2024-02-02

ストレスの発散方法について!絵を描いて解消!!

おはようございます、油絵×心像画家の中西宇仁です。

今回は、ストレスとの関わり方 解消と対策について
アートを通じた内容でお話していこうと思います。

ストレス解消をする為には、その場限りではなく継続した発散を
することで慢性的なストレスを解消することが出来ます。

アートを用いた心療方法は国内外で研究がされ実施されています。
世界から見たアートの期待効果と僕個人が体感している事を織り交ぜて
ストレスとの向き合い方についてお伝えしていこうと思いますので
1つの意見としてご覧頂けたらと思います!!

【 ストレスの影響 】

人間、社会生活を送っていると良い事もあれば悪い事にも触れ生きていきます。
バランスが保たれていれば安定した生活を送ることができますが
このバランスが崩れてしまうと学校、仕事、趣味など生活全般が成り立たなくなり
自身にとって重荷を背負ってしまう可能性もあります。

いまいちど、ストレスが心身に与える影響について振り返ってみようと思います。

●ストレスの影響を受けている割合

厚生労働省の調査では、ストレスを感じなんらかの影響を受けている割合が
10代~60代以上で5割以上に上るというデータがあります。
(参考資料:ストレス評価に関する調査研究報告書-厚生労働省

時代の変化と共にメンタルが心身に与える影響はメディアや体験談などを通じ
認知が広がりまた、心のメンテナンス等のニーズも高まりつつあります。

ストレスと聞くと成人が受ける印象がありますが児童や学生などの未成年も
様々な要因から精神上の負担を受け何らかの影響を受けている事例も増えつつある
のかなと思えます。

●ストレスの影響

ストレスを受ける事で起こり得る悪影響は、身体と心で分けられます。

身体:頭痛、腹痛、肩こり、円形脱毛症や胃潰瘍など
心 :焦燥感、不安感、不眠、うつ病など

ストレスが蓄積すると心身の影響だけでなく暴飲暴食や人や物に当たる、
喫煙本数の増加や身の回りの炊事等が出来なくなるなど生活習慣の乱れにも
繋がってしまいます。

僕もストレスには敏感な方で昔はよく腹痛になり電車に乗るのが怖くなったり
うつ病を発症し基本的な生活がままならなくなった事が過去にありしたね。

ストレスは人により大なり小なりありますが解消できずに蓄積していくと
自己処理できずに仕事や勉学、趣味など様々な取り組みが困難になり苦しい日々を
送ってしまう可能性があります。

●ストレスを解消する為に

安定した生活を送る為には負の要素であるストレスを上手く解消し回避する必要があります。
この方法は人それぞれの考えやネットなどで調べれば出てきますが個人的には、
「 その時限りではなく継続し生きる方向性を見つける 」事が重要なのかなと思います。
僕の場合、その方法が絵を描く事でストレス回避と解消に繋がっています。

その時だけの発散はストレス解消に有効ですが常に絡み続ける要素なのでため込まない術を持つと心身の平和が続くのかなと思いますね。

僕は画家でありこのHPのブログもアート関連についての情報発信をしているので
ここから先は、アートを通じたストレス解消と回避についてお話しますね。

【 研究と実体験 】

ストレス解消法の1つにアートを活用した方法があります。
日本では、臨床美術、絵画心療、アートセラピー等で呼ばれていますね。

国内・海外共に大学や医療機関などで研究がされ病院やリワーク施設等では
実際にアートを取り入れた療法が活用されていますね。

実際に僕も過去にリワーク施設でアート心療プログラムに携わる機会がありました。
色鉛筆やクレヨン等、簡単な画材で絵を描いたり雑誌のページを切り抜いて貼り絵に
する内容でした。

アートには、色や形などからリラックス効果やインスピレーションを掻き立てる効果
など特に精神に影響を与える役割
もあります。
下記記事に効果について載せているので参考にしてみてください。

関連記事:まとめ(心身への影響について)

●実体験

僕は、ストレスに強いか弱いか分けると弱い方です。
過去には朝の通勤電車に乗った途端に腹痛になったり片頭痛にもなりました。
酷い場合は、通院をする程精神上の負担が大きく仕事もできず日常生活に支障を及ぼす
頃もありました。

夜勤体制の仕事をしていた頃は、明けがプライベートの時間でしたが
疲労感もありなかなか日中活動が出来ない時期がありました。

そのような状況の中、短時間でも作品制作を進めると体のダルさや眠気は意識から外れ
作業に集中した結果、気持ちが軽くなりました。
そうなると肉体も制作に取り掛かる前に比べると軽くなりリフレッシュに繋がりました。

僕の場合は、絵を描く事でその効果を得ましたが創作は自身の神経やメンタルを落ち着かせ
穏やかな気持ちにさせてくれるもの
だと思います。
(追求した場合は相応の葛藤はありますけどね)

ガッツリ本格的ではなくともシンプルな画材で外出がてらに描いても良いわけです。
食事やお酒を飲みながら横で描くでもお子さんがいればついでに一緒に描いても良いのです。

作業に取り掛かれば余計な事を考える事なく集中して進める事ができるので
色や形に触れ癒されたり進める分完成に近づくので達成感を得ることもできます。

これらを継続することで日々の生活の中で充実感を育むことになるわけです。

関連記事:気分転換のキッカケ!お気軽にお絵かき!!

