良いでしょう。
【 デスケル使用時の注意点 】
デスケルは支持体のサイズによって種類が
分かれています。
自分が使う支持体のサイズに合うデスケルがない場合は、
モチーフにかざす際、距離を縮めたり離すなどすることで
全体のバランスを見ることもできるます。
もし、自分に合ったデスケルがない場合は
どうするのか?
と言いますと、
” 自分で作ってしまう! ”
のも1つの手です。
デスケルは、簡単に言えば
プラスチックの板に縦線を記したもの
です。
なので、適当なプラスチック板を用意して
カッターナイフなどで切り取り
そのうえに等間隔で線をマジックペンなど
で描けば、
お手製のデスケルが出来上がります!!
また、デスケルは比率を確認する道具として
便利な面もありますが、
個人的には、ある程度
描き続けたら使用頻度を下げていくと良いです。
僕の場合、油絵を描き始めたばかりの頃は使用
していましたが道具を使うより自分でモチーフを
目視して、支持体に描き写すほうが構図バランス
を見る目が養われました。
もちろん最初はキャンバスに描いてはバランスが
悪く消してはまた描き写す
ということを何度も繰り返しました。
苦労はしましたがそのおかげで
目視で見たものをフリーハンドで支持体へ
描き写すことができるようになりました。
絵画を描くうえで大事なのは、そのままの
姿を描き写すのか?
それとも姿に秘められた何かを描くのか?
絵を描き続けるのであれば内なるものを
見る見方も養う必要があるので
型にハマりすぎないことが大切です。
型にハマると自分の良さを広げられなくなるので^^;
絵の描き始めは、比率をキャンバスに乗せるのに
苦労する中間地点です。
そんな時にこのデスケルは、支持体へどう乗せるか?
を、サポートしてくれる画材ではありますが、
人間だれしも、慣れというものがあります。
筆、絵の具も使い続けることで手に馴染んできます。
それと同じでキャンバス上に下書きを何度か描き続けることで
目視で見た、または心で見た姿をどのような間隔で支持体へ
乗せれば良いのかがつかめてきます。
デスケルはいわば、初めて自転車を乗る時に使う
補助輪の役割ですね。
自転車に乗るのに慣れてくれば補助輪を外します。
デスケルもそのような位置づけだと僕は思います。
比率の考え方は、デスケルだけではなく
他の方法もあるので今後も他の比率確認方法
もお話していこうと思います!!
メールマガジンでは、登録者様限定に油絵を中心とした画材
理解をより深め作品の品質向上や画力発達に繋がる発信・提供を
行っております!
登録者様限定に無料プレゼントも実施中ですのでお気軽ご確認ください!
作品や電子書籍、マンツーマンでの絵描きサポート
などもご提供しております。
また無料相談も受け付けておりますので
些細なお悩みやご質問などお気軽にお問合せ
ください!
では、今回はこの辺で!
読んで頂きありがとうございます!!
コメントを残す