人に観てもらえる絵画作品を描く為に必要なポイント!
こんにちは、油絵×心像画家の中西宇仁です^^
絵を描き続けていると自分の作品に対し、
自分だけの表現をしたい!
と、欲求が出てくるものですが、
そこに対して、
どうユニークさを出せば良いのかわからない
と悩まれる方は多いです。
ユニークさを出す事で作品に対しての
印象や評価に大きく影響します。
今回は、作品の表現のポイントに対し
どのように唯一無二を含めるのかについて
お話していこうと思います^^
【 ユニークさを持たせる必要性 】
絵を描く人であれば誰しも自分の作品を観てもらい
なにか感動を与えたいと思うのが性かと思います。
その為に必要な要素に、
” ユニークな作品であること ”
があります。
例えば、あなたが絵を観に行くとします。
その展示場では、植物をモチーフにした絵が複数
展示されています。
どの作品も写真のように緻密な植物の絵です。
そんな作品の中にゴッホが描いた植物の絵が1つ
あったらどうでしょう。
ゴッホの特徴としては、やはり
絵の具がこってり乗ったいかにも油絵といった
表現があるのではないかと思います。
色彩豊かで強調し、存在感のある描写ですね。
他の作品は、綺麗ですがどれも同じような作風
そんな作品が並ぶ中にゴッホのようにユニークな
作品が1つあると目立つわけです^^
人の目を奪うというのは、それだけ魅力があるから
引き付けるということです。
野菜や果物を選ぶときでも、なるべく状態が良さそうな
品物を選ぶことがあるかと思います。
良いものは、魅力がある!!
ということですね^^
また、ユニークな作品を持つことで
” わかりやすさ ”
を位置づけることにもなります。
ここでいうわかりやすさというのは、
”” 作家のスタイル ””
です。
作家のスタイルとは、特徴のようなもので
この作品は、この作家のもの
この作家は、このような作品を描く
といった、作品と作家を紐づける関係性
のようなものです
分かりやすいところで、
ひまわりの絵ならゴッホ
女性の絵ならレオナルド・ダ・ヴィンチ
のように作品から連想されるものが作家へと
繋がります。
作家のスタイルが見えるということは
それだけ作家の表現性が確立されているとも
言えるので美術商を生業にする人からしても
この作家は、作品の表現が安定しているので
声をかけてみようかな?
と、1つの判断基準に当てはまることにもなります。
僕の場合、美術商の方から声を頂くことがありますが、
揃って聞くのは、他の作品にはない力強さと方向性
と言った特徴ですね。
新作を描く場合でも、
「中西さんが描くので審査はいりません」
と言われることが多いです。
特徴を持たせるには、自分がどのような表現
をしていきたいのか?
を、見つける必要があり少しハードルが高い
ように思えますが焦らず探し続けていけば
見えてきます^^
【 自分の作品に対しての悩み 】
今でこそ、自分の表現の方向性を意識し
形にできるようになってきましたが最初から
その感覚があったわけではありません。
僕の場合、展示会で絵を観た際に
嫉妬のような感情を抱いていました。
自分の作品には無くて他の作品にはあるもの
というイメージですね。
悩んだ末に導き出した答えが
作品の方向性でした。
それまでの作品には描写性や
表現スタイルに統一性がなかったので
ユニーク性を持たせることがありませんでした。
【 ユニークさの持たせ方 】
ユニークさを持たせる事で、作家に対し
オリジナリティを抱かせることになるわけですが
その為にはなにが必要なのか?
という所が気になるかと思います。
●モチーフ
絵を描く為のテーマ決めですね。
描く対象が固定されているだけでも
その作家さんのユニークさを定着させやすくします。
植物であったり動物であったりモチーフとなりうる
題材は多いですがその中でも更に絞るとオリジナリティを
持たせやすくなります。
植物なら薔薇、動物なら猫のように細分化して
複数の作品を残していくと、
「この作家さんは、〇〇を描く人だ!」
と、見る人に印象をつけることになります。
モチーフの見つけ方については、
→油絵初心者にオススメするモチーフの選び方のポイント6選!【心像画家が解説】
でもお話しているのでご覧ください^^
●描写性
オリジナリティを定義つけるわかりやすい要素です。
描き方や色の使い方ですね。
僕の場合ですと輪郭を濃い色で覆っているのが
大きな特徴です。
有名どころでいうと岡本太郎さんの絵がありますが
インパクトのある作品が多いですよね。
描き方一つで強い印象を持たせることができます。
独特な描写性を取り入れることで表現力の面白味に
一味も二味も付け加えられるので是非見つけてみて
ください!!
色についても同じ事が言えます。
インパクトのある強い色彩を使うのか
限定された色を多く使う等です。
特に限定された色というのは、
作品をわかりやすく伝える意味もあります。
青なら海、緑なら山景色
抽象的表現の場合でも使う色が定まっていると
統一性を持たせる
といったわかりやすさですね。
あまり難しく考えず自分が好きな色を
使っていくと良いでしょう^^
モチーフと描写性にユニークさを持たせる
ことで他の作家にはない表現だと言わせることが
できるようになります。
【 作家自身の成長 】
ユニークさを持たせることによって
作品の特徴となりそれは、作家さんへの
興味へと変わっていきます。
また、表現の幅を広げ深めることにもなるので
アピールだけではなく作家自身の変化にも
繋がります!!
そこから生んだ作品は、他の作家とは被らない
表現を生み出すことができます。
同じように悩んでいる作家は多いと思います。
僕も過去に生みの苦しみを経てきたので相談
できることもあるかと思います。
お悩みがあればお問合せください^-^
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では今回はこのあたりで!
読んで頂きありがとうございます!!
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