絵を描いても楽しめない!スランプから脱する方法!!
こんにちは、たまには冒険をしたいと思う油絵・心像画家の中西宇仁です!
この記事を見ている方は絵を描き始めてどれくらい経ちますか?
絵と共に生き時間が流れていきますがその生活の中で
作品制作に対し”物足りなさ、心に空洞ができた”
そのような感覚を抱くことはありませんか?
今回は、絵描きとして現状に満足しない要因の1つである”現状維持”についてお伝えしていきますね(^^)
★こういうお悩みを持っている方にオススメ
・最初は楽しかったけど最近、好きな絵が楽しめなくなった
・絵を描き続ける事で意味を見出せなくなった
・ただ絵を描くだけで良いのかわからなくなってきた
など
【好きなだけでは楽しくない?】
この記事を見ている貴方は、絵を描き始めてどれくらいですか?
描き始めの頃は、何もかもが新鮮に映り感覚が呼び起こされるなど、
とにかく楽しんで描いていた方が多いのかなと思います^^
描き進めることで様々なモチーフを試し表現領域広がり画材の使い方にも慣れ色々わかり見えてくるものです。
そんな日々を送る中、ある時を境に今まで楽しく描けていた絵に対し
”物足りなさ”のような感覚が湧いてくる事があります。
その物足りなさが現れた時、それまで好きで描いていた”絵描きの自分に満足しているかどうか?”
僕の場合、8年以上絵を描き続けています。
描き始めの最初の頃は、とにかく見るもの触れるもの、描く物が新鮮で充実感を持って描き進めておりました。
ビンやコップ、果物や野菜などの静物画
狼やマントヒヒの特徴を活かした表現や人の表と裏の感情を表現した宗教画のような作品など
様々なモチーフを描いていました。
描き続ける事でそれに比例し作品数も増えていきます。
部屋の領域が徐々にキャンバスで埋まっていきます。
そんな中、「この作品達をどうしよう、なんで絵を描いているんだろう?」と今まで勢いのあった絵描き生活にブレーキがかかりました。
それから今まで好きで描いていた絵描きに対し脱力感のようなどこか満たされないモヤモヤしたような感覚に入り込みました。
これは、絵描きや趣味の範囲だけでなくあらゆる場面でも起こりうることです。
例えば、料理が好きな人であれば作り始めの頃は多種多様な調味料や調理器具を試すと思います。
上手くできるとその日の食事が楽しくなります。
ただ、作り続ける事で次第に飽きが生じてくることもあるのかなと思います。
ある程度の料理は作ることができるが作れる範囲はその”程度の範囲内”
要は毎回同じような料理で飽きが生じてくる。
興味のある仕事に熱を持っている人であれば興味のある業界に入り、0から様々な事を吸収しそれをスキルとして活かしていきます。
1つ1つのタスクがスムーズに事を運び不自由ない生活を送る事もあるでしょう。
問題なさそうな仕事でもいつもと同じ仕事内容を長く続けることで、どこかのタイミングで”飽き”が生じてくるのではと思います。
(僕の場合、仕事に問題なければそれでOK)
続ける事で好きなだけでは満足しない、という現象はどの分野・場面でも起こり得ると言えましょう。
【なぜ楽しくないの?】
では、なぜ好きなだけでは満足しないのか?
それを探っていきましょう!
(人によっては、自分でもわかっているけど今まで築きあげたものが壊れそうで知るのが怖いと感じられている方もいらっしゃると思います。
無理して読んでも受け皿がなければこぼれて自分に当たって痛いので整ってから読み進めることをお勧めします!)
上記の好きなだけでは満足しない?の項目で述べた通り自分が興味のある事に取り組み続ける事で何かのきっかけやタイミングで”虚無感(虚しさ感じること)”を抱くことがあります。
「マンネリ化」とも言えましょう。
では、なぜ興味があるのに虚しさを感じるのでしょうか?
それは、”慣れている現状を維持しているから”
「現状維持は衰退である」という言葉を耳にされた方も居られるかと思います。
経営の神様と呼ばれたパナソニックを一代で気づき上げた松下幸之助氏が言うには、
「人間は変わることに恐れを持ち変わる事に不安を持つ。
現状に安んずるは即、退歩に繋がる。」
ディズニラーンドの父、ウォルトディズニー氏は、
「ディズニーランドはいつまでも未完成である。
現状維持は後退するばかりである。」
のようにそれぞれ分野は異なりますが言っている事には共通点があります。
その共通点こと”現状維持は衰退する”という事です。
絵を描き始めて間もない頃は、0スタートから動き出す事になるので
現状維持ではなく向上していきます。
初めて筆を手に取った!、絵具を使った!、色を混ぜた!、モチーフを変えてみた!
など、とにかく取り組めば取り組むほど目新しいものに出会っていきます。
グラフで表すと右斜め上へ昇っていく段階ですね。
ただ、このグラフもいつまでもうなぎ昇りではありません。
ある境を経ると横線に変わります。
この横線の状態が「現状維持」となります。
現状維持とは、同じ状況が継続されている期間です。
毎日、朝・昼・夕の食事が同じ味付けのラーメン
毎日着る服が同じ洋服
この状況が続くと食事も外出時の服装も変化がなく飽き、苦痛や悩みに変わっていきます。
その為、この変わらぬ状況を変えていく事が虚無感から脱出する手立てとなります!!
