2021-11-08

絵画を飾るには何が必要?壁を傷つけない方法とは!?

おはようございます、なるべくお手製でいきたい油絵×心像画家の中西宇仁です^^

今回は、絵画の飾り方についてお話していこうと思います。

賃貸の場合、壁面を好きにできずレイアウトに悩むところですが
壁面を傷つけずに絵画を飾ることができます。

また、壁面だけではなく立て掛ける事でお手軽に作品を楽しむこともできます^^

室内空間をお手軽に充実できるよう絵画の飾り方をご紹介します!!

【 絵画を飾るシーン 】

絵画は、飾る土台があればそれだけで飾ることができます。

どうせ飾るなら気分よく観たいもの。

絵画を飾る場所について、ご家庭を例をあげていきますね。

①玄関
人の家にお邪魔する時に最初に目に入る空間が玄関です。

人を送り出す・お迎えする場所ですね。

例えば下駄箱など、絵を立て掛ける土台がある場合は
直接立て掛けると良いですね。

壁に掛ける際は、道具を使ってかけます。
( 以降に掛け方についてご紹介しています )

また、風水として玄関に絵画を飾ると運気が上がるとされているようですが
玄関の正面に飾ると運気が下がるようです。

扉の正面ではなく両サイドのどちらかに配置すると良いかもしれませんね。

②リビング

人が集まって食事したりくつろぐ共有スペースですね。

オススメの飾り方としては、人の目線より少し上に絵画を飾ると良いのかなと。

椅子やソファーでお茶を飲みながらくつろぐ時に、見上げた状態の姿勢になることで
解放感が増幅します。

また、目線が同じ位置にはTVや雑貨類など他の物が並ぶ事があるのでごちゃごちゃします。

ごちゃごちゃを回避する為にも、他の物より少し高いところにあると良いですね^^

③寝室

おやすみなさい、おはようと1日が終わり1日が始まる場所ですね。

ここも人が安らぐ所です。

リビングと同様、目線より少し高いところに飾るのも良いですが
小さな絵などをイーゼルなどを使って立て掛け、近くに置くのも良いですよ。

就寝前は、蛍光灯の明かりを少し暗くするとムーディーな雰囲気になりますね。

そんな絶妙な光具合の中で小さな絵を自分の近くに置いておくことで安らぎを得やすくなります。

イーゼルについても、以降のお話でお伝えしますね。

④W.C

人によっては、家の中で一番落ち着くという方もおられるのではないでしょうか。

小さな空間で完全に自分1人だけになれる場所です。

今までお伝えした空間では、絵画を立て掛けて飾ることをお話しました。

ただ、W.Cの場合は立て掛ける土台は他の日用品の置き場スペースになることが
多いかと思うので、ここでの飾り方としては、

壁に掛けて飾ると良いですね。

限られた空間ですので小さめの絵画が良いでしょう。

壁に掛けて飾る方法も以降にご説明しております。
壁紙を傷つけない方法として、ご紹介しているのでご覧ください。

⑤企業などに置く場合

絵画は家だけでなく仕事場でも飾れます。

従業員だけでなく来訪される方や企業イメージアップにも繋がります。

別途、お伝えしているのでご覧くださいませ。
仕事場に絵画を飾る事で企業イメージ・作業品質・印象がUP!!

【 絵画を飾る為の下準備 】

絵画の裏に金具を固定し、両サイドから紐を通し
壁面に掛けやすくする為のセッティングです。

この時に使う金具のことを「 吊り金具 」 と呼びます。

画材屋さんで販売されていますが、
くろがねや等のホームセンターでも置かれています。

とある居酒屋さんに飾られている様子

【 絵画を飾る道具 】

●金具

絵画の飾り方として、一番印象的なのは
壁に掛け飾る姿なのかなと思います。

壁に直接フックを固定し、絵画を掛けます。

簡易的であれば、ご家庭でよく使われているピンを壁に挿し
ピンの頭に直接絵画をかけて飾ることもできます。

花札 蝶と牡丹

金具の参考サイト:楽天市場

また、絵画の裏側に金具を取り付け紐を通せばフックなどに掛けられます^^

●イーゼル

イーゼルは、絵画作成に使う道具としての役割の印象が強いですが
絵画を飾るのにも使われています。

We Are The World

このように小型のイーゼルであれば、場所も取らず安定して作品を
飾ることができます。

作品が複数ある場合は、定期的に入れ替えて席替えすると
新鮮な気持ちになりますよ^^

ネット通販や画材やさんで入手は可能ですが、
勝文堂のように文具が多く揃っているお店にも置かれています。
( 勝文堂のホームページ )

●シンプルに立て掛ける

一番お手軽でシンプル。

棚など、立て掛ける所にかける!