【 充実感を得る 】

ストレスが溜まり続けると心身に悪影響を及ぼします。
それを回避する為にストレスの解消が必要となりますが
その場限りで解消できたとしてもまた溜まり始めるので
ストレスを溜め続けないよう継続的な解消が必要となります。

その為に必要な要素が「 充実感を得る 」

僕が思う充実感とは、
” 定期的に取り組む事 ”
なのかなと思います。

体調がイマイチで気が向いた時だけやりたい事をやった場合、その時は
気分転換になりますがその後、取り組む予定が決まっていなければストレス
は溜まり続ける一方でいざ何かをやろうとしても思うように動けず解消ができない
なんて事もあり得えます。

それを回避する為には、趣味や楽しみに定期的に触れ都度ストレス発散していく
事が重要です。

アートの場合、作るモチーフによって作業工程や時間が掛かる為
継続して進める事になります。

僕の場合、油絵を中心に描いているのですが描き込みをしたり絵の具の
乾燥を促すなど作業方法や時間を要します。
作品の完成まで相応の時間を要するので定期的に描く必要があります。

人により感じ方は様々ですが日々描く人やお絵描き体験等で聞く共通する声としては
「 無我夢中で取り組める 」
というものですね。

僕も疲労感や眠気、気が重いなど不調な時でも作業に入るようにしています。
集中するとそれまでの負の感覚を忘れ好奇心や面白み等の幸福感が増えてくるので
結果、横なって休むより着手した後の方が調子が格段に良くなりますね。

絵は自分が手を加えれば加える程、形や色が変わっていき表現性を密にすることができます。
特に色には癒し効果や活発性向上などの効果もあり続ける程意識を集中することができるので
余計な事を考える事もありません(軽減される)

描き込めば描くほど完成形に近づくので途中経過だとしても達成感を得られやすいです。
また、この後どのように変わるのかな~?というワクワク感も控えていますね。

「 達成感を定期的に得る事が慢性的なストレス解消 」 に繋がるのだと僕は思います。

アートは、社会が設定した価値ではなく自分自身がゼロから育み唯一の存在価値を生み出す
事ができます。
それは成績や評価に依存する事なく自分自身の軸を作ることができる要素もあります。
その話を下記でしていきますね。

●支えになる 

ストレス対策の対応として解消がありますがそれでもストレスを受け続けると
心が弱って自信を無くしてしまうこともあります。

そうならない為のストレス対策として、
” 自己肯定感の向上 ”
がポイントになります。

例えば学校や仕事では成績が基準となります。
勉強や業務の進め方を工夫する場合は思考性等が必要となります。

これらを満たせていれば良い流れに乗ることができるのかなと思いますが
いくら練っても理不尽な事で自分を抑えつけられてしまう事も現実にあります。
「自分はダメな人間なんだ・・・」と自分を許せなくなったり心身ともに疲れ果てて
しまい何もできなくなってしまう
ケースは非常に多いのかなと思います。

そうならない為に自身の中に支えとなるものがあると踏ん張れるようになるわけですが
その為には、自信が必要です。

僕はそれを絵を描く事で得る事ができました。
絵は、社会が定義した基準に縛られずオリジナルの作品を生み出すと同時に
自身の価値観を作り出す事にも繋がります。

楽しさのような幸福感も得られたので「 自分には絵がある 」 という
支えが生まれました。

支えがあれば周りから何と言われようが適切な評価はされずに不満があろうが立ち直る事ができますし
絵を描く、アートに触れる事でリフレッシュになり自信と価値観の構築に繋がりました。

一言で表すと「 自律度の向上 」ですね。
辞書で自律を調べると
「自分で自分の行ないを規制すること。外部からの力にしばられないで自分の立てた規範に従って行動すること。」
という意味のようです。

【 まとめ 】

ストレスを溜めすぎると心身に悪影響を及ぼし肉体だけでなく精神疾患など
生活に支障が出る可能性が誰にでもあります。

そうならない為には、ストレスの解消が必要になりますが単発な発散だけではなく
継続した発散をする事で慢性的なストレス解消に繋がります。

ストレスを抱える要素として、成績基準を満たせなかったり理不尽な事に押し付けられる
など様々ですがそのような心境の中、立ち直る為には支えが必要です。

アートの場合、色や道具、完成象に近づけば近づく程面白み、やりがいがあり達成感を得られます。
完成までの期間があり継続した取り組みが必要なので定期的なストレス解消に繋がると共に
充実感を得やすい分野です。

続ける事で自分だけの価値観や作品を生み出し誰にも侵されない自信を得る事で
ストレスに負けない自分を作り出すことが出来るのだと体感してます。

参考記事:初心者が絵を描くときに必要な事は!?画材選び?揃えるには?場所は?
     気分転換のキッカケ!お気軽にお絵かき!

最後まで読んで頂き誠にありがとうございます!
ストレスと良い付き合い方が見つかりますように^^

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