【好きの先にあるもの】
では、この変わらぬ状況から脱するにはどうすれば良いのか?
今までは好きという気持ちがあればそれで絵を描き続けられた。
でも、絵を描き続けていくうちに好きなだけでは満たされなくなった。
この満たされない心境が変わらぬ状況(現状維持)になるわけです。
ならば、”鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス”
という事で”好きの先を見つける”、事で貴方のグラフは横棒から右肩上がりに昇っていきます。
●好きの先とは?
好きの先とは何なのか?
先にお伝えすると、それは・・・
”新たに求めるものを見つける”
です。
ひと言で表すなら「目標」ですね。
今までの説明で「料理・仕事」を例に出しました。
どちらも同じ状況が続く事で虚しさや飽きが発生します。
料理の場合なら、今まで手軽に作れるレベルの調理を続けてきたがそれに対し物足りなさを感じる。
仕事の場合なら、業務遂行上問題はないがいつも同じことの繰り返しで物足りなさを感じる。
と仮定した場合、この状況から脱する為の新たな目標を立てる必要があります。
この目標を立てる時に重要なのが”自分は何処へ向かいたいのか?”を意識することです。
目標とは、言い換えれば終着点・または中間地点といった”到達地点”のことを示します。
旅行で例えた場合、先に決めるのはどこに行きたいのか旅先を決めるのが多いかと思います。
北海道へ行きたいと決めた場合、たどり着くまでの経路を確認します。
確認することでスタート地点から目的地までどのように向かえば良いのかが見えてきます。
その目的地を定めた場合、料理と仕事ではどのように当てはまるか。
料理なら、プロ並みの腕前を身に着けたい!という目的地をみつける。
仕事なら資格取得や新たな事業を立ち上げる等と言った目的地を設定する。
などが例えられます。
では、絵描きの場合次にどのような目標を見つければ良いのか?
今までの説明で絵を描く事に対し虚しさを感じる状況が続いている場合、その状況を変える必要があります。
次のステージへレベルアップする段階です。
そのレベルアップは、僕の経験から言うと自分で見出すしかないのです。
なぜなら絵を描くという表現は、自身の内側からにじみ出るものです。
内情が大きく影響するのが絵画。
その為、人から言われても自分で納得しなければ実にならないわけです。
ですが、その見つけ方の方法が全くなかったらどうすれば良いかわからず悩みは消えません。
僕も描き始めて幾月が経過したあと、何の為に描いているのかわからず生きがいだと思っていた絵に対し
熱を入れることができない時期がありました。
生きがいに対し疑問を抱くと足元から崩れ落ちるような絶望感を抱いておりました。
そこから脱する事ができたのは、その現状維持な状況から脱して”次のステージへ上がれた”からです。
恐らく、このテーマは描き手それぞれによって背景や想いなどが異なる為一概に”この方法なら大丈夫!”
とは言い切れません。
なのでこの記事では、あえて載せはしません。
ただ、それでも絵を描く事に対し何かしらの抵抗感や虚しさなどを抱えてその苦しみから開放されたい、と
思っている方がいらしたら是非、中西までご連絡ください。
絵描きの人は、特に繊細で傷付きやすい人が多いです。一人で抱え込むと本当に苦しいです。
だから一人で抱え込まずにお話して頂けると僕もうれしいです^^
【まとめ】
描き始めの頃は、楽しく描けていたけどある程度絵描きを続けていくと好きなだけでは満たされなくなる。
虚しさ、やりがいを感じないなど低迷期間が続く要因の1つに「現状維持」が考えられる。
現状維持は衰退の一途を辿ることになる。
好きだった絵が好きだという理由だけでは満たされなくなり何を描いても消化不良となる。
描く事が楽しめなくなるとそれは、負担へと変わっていき徐々に筆をとらなくなってくる。
そして、最終的に絵を描く事を辞めてしまう結果となる。
現状維持とは、実は維持ではなく衰退するということです。
衰退しない(下がらない)為には向上(上がる)していく事が重要です。
その為には、”自分が何を求めているのかを見つけ出す”ことが重要となります。
ひと言でい表すと「目標」です。
次のステージへ上がるには、その人に合った導きが必要となるので一般的に決まった方法では、当てはまらないこともあります。
(当てはまることも、もちろんあります!)
僕は、色々悩み続けた結果導き出すことができました。
それがあるから8年以上も描き続けられています。
僕の経験から後ほど記事で挙げようと思います。
挙げる根拠としては、実際にお会いして同じように苦しんでいる作家さんにこのような話をすると
熱心に聞いてくれるからです。
なので自分よがりではなく”貢献できる要素がある”から発信をしております!
相談したいことがあれば中西までご連絡頂けたら時間をかけて伝えさせて頂きます^^
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などもご提供しております。
では、今回はこのあたりで失礼します!!
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