自殺願望から脱したきっかけ。それは、絵を描き始めた事
おはようございます、油絵×心像画家の中西宇仁です^^
この記事では、僕が絵を描き続けてきた中で自分が何を表現したいのか?
” 方向性を見つけるまで ”
の話をしていこうと思います。
僕は、今まで生きてきた中で自殺を考えるほど辛い時期を迎えていたことがありました。
それまで、アートや絵に触れることもありませんでした。
その辛い時期を脱することができたのが絵を描く事なのですが
今回は、そのきっかけをお話していこうと思います。
絵を描くことに触れる前の話は、こちらです。
→絵を描く前は辛かった!自殺願望から脱したお話しその1
【 この記事シリーズの概要 】
油絵は、8年以上描いています。
” 心像画家 ” とうたっているだけ
人が感じ取る(心)なにかを像(形)として表現しています。
今では、自分が何を描いていきたいのか?
” 方向性 ”
を意識し、独自の世界観を表現できるようになってきたと自負しています。
僕の作品を見て、
「
エネルギーを感じる
不思議な気持ちになる
インスピレーションを感じる
暖かい気持ちになる
色彩の勉強になる
」
など、とても嬉しいご感想をいただきます。
展示会のお誘いや美術冊子、アート関連のサービスなど様々なお声がけを頂けるようになりました。
表現を追求することで自身と見つめあう事が増えます。
ただ、画力が上がるだけではなく人としての成長もあります。
物事の見方や感じ方も多種多様に変化します。
絵を描く事と出会わなければ今の自分はないし、ただ表面的なものに流される人生を送っていたと思います。
このような僕ですが最初から自分が表現したい方向が見えていたかというとそうではありません。
今の作品と油絵を始めた頃の作品と比べると別物です。
世界観を見出すまでには、葛藤や悩みの日々でした。
好きで生きがいであった絵を描くことに対しても、
” 楽しめない、辞めて楽になりたい ”
と、思うこともありました。
絵描きとしての ” 低迷期 ” ですね。
そこからどうやって道筋が見えるようになったのか?
その道筋を辿った結果、今日へと繋がります。
その過程のお話をしていこうかと思います^^
【 絶望から脱するきっかけ 】
前回の記事では、アートに触れる前の今まで生きてきた中での
” 低迷期 ”
の話をしました。
仕事に追われ眠れなかったり腹痛が頻繁に起きる。
思考も低下し、生きる気力がなくなる。
「 楽になりたい・・・」
と思う日々。
そんな日々から脱するきっかけとなったのが、
職場の方からお誘い頂いた
” アートセラピー ”
の体験でした。
アートセラピーがどういうものか?
について、別途まとめているのでご一緒にご覧ください^^
→ 【癒し】生きるのに疲れている人へ。心像画家が勧めるアートセラピー♪
当日は、アトリエ内で行いました。
僕と誘って頂いたかた2名 + 他の参加者さんが数名 + 先生の少数グループです。
1つのテーブルに集まって行うのですがテーブル上には様々な画材が豊富にありました。
小物屋さんのようで見ているだけでも目の保養でした^^
このアトリエでは、色鉛筆やクレヨン、切り絵で使う折り紙などお子さんでも扱えるものがメインでした。
「 難しく考えずラクに描いてください^^ 」
と、先生がおっしゃるもそんなすぐには描けないもので(^^;
とりあえず画材を手に取り適当に簡単な〇を描いて色を重ねていきました。
最初は緊張とぎこちなさで実感がなかったのですが気づくとそのガチガチも和らぎ
気づくと2時間ほど経過していました。
描いている間も描く事に集中し、余計な事が浮かばなかったのを今でも覚えていますよ。
参加中の詳細は、生きるのが辛い人へ!心を軽くする為のお絵かき♪アートセラピーの体験からその後について
に載せているのでご覧頂けたらと思います。
このアートセラピーに参加するまでは、日々の仕事に追われ落ち着く時間がありませんでした。
やっとの休日になっても、また来週から仕事だと気持ちは軽くならず休まることもなかなかできませんでした。
1週間のうち、大半を仕事や辛い気持ちが占めていたわけです・・・
頭痛はするわ腹痛になるわ、理解力は低下するわ・・・
そんな生きているのか死んでいるのかわからない日々を続けていたところで、
無心になれる時間を久しぶりに感じました。
セラピー後もプライベートで画用紙にお手軽な画材を使って絵を描き続けました。
描いている間は、無心になりひと段落つくと達成感や心が落ち着きました。
幼少時では、クリエイティブに触れていましたが成人してからはアートに興味を持つことがなく
多忙な日々を送っていました。
アートセラピーというきっかけに触れた事で油絵を始めることになります。
・・・
僕は油絵を8年以上描いています。
その油絵を始めたきっかけがこのアートセラピーの参加でした。
その絵を描くきっかけに出会わなければ今の僕は無かったです。
環境を変えたり思考を変えることもなく
真っ暗闇で足元は泥沼の道を変わらず歩んで不幸な人生を積み重ねていたと思います。
その泥沼から抜け出せたのがアートです。
物事には、点と点が繋がり結果が生まれます。
その結果も点となり先が生まれます。
今回のようなお話は、点と点を繋げていくことで
見えてくる内容なので隅まで読むことで意味がある話ですので
マイペースに読んでいただけたら幸いであります。
次回は、いよいよ油絵を描き始めてからのお話をしていこうと思います。
楽しく描けていた油絵がいつしか、楽しめなくなりそこからどう変わっていったのか?
絵を描くうえで最初の壁といえる要素となりますのでお楽しみに!!
コメントを残す