地面と壁があればどこでも置けます。

僕の場合、玄関の窓などに立てかけています。
玄関前なのでお出迎えです。

●自作する

絵画を壁に飾るのが難しい場合は、飾る土台を自分で作るのも
1つの手です。

写真のように板を組み合わせて置く事で十分に土台になります。

また、絵画だけでなくちょっとした置物や植物を一緒に配置することもできる
ので見栄えを楽しめます^^

僕の場合、ホームセンターで板を購入し、
板と板の間に両面テープを貼り固定しています。

シンプルな構造ですが足が2本あればそれだけで土台の役割を果たします。

地震で揺れた時に心配になりますが

” ソフト接着剤 ”

を使うことで定着力を上げています。

( ソフト接着剤については、以降にお話ししますね^^ )

木材同士を両面テープで固定

【 賃貸でも壁を傷つけずに飾れる 】

家持ちであれば好きに装飾ができますが賃貸物件の場合はなかなかそうも
いかないですよね^^;

無機質な壁にうんざりしている方も多いと思います。

そんな方向けに安心して壁を利用できる方法があるのでご紹介しますね。

●ソフト接着剤

接着剤といっても繰り返し貼る事ができるゼリー状の接着剤です。

定番なものでは、引っ付き虫があります。
画鋲を使わずに壁に貼る事ができるので傷つける心配がありません。

大きめなサイズの絵画の場合は、何枚かソフト接着剤を貼るとその分
定着率が上がります。

ただ、人が持ってずっしりする重さのある額縁付き絵画などの場合は
重量オーバーになるので悪しからず。

この接着剤は、簡易的に固定ができるので壁だけではなく立てかけてある品の底
に貼ることで地震が起きた時の転倒防止にも役立ちますよ^^

引っ付き虫の注意点としては、

過去に個展を開催した際、A3サイズ程の薄いキャンバスを壁に貼り付けるのに使用した
のですがボードの歪みから剥がれ落ちる事がありました。
また、冬場の乾燥した季節ですと引っ付き虫が乾燥してしまい粘着性がなくなり剥がれる事も
多かったです。

もし、引っ付き虫を使う場合は極細の張りを壁に打ちつけ、絵画を支える土台にすると良いですよ。

参考:楽天市場

あともう1点。

両面テープを直接壁面に貼るのは、NGです。

剥がす際に、壁紙までごっそり剥がしてしまいます。

僕はこれをやって、引っ越し時に修繕費がかさみました・・・

●粘着フック

ソフト接着剤の進化版とでも言うのでしょうか。
粘着シートにフックが付いた優れものです。

裸の絵画であれば、直接フックに掛ける事ができますし
絵画の裏に金具で紐が通されているのであれば紐をフックにかけて掛けることもできます。

また、重さについてはソフト接着剤と同様極端に思い絵は剥がれてしまいますが
粘着フックの数を増やせばその分、重量が各フックへ分散されるので飾り易くなります。

参考サイト:楽天市場

●極小さな穴でも良ければハイパーフック

こちらもフック形状となる道具です。

壁に穴をあけて固定するタイプになりますが、
穴の大きさが小さく目立ちません。

針を斜めに挿しているので粘着系に比べると支える力が強いです。

参考サイト:楽天市場

【 絵画を飾る際に生じる角度 】

絵画を壁に掛ける際、絵が斜めになり見栄えがイマイチになることがあります。

絵画をフックなどに掛けた際に上部と下部の間に隙間が生じる為です。

上記で説明した粘着性のある軽い接着剤であればピシっと貼り付けることが
できるのですがフック掛けの場合は、絵画に対し少し工夫が必要になります。

●絵画にちょっとした工夫

絵画の裏面に土台を付けてあげれば良いのです。

壁面に対し、絵画の上部と下部との間に不均衡な隙間があるから斜めになってしまうので
その不均衡な隙間を均等にしてあげると真っ直ぐ綺麗になります。

絵画の裏面の下部に、発砲スチロールやスポンジなど、加工しやすい
クッション材になりうる素材を真四角に切り取り貼り付けます。

クッション材の奥行は、絵画上部~壁面の間に空いている隙間の長さで取ると
不均衡な隙間がなくなります。

このクッション材は、上記で説明した接着剤でも良いですし両面テープでも良いです。

ご家庭によっては、発砲スチロールがない
丁度良いスポンジがないという所もあるかと思います。

要は、隙間を埋める事ができれば何でも良いので

例えば、ダンボールを隙間幅に切って、ガムテープなどで真四角になるよう貼り
両面テープなどで固定するだけでも良いです。

【 それでも直接壁に貼るのが心配 】

安全に壁面に定着できる素材があるとはいえ、
それでも直接壁に貼るのはちょっと・・・

と思うのも確か。

便利なものはあるものですね。

” 剥がせる壁紙 ”

というのがあります。

賃貸物件をリスクなくリフォームしたいという方に向けて生み出された
お手軽壁紙です。

シールのように貼れ、洗浄液をつかって綺麗に剥がすことができるようです。

( 参考サイト:https://www.reform-myhome.com/fs/reformmyhome/c/rilm )

元々ある壁面に、この剥がせる壁紙を貼りその上から接着して絵画を飾ると
ダメージを与えずに済みます^^

絵画は、土台と支えとなる壁があればどこにでも置けます。

住居・職場・病院・施設等など人の目につくところに置く事で、
癒し・活力・安らぎなど心身へ影響を与えます。

殺風景な室内を華やかにし、その場にいる人達に無意識に良い影響を与えます。

難しい事でもないのでこれを機に華を飾ってみてはいかがでしょうか^^

では、今回はこのあたりで!
読んで頂きありがとうございます!!

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